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公開番号
2025117167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011885
出願日
2024-01-30
発明の名称
油性インクジェットインク及びその製造方法
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
11/32 20140101AFI20250804BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】長期保存でのインク中の異物の発生を抑制することができる油性インクジェットインクを提供することである。
【解決手段】着色樹脂粒子及び非水系溶剤を含み、前記着色樹脂粒子は、顔料及び樹脂Aを含み、前記樹脂Aは、(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1、ウレタン樹脂に由来する構造a2、及び前記(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1と前記ウレタン樹脂に由来する構造a2とを架橋する含窒素架橋構造a3を含む、油性インクジェットインクである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
着色樹脂粒子及び非水系溶剤を含み、前記着色樹脂粒子は、顔料及び樹脂Aを含み、前記樹脂Aは、(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1、ウレタン樹脂に由来する構造a2、及び前記(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1と前記ウレタン樹脂に由来する構造a2とを架橋する含窒素架橋構造a3を含む、油性インクジェットインク。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1が、酸価120mgKOH/g以上の(メタ)アクリル樹脂に由来する、請求項1に記載の油性インクジェットインク。
【請求項3】
油相と、(メタ)アクリル樹脂、ウレタン樹脂、顔料、含窒素架橋剤及び水を含む水相とを含む油中水型エマルションを作製すること、
前記油中水型エマルションにおいて前記(メタ)アクリル樹脂と前記ウレタン樹脂とを架橋すること、及び
前記油中水型エマルションから水を除去することを含む、油性インクジェットインクの製造方法。
【請求項4】
(メタ)アクリル樹脂、顔料、及び水を含む混合物を分散処理し樹脂組成物を作製すること、
前記樹脂組成物、ウレタン樹脂、及び含窒素架橋剤を含む水相を作製すること、
前記水相及び油相を含む油中水型エマルションを作製すること、
前記油中水型エマルションにおいて前記(メタ)アクリル樹脂と前記ウレタン樹脂とを架橋すること、及び
前記油中水型エマルションから水を除去することを含む、油性インクジェットインクの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、油性インクジェットインク及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式は、流動性の高いインクジェットインクを微細なノズルから液滴として噴射し、ノズルに対向して置かれた基材に画像を記録するものであり、低騒音で高速印字が可能であることから、近年急速に普及している。このようなインクジェット記録方式に用いられるインクとして、水を主溶媒として含有する水性インク、重合性モノマを主成分として高い含有量で含有する紫外線硬化型インク(UVインク)、ワックスを主成分として高い含有量で含有するホットメルトインク(固体インク)とともに、非水系溶剤を主溶媒として含有する、いわゆる非水系インクが知られている。非水系インクは、主溶媒が揮発性有機溶剤であるソルベントインク(溶剤系インク)と、主溶媒が低揮発性あるいは不揮発性の有機溶剤である油性インク(オイル系インク)に分類できる。ソルベントインクは主に有機溶剤の蒸発によって基材上で乾燥するのに対して、油性インクは基材への浸透が主となって乾燥する。
【0003】
特許文献1には、着色樹脂粒子、塩基性分散剤、及び非水系溶剤を含み、この着色樹脂粒子は、色材、及び架橋された固体樹脂を含む、着色樹脂粒子分散体、及び、これを含むインクジェットインクが記載され、保存安定性に優れていることが記載されており、このインクでは保存後の沈殿が抑制されたことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-134854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施形態は、長期保存でのインク中の異物の発生を抑制することができる油性インクジェットインクを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施形態の一つは、着色樹脂粒子及び非水系溶剤を含み、前記着色樹脂粒子は、顔料及び樹脂Aを含み、前記樹脂Aは、(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1、ウレタン樹脂に由来する構造a2、及び前記(メタ)アクリル樹脂に由来する構造a1と前記ウレタン樹脂に由来する構造a2とを架橋する含窒素架橋構造a3を含む、油性インクジェットインクである。
【0007】
本開示の実施形態の他の一つは、油相と、(メタ)アクリル樹脂、ウレタン樹脂、顔料、含窒素架橋剤及び水を含む水相とを含む油中水型エマルションを作製すること、前記油中水型エマルションにおいて前記(メタ)アクリル樹脂と前記ウレタン樹脂とを架橋すること、及び、前記油中水型エマルションから水を除去することを含む、油性インクジェットインクの製造方法である。
【0008】
本開示の実施形態の他の一つは、(メタ)アクリル樹脂、顔料、及び水を含む混合物を分散処理し樹脂組成物を作製すること、前記樹脂組成物、ウレタン樹脂、及び含窒素架橋剤を含む水相を作製すること、前記水相及び油相を含む油中水型エマルションを作製すること、前記油中水型エマルションにおいて前記(メタ)アクリル樹脂と前記ウレタン樹脂とを架橋すること、及び、前記油中水型エマルションから水を除去することを含む、油性インクジェットインクの製造方法である。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施形態によれば、長期保存でのインク中の異物の発生を抑制することができる油性インクジェットインクを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のいくつかの実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されず、種々の形態を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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