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公開番号2025135621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033445
出願日2024-03-06
発明の名称包装物
出願人理想科学工業株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類A41H 33/00 20060101AFI20250911BHJP(衣類)
要約【課題】被印刷物の表裏両方の印刷を簡単に行うことができる包装物を提供すること。
【解決手段】包装物1は、折り返し可能な被印刷物10と、この被印刷物10を保持する折り返し可能なシート20とを備える。被印刷物10は、この被印刷物10の表面の一端側で裏側から表側に折り返されている。シート20は、被印刷物10が折り返されて、表面の一部分と裏面の一部分が露出した状態で被印刷物10を保持する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
折り返し可能な被印刷物と、当該被印刷物を保持する折り返し可能なシートとを備える包装物であって、
前記被印刷物は、当該被印刷物の表面の一端側で裏側から表側に折り返されており、
前記シートは、前記被印刷物が折り返されて、前記表面の一部分と裏面の一部分が露出した状態で前記被印刷物を保持する
ことを特徴とする包装物。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記被印刷物は、
前記表面に平行な第1方向における前記一端側で裏側から表側に折り返された第1折り返し部分と、
前記被印刷物の前記表面に平行で且つ前記第1方向に直交する第2方向における両端側で表側から裏側に折り返された第2折り返し部分及び第3折り返し部分とを有し、
前記シートは、
前記被印刷物の前記表面よりも裏側で且つ前記第2折り返し部分及び前記第3折り返し部分の表側において、前記第1方向における他端側から、前記第1方向に前記第1折り返し部分の手前まで挿入された被挿入部分と、
前記被挿入部分と一体に設けられ、当該被挿入部分の前記第1方向における前記他端側で前記被挿入部分の裏側に折り返され前記被印刷物を保持するベース部分とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の包装物。
【請求項3】
前記ベース部分は、前記被印刷物とは前記第2方向の両側に同じ長さの隙間を隔てた位置に設けられ前記第1方向に直線状に延びる1対の両側目印部分を有する
ことを特徴とする請求項2記載の包装物。
【請求項4】
前記1対の両側目印部分は、前記ベース部分に設けられた1対の両側目印孔である
ことを特徴とする請求項3記載の包装物。
【請求項5】
前記シートは、少なくとも前記被挿入部分の前記第2方向における中央に設けられ前記第1方向に直線状に延びる中央目印部分を有する
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項記載の包装物。
【請求項6】
前記中央目印部分は、前記シートに設けられた中央目印孔である
ことを特徴とする請求項5記載の包装物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、折り返し可能な被印刷物と、この被印刷物を保持する折り返し可能なシートとを備える包装物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷を手早く行うため、被印刷材の印刷が施される部分を平坦な状態で保持する板状部材を備え、被印刷材の印刷範囲の部分が開口した包装物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-152446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣服に直接印刷を行うDTG(Direct to Garment)プリンタでシャツに印刷を行う場合、上述のように印刷範囲の部分が開口した包装物を用いることで、そのまま包装物をDTGプリンタにセットすることができる。
【0005】
しかし、例えば、シャツ等の被印刷物の表面及び裏面の両方に印刷を行う場合、片面の印刷が終了した後に改めて被印刷物を裏返してプリンタにセットし直さなければならない。特に、上述の包装物を用いる場合には、印刷が終了した後に梱包を解いてから改めて被印刷物をプリンタにセットすることになる。そのため、被印刷物をプリンタにセットする作業スキルも必要になる。
【0006】
また、被印刷物への印刷後には乾燥工程も行われるため、印刷箇所ごとに印刷工程及び乾燥工程を連続して行うことになる。更には、印刷箇所を変更する度に被印刷物の印刷データの準備も必要になる。
【0007】
本発明の目的は、被印刷物の表裏両方の印刷を簡単に行うことができる包装物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様では、包装物は、折り返し可能な被印刷物と、当該被印刷物を保持する折り返し可能なシートとを備える包装物であって、前記被印刷物は、当該被印刷物の表面の一端側で裏側から表側に折り返されており、前記シートは、前記被印刷物が折り返されて、前記表面の一部分と裏面の一部分が露出した状態で前記被印刷物を保持する。
【発明の効果】
【0009】
前記態様によれば、被印刷物の表裏両方の印刷を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施の形態に係る包装物を示す平面図である。
一実施の形態における包装物の製造方法を説明するための説明図である。
一実施の形態及び比較例における被印刷物の表面における段差の有無を説明するための右側面図である。
一実施の形態における包装物の印刷装置へのセットを説明するための説明図である。
一実施の形態における表面印刷領域及び裏面印刷領域を説明するための説明図である。
一実施の形態における包装物及びステージの各部の寸法を説明するための表である。
一実施の形態における包装物及びステージの各部の寸法を説明するための説明図である。
一実施の形態における設定画面を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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