TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025139295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038144
出願日2024-03-12
発明の名称複合顔料
出願人東洋アルミニウム株式会社
代理人個人,個人
主分類C09C 3/08 20060101AFI20250918BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】黄味が少なく白味に優れた白色系複合顔料を提供する。
【解決手段】複合顔料は、フレーク状の金属顔料と、金属顔料の表面の少なくとも一部に付着した粒子状の白色の無機蛍光顔料とを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
フレーク状の金属顔料と、
前記金属顔料の表面の少なくとも一部に付着した粒子状の白色の無機蛍光顔料とを含む、複合顔料。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記無機蛍光顔料は、
リン酸塩、ケイ酸塩、アルミン酸塩、タングステン酸塩、金属酸化物および金属硫化物から選ばれる少なくとも1種によって形成される母体結晶と、
前記母体結晶に導入されたIn、Tl、Sn、Pb、Sb、Bi、Cr、Mn、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびCeから選ばれる少なくとも1種の元素とを含む、請求項1に記載の複合顔料。
【請求項3】
前記無機蛍光顔料は吸着材との共存下で前記金属顔料の表面の少なくとも一部に付着しており、
前記吸着材は、アミノシランカップリング剤、多価カルボン酸、および、多価アミンからなる群から選択される少なくとも1つを含む、請求項1に記載の複合顔料。
【請求項4】
表面の少なくとも一部を被覆する保護材を備え、
前記保護材は、少なくとも1個の重合性二重結合を有するモノマーおよび/またはオリゴマーをラジカル重合させた樹脂を含む、請求項1に記載の複合顔料。
【請求項5】
表面の少なくとも一部を被覆する保護材を備え、
前記保護材は、Al、Si、Ti、Cr、Zr、Mo、およびCeからなる群から選択される少なくとも1つの元素の酸化物および/または水酸化物を含む、請求項1に記載の複合顔料。
【請求項6】
前記金属顔料の表面に付着した着色顔料を含む、請求項1に記載の複合顔料。
【請求項7】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の複合顔料と、
着色顔料とを含む、顔料混合物。
【請求項8】
請求項1から請求項6までのいずれかに1項に記載の複合顔料を含む、樹脂組成物。
【請求項9】
請求項7に記載の顔料混合物を含む、樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的には複合顔料に関し、特定的には白色系複合顔料に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
意匠性に優れるメタリック感を有する着色金属顔料としては、金属顔料に着色顔料を付着させたものが従来公知である。着色金属顔料において、金属顔料に付着させる着色顔料としては、ジケトピロロピロール系、キナクリドン系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、縮合アゾ系、スレン系、ペリノン系、ペリレン系、フタロン系、フタロシアニン系等の有機顔料あるいは酸化鉄、カーボンブラック等の無機顔料が使用されている。
【0003】
例えば、WO2014/050893号公報(特許文献1)には、メタリック顔料と着色顔料と2個以上のカルボキシル基を有する第1化合物と1個以上のアミノ基を有する第2化合物とを含み、着色顔料は第1化合物および第2化合物の共存下でメタリック顔料の表面に付着している着色メタリック顔料が記載されている。
【0004】
また、特開2014-189579号公報(特許文献2)には、金属等で構成されたフレーク状基材と、その表面に付着した粒子の形状を呈する、酸化チタン等の第1白色顔料とを含む複合白色顔料と樹脂とを含む下地隠蔽塗料が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開WO2014/050893号公報
特開2014-189579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された複合顔料では、白色の着色顔料を用いた場合、白味が増すと黄味も増幅する傾向がある。
【0007】
したがって、本発明の目的は、黄味が少なく白味に優れた白色系複合顔料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に従った複合顔料は、フレーク状の金属顔料と、金属顔料の表面の少なくとも一部に付着した粒子状の白色の無機蛍光顔料とを含む。
【0009】
このようにすることにより、黄味が少なく白味に優れた白色系複合顔料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の複合顔料について具体例を交えながら詳細に説明する。なお、本発明は以下に示される実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で各種の変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ベック株式会社
被覆材
2か月前
日本化薬株式会社
インク
1日前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
株式会社日本触媒
インクセット
10日前
日本化薬株式会社
インク組成物
1日前
関西ペイント株式会社
塗料組成物
1か月前
ぺんてる株式会社
水性インキ組成物
2か月前
株式会社リコー
インクセット
3か月前
東ソー株式会社
ゴム用接着性改質剤
3か月前
東亞合成株式会社
硬化型接着剤組成物
3か月前
東亞合成株式会社
硬化型接着剤組成物
3か月前
シヤチハタ株式会社
油性インキ組成物
1か月前
東ソー株式会社
土木用注入薬液組成物
2日前
アイカ工業株式会社
光硬化型圧着組成物
1か月前
AGC株式会社
液状組成物
2か月前
大日精化工業株式会社
顔料分散液
19日前
東ソー株式会社
土質安定化注入薬液組成物
24日前
マクセル株式会社
粘着テープ
1か月前
東ソー株式会社
土質安定化注入薬液組成物
24日前
ハニー化成株式会社
防反射処理剤
2か月前
株式会社呉竹
絵具
1か月前
artience株式会社
粘着剤及び粘着シート
2か月前
ハニー化成株式会社
親水防汚処理剤
2か月前
ユニチカ株式会社
易接着フィルム、および積層体
29日前
ダイキン工業株式会社
耐油剤
1か月前
ダイキン工業株式会社
耐油剤
1か月前
東洋アルミニウム株式会社
複合顔料
1日前
アイカ工業株式会社
ポリマー被覆粒子の製造方法
2か月前
ダイキン工業株式会社
組成物
1か月前
ダイキン工業株式会社
組成物
1か月前
ウォールボンド工業株式会社
壁紙の剥離方法
3か月前
三洋化成工業株式会社
粘着剤主剤及び粘着剤組成物
2か月前
artience株式会社
印刷インキおよび印刷物
2か月前
ノリタケ株式会社
インクジェットインク
1か月前
ニッタ・デュポン株式会社
研磨用組成物
24日前
積水化学工業株式会社
仮固定粘着テープ
17日前
続きを見る