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公開番号
2025111055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005207
出願日
2024-01-17
発明の名称
封書作成装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
57/02 20060101AFI20250723BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】生産性を低下させることなく、正常品と不良品とを同じ排紙先に排紙する場合であっても、両者を混同することを防止する。
【解決手段】印刷装置110と、第1の通紙経路220、第2の通紙経路240、合流部250、合流部250において第1の通紙経路220を搬送された用紙が第2の通紙経路240を搬送された用紙を内包するように折り曲げて周囲を接着して封書を作成する封書作成部270を有する封入封緘装置と、印刷不良の検出時に、印刷装置110および封入封緘装置200を停止させず、第1の通紙経路220の用紙折り曲げ位置を変更し、正常品と異なるサイズの封書を作成し、作成した異なるサイズの封書を不良品として正常品と同一の排出先に排出させるように制御する制御部300とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の給紙台を備え、給紙台ごとにサイズの異なる用紙を給紙して印刷する印刷装置と、
前記印刷装置により印刷された印刷済の用紙を折り曲げるための第1の通紙経路、前記印刷装置により印刷された印刷済の用紙を複数枚重ね合わせてから折り曲げる第2の通紙経路、前記第1の通紙経路と前記第2の通紙経路が合流する合流部、および前記合流部において前記第1の通紙経路を搬送された用紙が第2の通紙経路を搬送された用紙を内包するように折り曲げて周囲を接着して封書を作成する封書作成部を有する封入封緘装置と、
印刷不良の検出時に、前記印刷装置および前記封入封緘装置を停止させず、前記第1の通紙経路の用紙折り曲げ位置を変更し、正常品と異なるサイズの封書を作成し、前記作成した異なるサイズの封書を不良品として前記正常品と同一の排出先に排出させるように制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする封書作成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷処理および封入封緘処理を実行する封書作成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像データに基づいて封筒に宛先情報を印刷すると共に、その封筒に封入される内容物を印刷する画像形成装置に、宛先情報が印刷された封筒に内容物を封入して封緘する封入封緘装置が接続された封書作成装置が知られている。
【0003】
この封書作成装置において、印刷不良の発生時には、装置全体を即時停止させて内部の用紙を全て除去するか、あるいは、装置の搬送経路中に設けた不良品排出部に不良品を排出する仕組みが必要となる。例えば、特許文献1には、n通目(nは正の整数)の封筒用紙又は内容物用紙に関するエラーが発生し、封書作成処理を停止し、その後、エラーが解除された場合に、n通目の封書をユーザによる確認用として封緘しないで封書作成処理を行うよう封入封緘部を制御する旨開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、位置調整部に対し、前記圧着糊を重ね合わせるように前記外折り用紙部分を折り曲げる封緘用折り曲げ位置と、前記圧着糊を重ね合わせないように前記外折り用紙部分を折り曲げる非封緘用折り曲げ位置との切り替え制御を行う旨開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-223916号公報
特開2013-67398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、n通目(nは正の整数)の封筒用紙又は内容物用紙に関するエラーが発生した場合、エラーにより装置全体を停止した後、ユーザは、装置内部に残留した用紙の除去が必要となり、更に、未封緘の封書内部を確認しなければならず、装置の停止時間が長くなり、封書の生産効率を著しく低下させる場合があった。
【0007】
また、特許文献2の技術では、圧着糊を重ね合わせるように外折り用紙部分を折り曲げる封緘用折り曲げ位置と、圧着糊を重ね合わせないように外折り用紙部分を折り曲げる非封緘用折り曲げ位置との切り替えたとしても、作成した封筒のサイズが変更されているとは限らず、正常品と不良品とを同じ排紙先に排紙してしまうと混同してしまう可能性があった。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、生産性を低下させることなく、正常品と不良品とを同じ排紙先に排紙する場合であっても、両者を混同することを防止し、適切に不良品を取り出すことができる封筒作成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明に係る封書作成装置の特徴は、
複数の給紙台を備え、給紙台ごとにサイズの異なる用紙を給紙して印刷する印刷装置と、
前記印刷装置により印刷された印刷済の用紙を折り曲げるための第1の通紙経路、前記印刷装置により印刷された印刷済の用紙を複数枚重ね合わせてから折り曲げる第2の通紙経路、前記第1の通紙経路と前記第2の通紙経路が合流する合流部、および前記合流部において前記第1の通紙経路を搬送された用紙が第2の通紙経路を搬送された用紙を内包するように折り曲げて周囲を接着して封書を作成する封書作成部を有する封入封緘装置と、
印刷不良の検出時に、前記印刷装置および前記封入封緘装置を停止させず、前記第1の通紙経路の用紙折り曲げ位置を変更し、正常品と異なるサイズの封書を作成し、前記作成した異なるサイズの封書を不良品として前記正常品と同一の排出先に排出し、前記不良品の排出後に第1の通紙経路の用紙折り曲げ位置を正常品のサイズに変更し、前記印刷装置および前記封入封緘装置の動作を継続させるように制御する制御部と、
を備えたことにある。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る封書作成装置の特徴によれば、生産性を低下させることなく、正常品と不良品とを同じ排紙先に排紙する場合であっても、両者を混同することを防止し、適切に不良品を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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