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公開番号2025132442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030007
出願日2024-02-29
発明の名称画像処理装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250903BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】不吐出の数が多い場合であっても、白スジが目立たない画像補正を行うことができる。
【解決手段】インクジェットの複数のノズルを主走査方向に複数の領域に分割する分割部26と、分割部26により分割された領域とインクの色とに基づいて、優先順位を定めた優先順位テーブルを記憶する記憶部40と、ノズルパターンデータに基づいて印刷された媒体から読み取られた画像データから不吐出ノズルを検出する検出ぬ22と、検出部22により検出された不吐出ノズルの数が所定の閾値以上の場合に、画像データと、優先順位テーブルとに基づいて、閾値分の不吐出ノズルを補正対象として抽出する抽出部23と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
インクジェットの複数のノズルを主走査方向に複数の領域に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された領域とインクの色とに基づいて、優先順位を定めた優先順位テーブルを記憶する記憶手段と、
ノズルパターンデータに基づいて印刷された媒体から読み取られた画像データから不吐出ノズルを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された不吐出ノズルの数が所定の閾値以上の場合に、前記画像データと、前記優先順位テーブルとに基づいて、前記閾値分の前記不吐出ノズルを補正対象として抽出する抽出手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記優先順位テーブルは、
前記分割手段により分割された領域のうち主走査方向中央への距離と前記インクの色の目立ち易さとに基づいて生成された
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記優先順位テーブルは、
前記分割手段により分割された領域のうち、前記インクの色の目立ち易さを示す色優先順位がNである色の中央部における前記優先順位が、前記色優先順位がN-1である色の端部における前記優先順位より高くなるように生成された
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記抽出手段は、
前記優先順位が同一の場合は、主走査方向における中央からの距離が短い方の前記不吐出ノズルを優先して補正対象として抽出する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置に係り、特に、不吐出の数が多い場合であっても、目立たない画像補正を行う画像処理装置に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
画像データに基づいて、搬送される用紙に対してインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出して印刷を行うライン型のインクジェット装置が良く知られている。
【0003】
このインクジェット装置においてノズルの不良などでインクが一時的に吐出されない不吐出が発生すると、印刷画像に白スジが生じる。
【0004】
特許文献1には、ライン型ヘッドのインクジェット印刷機において、ミスファイヤ検出パターンを印刷し、それをスキャナで読み取って自動的に不吐出のノズル位置を検出する技術が開示されている。
【0005】
ミスファイヤ検出パターンは、1ノズルに縦罫線1つを構成し、ノズル番号が1つ大きくなると1段下がる位置に縦罫線を描画し、規定数M段に到達すると0段から印字するパターンである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第7143653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示されたノズル位置を検出する技術では、段ごとに左端から右方向に走査し、縦罫線を検出するごとにカウントアップし、そのカウント値と座標と不吐出の有無を記憶する。そしてミスファイヤ情報(色番号、ヘッド番号、ノズル番号)を不揮発性メモリに記憶する。印刷時には記憶されたミスファイヤ情報から不吐出ノズルの両隣りのノズルのインク量を増やすことで白スジを目立たなくする。
【0008】
そのため、不吐出の数が多いと、その分、ミスファイヤ情報のデータ量が大きくなる。
【0009】
しかしながら、ミスファイヤ情報を記憶する不揮発性メモリの容量は有限であるため、全てのミスファイヤ情報を記憶することは困難であった。
【0010】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、不吐出の数が多い場合であっても、白スジの発生する画素に対する優先順を定めることで、白スジが目立たない画像補正を行うことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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