TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025126622
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022950
出願日
2024-02-19
発明の名称
孔版印刷装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41L
13/04 20060101AFI20250822BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インクの無駄を発生させることなく、オーバーフローを防止する。
【解決手段】印刷ドラム20に内接し、回転することによりインクを供給するスキージローラ21と、スキージローラ21の周面との間に所定の間隙を形成するように配置されたドクターローラ22と、スキージローラ21のインク供給位置にインクを供給するインク供給手段24と、スキージローラ21とドクターローラ22の間に形成されるインク溜まりの中にスキージローラ21と平行に配置されて回転駆動されるインク駆動棒25とを備え、インク駆動棒25はスキージローラ21対する距離を増減駆動可能とされ、印刷ドラム20の放置期間が所定時間以上の場合に、スキージローラ21に対してインク駆動棒25を接近させ、インク駆動棒25の外周部に付着した増粘インクを除去する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷ドラムに内接し、回転することによりインクを供給するインク供給ローラと、
前記インク供給ローラの周面との間に所定の間隙を形成するように前記インク供給ローラと平行に配置されたインク制御ローラと、
前記インク供給ローラのインク供給位置にインクを供給するインク供給部と、
前記インク供給ローラと前記インク制御ローラの間に形成されるインク溜まりの中に前記インク供給ローラと平行に配置されて回転駆動される駆動棒とを備えた孔版印刷装置であって、
前記駆動棒は前記インク供給ローラに対する距離を増減駆動可能とされ、前記印刷ドラムの放置期間が所定時間以上の場合に、前記インク供給ローラに対して前記駆動棒を接近させ、前記駆動棒の外周部に付着した増粘インクを除去することを特徴とする孔版印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクの無駄を発生させることなく、オーバーフローを防止する孔版印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
孔版印刷装置は、用紙をプレスローラでドラムに巻装されたマスタに押圧することによって、ドラム内のインクがマスタの穿孔から用紙に転写されて画像が印刷される。
【0003】
インクはインク供給ローラのインク供給位置に供給され、インク供給ローラとインク制御ローラの間に形成されるインク溜まりの中にインク供給ローラと平行に配置されて回転駆動される駆動棒が設けられている。
【0004】
インクは長期間放置されると水分量の揮発により増粘する。増粘したインクは、駆動棒外周面にまとわりつく。増粘インクは、新たに供給されるインクと混ざり難いため、駆動棒の回転によるインク分散効果は、阻害されてしまう。
【0005】
これにより、供給されたインクは、ディストリビュータのインク供給部付近に滞留することとなり、インク溜まりのインク量の分布が中心軸線の方向について不均一となる。このようにインク渦径に差が生じた際、インク渦径を検出し、インク供給の要・不要を制御するインクセンサ部分の渦径が小さければインク不足と判断され、インクが過剰供給となる。この場合、一部のインクがインク供給ローラとインク制御ローラとの間隙を通過せずにインク制御ローラの上側を越えてこぼれてしまうオーバーフローという現象が生じる可能性がある。
【0006】
オーバーフローが発生すると、印刷ドラムの内周面へのインク層による均一なインク供給が阻害され、印刷の品質が低下してしまう。
【0007】
特許文献1に記載の技術には、インク受け部から退避した退避位置と、インク受け部内に進出する進出位置とに動作可能で、退避位置から進出位置への移動によって、印刷ドラムの回転軸方向でのインク溜まりのインク量の分布を均等化させるインク均等化手段を備えた孔版印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2021-84300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、インク均等化手段の端面にインクが付着することにより、インクの無駄が発生し、また、長期間放置されて駆動棒の外周部に付着した増粘インクを十分に除去することが難しかった。
【0010】
本発明は前記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、インクの無駄を発生させることなく、オーバーフローを防止することができる孔版印刷装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
理想科学工業株式会社
包装物
5日前
理想科学工業株式会社
印刷装置
5日前
理想科学工業株式会社
画像処理装置
14日前
理想科学工業株式会社
孔版印刷装置
26日前
理想科学工業株式会社
ワイピング装置
23日前
理想科学工業株式会社
不吐出検出装置
23日前
理想科学工業株式会社
インクジェット印刷装置
1か月前
理想科学工業株式会社
インクジェット印刷装置
6日前
理想科学工業株式会社
油性インクジェットインク
5日前
理想科学工業株式会社
粘着シート、及び、被印刷物
5日前
理想科学工業株式会社
被覆ローラ及び被覆ローラの組立方法
23日前
理想科学工業株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
28日前
理想科学工業株式会社
広告画像決定装置、広告画像決定方法、及び、プログラム
14日前
理想科学工業株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、印刷システム
27日前
理想科学工業株式会社
包材印刷内容決定装置、包材印刷内容決定方法、及び、プログラム
5日前
理想科学工業株式会社
水性インクジェット捺染の前処理方法及び水性インクジェット捺染方法
13日前
理想科学工業株式会社
広告画像決定装置、印刷システム、広告画像決定方法、及び、プログラム
5日前
理想科学工業株式会社
広告画像情報出力装置、方法およびプログラム、並びに広告画像情報印刷システム
27日前
個人
箔熱転写装置
14日前
シヤチハタ株式会社
印判
3か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
8か月前
三光株式会社
感熱記録材料
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
6か月前
キヤノン株式会社
記録装置
7日前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
8か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
7か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
7か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
14日前
続きを見る
他の特許を見る