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公開番号
2025127003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023448
出願日
2024-02-20
発明の名称
ワイピング装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250825BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】簡易な構成によってインク受け部からのインクの跳ねを防止することができるワイピング装置を提供する。
【解決手段】複数のインクジェットヘッドのインク吐出面をワイプする複数の第1のワイプブレード80Aと、複数の第1のワイプブレード80Aが収容され、第1のワイプブレード80Aによるワイプによって落下したインクを受けるインク受け部46と、インク受け部46内において、複数の第1のワイプブレード80Aが配列された列をその列に直交する方向に移動させるワイパ駆動部48と、インク受け部46の底面を摺動可能に設けられた第2のワイプブレード90であって、第1のワイプブレード80Aの列と所定の角度をなしてその角度を保持しながら第1のワイプブレード80Aの列とともに移動する第2のワイプブレード90とを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のインクジェットヘッドのインク吐出面をワイプする複数の第1のワイプブレードと、
前記複数の第1のワイプブレードが収容され、該第1のワイプブレードによるワイプによって落下したインクを受けるインク受け部と、
前記インク受け部内において、前記複数の第1のワイプブレードが配列された列を該列に直交する方向に移動させるワイパ駆動部と、
前記インク受け部の底面を摺動可能に設けられた第2のワイプブレードであって、前記第1のワイプブレードの列と所定の角度をなして該角度を保持しながら前記第1のワイプブレードの列とともに移動する第2のワイプブレードとを備えたワイピング装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第2のワイプブレードの一方の端部が回動可能に固定される請求項1記載のワイピング装置。
【請求項3】
前記複数の第1のワイプブレードと前記第2のワイプブレードとが設けられた取付部を備え、
前記第2のワイプブレードが、前記複数の第1のワイプブレードよりも前記インク受け部の底面側に配置された請求項1記載のワイピング装置。
【請求項4】
前記第2のワイプブレードの一方の端部が、前記取付部の一方の端部に回動可能に接続され、
前記第2のワイプブレードが、前記取付部の一方の端部で回動して前記取付部の移動に追従して移動する請求項3記載のワイピング装置。
【請求項5】
前記第2のワイプブレードの他方の端部と前記取付部の他方の端部との間にひも状の留め具が設けられ、前記留め具の長さによって前記所定の角度が規制される請求項4記載のワイピング装置。
【請求項6】
前記第2のワイプブレードが屈曲部を有し、
前記屈曲部で屈曲することによって、前記第1のワイプブレードの列と第2のワイプブレードの端部との距離を所定の範囲内に規制する請求項1記載のワイピング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェットヘッドをワイピングするワイピング装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、紙またはフィルムなどからなる印刷媒体を搬送しつつ、インクジェットヘッドから印刷媒体に対してインクを吐出して印刷を施すインクジェット印刷装置が提案されている。
【0003】
インクジェット印刷装置においては、インクジェットヘッドのインク吐出面にインクが固着したり、印刷用紙から発生した紙粉などのゴミが付着したりすることがある。インク吐出面にインクが固着したり紙粉が堆積したりした場合、ノズルからのインクの吐出方向の乱れや不吐出などの吐出不良が発生することがある。
【0004】
このような吐出不良を低減するため、インクジェットヘッドのノズルからインクを強制的に吐出させる、いわゆるパージを行った後、ワイパによってインク吐出面をワイピングするクリーニング動作が知られている。このクリーニング動作によって、インク吐出面に固着したインクとともに、インク吐出面上のゴミがワイプブレードにより除去される。
【0005】
そして、ワイプブレードによって除去されたインク等は、ワイパブレードの下方に設けられたインク受け部によって受け付けられて貯留される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-101594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、クリーニング動作の際、インク受け部は、インクジェットヘッドの下方に水平状態で配置されるが、ワイピングを終了した後は、インクジェットヘッドの下方から退避位置に移動する。この際、インク受け部は、できるだけ省スペースで収納するため、鉛直方向に立ち上げて向きを変えて収納され、インク受け部に貯留されたインクは、インク受け部に設けられたドレインに向けて流れて排出される。
【0008】
しかしながら、このようにインク受け部を水平状態から鉛直方向に立ち上げた状態に移動させた場合、移動速度が速かったり、移動の途中で一時停止しなければ、インク受け部のインクが飛び跳ねてしまい、装置内が汚染される問題がある。
【0009】
インク受け部の移動速度を遅くしたり、移動の途中で一旦停止した場合には、メンテナンス時間が長くなり、生産性の低下を招く。また、廃液機構を別途設けるようにした場合、複雑化したり、大型化するおそれがある。
【0010】
なお、特許文献1においては、各インクジェットヘッドのキャップの底面を摺動するワイパを設けることが記載されているが、インク受け部をワイピングする機構については何も提案されていない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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