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公開番号2025108218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024001997
出願日2024-01-10
発明の名称スクリーン枠固定装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41F 15/36 20060101AFI20250715BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】スクリーン枠のフレームサイズが異なっていた場合であっても、印刷のズレを防止する。
【解決手段】スクリーンが張架されたスクリーン枠11を着脱可能に固定するスクリーン枠固定装置1であって、スクリーン枠11の所定のフレームを外側および内側から挟み込むコの字プレート24及びつまみネジ14と、スクリーン枠11に対するスクリーンの位置決めを行う位置決め部材17が設けられ、位置決め部材17をスクリーン枠11の所定のフレームの外側へ押し付けるコの字プレート23およびつまみネジ15と、コの字プレート24とコの字プレート23とは、スクリーン枠の所定のフレーム長尺方向と直交する方向に独立してスライド移動可能に設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
スクリーンが張架されたスクリーン枠を着脱可能に固定するスクリーン枠固定装置であって、
前記スクリーン枠の所定のフレームを外側および内側から挟み込む把持手段と、
スクリーン枠に対するスクリーンの位置決めを行う位置決め部が設けられ、前記位置決め部を前記スクリーン枠の所定のフレームの外側へ押し付ける押し付け機構と、
前記把持手段と前記押し付け機構とは、前記スクリーン枠の所定のフレーム長尺方向と直交する方向に独立してスライド移動可能に設けられた
ことを特徴とするスクリーン枠固定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、スクリーン枠を簡易に着脱するとともに、スクリーン枠の位置ずれを防止するスクリーン枠固定装置に関する。
続きを表示（約 850 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、スクリーン印刷において、多版刷りの時には、それぞれの版の画像位置合わせが必要になる。
【０００３】
特許文献１には、位置決め機構が提示されている。しかしながら、特許文献１の位置決め機構では、それぞれのスクリーン枠の画像位置はズレている可能性がある為、最終的に位置の微調整が必要である。
【０００４】
特許文献２には、製版機と印刷機の位置をＸＹ方向で位置決めする機構が提示されている。ここで問題となるのは、スクリーン枠を加工して位置決め部材を取り付ける必要があり、その加工や交換等に時間と労力が必要となる。
【０００５】
そこで、特許文献２には、この機構を改良した実施形態として、コの字プレートとつまみネジで固定する方法について記載されている。
【０００６】
図１は、特許文献２の位置決めする機構を示した図である。
【０００７】
図１に示すように、位置決め部材Ａ１２は、コの字プレートＡ１３と、つまみネジＡ１４を用いて、スクリーン枠Ａ１１の位置決めを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００８】
特開平８－３０９９５５号公報
特許第７２４６１２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００９】
しかしながら、特許文献２に開示された位置決め部材Ａ１２では、製版機はスクリーン枠Ａ１１の外側の端面を基準として製版するため、スクリーン枠Ａ１１のフレームサイズが異なると製版位置がズレてしまうという問題点があった。
【００１０】
図２（ａ）は、フレームサイズが太いスクリーン枠Ａ１１ａに対して位置決めを行った場合の例を示しており、図２（ｂ）は、フレームサイズが細いスクリーン枠Ａ１１ｂに対して位置決めを行った場合の例を示している。
（【００１１】以降は省略されています）

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