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公開番号2025085906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199609
出願日2023-11-27
発明の名称サドル及び自転車
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人,個人
主分類B62J 1/00 20060101AFI20250530BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】自転車の車体の取扱いを容易にする。
【解決手段】サドル1は、座面11と、座面11の周縁部11aの少なくとも一部に配置される支持部12と、を備え、支持部12は、座面11の周縁部11aの底面121a、及び座面11の周縁部11aの底面121aに隣接する内周面121b、を含む面を覆って形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
座面と、
前記座面の周縁部の少なくとも一部に配置される支持部と、を備え、
前記支持部は、前記座面の周縁部の底面、及び前記座面の周縁部の底面に隣接する内周面、を含む面を覆って形成されている、サドル。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載のサドルであって、
前記支持部は、前記座面の周縁部の底面に隣接する外周面をさらに覆って形成されている、サドル。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のサドルであって、
前記支持部は、前記座面の周縁部のうち、少なくとも前記サドルを上から見たときの左右方向の一部を含む部分に形成されている、サドル。
【請求項4】
請求項3に記載のサドルであって、
前記支持部は、前記座面の周縁部のうち、前記サドルを上から見たときの左右方向の一部及び後方を含む半周部分に形成されている、サドル。
【請求項5】
請求項4に記載のサドルであって、
前記支持部の幅は、前記左右方向の一部において最も大きい、サドル。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のサドルであって、
前記支持部は樹脂製である、サドル。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のサドルであって、
前記支持部は前記座面と別体の部品である、サドル。
【請求項8】
請求項7に記載のサドルであって、
前記支持部は前記座面にボルトで固定されている、サドル。
【請求項9】
請求項1又は2に記載のサドルであって、
前記座面の下方に配置されるバネをさらに備える、サドル。
【請求項10】
請求項1又は2に記載のサドルであって、
前記サドルを上から見たときの前記座面の左右方向の寸法Wに対する前記座面の前後方向の寸法Lの比L/Wが1.10以下である、サドル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サドル及び自転車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自転車を駐輪する際等に、車体を持ち上げて車体の向き等を調整したい場合がある。非特許文献1には、持ち手(ハンドル)を設けたサドルが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「ROCKBROS(登録商標)自転車サドル」、[online]、[令和5年10月17日検索]、インターネット<URL:https://www.amazon.co.jp/stores/page/BBE71EA7-8542-4483-AC12-B3A17F56C57F>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば自転車を駐輪ラックに駐車する際、前輪をラック(レール)に乗せた状態で車体の後部を持ち上げて後輪を浮かせて、車体の向きを調整してから車体全体をラックに押し込むことがある。このとき、一方の手でハンドルを持ちながら、他方の手で車体を持ち上げることになる。車体を持ち上げるために掴む場所としては、シートステーやリアキャリア等が考えられるが、車体の形状によってはハンドルからの距離が遠く、一方の手でハンドルを持った状態では操作がしにくい場合がある。また、自転車の後部にチャイルドシートを搭載している場合、シートステーやリアキャリアに手が届きづらいことがある。
【0005】
本発明の課題は、自転車の車体の取扱いを容易にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によるサドルは、座面と、前記座面の周縁部の少なくとも一部に配置される支持部と、を備え、前記支持部は、前記座面の周縁部の底面、及び前記座面の周縁部の底面に隣接する内周面、を含む面を覆って形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、自転車の車体の取扱いを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態によるサドルの斜視図である。
図2は、図1のサドルの平面図である。
図3は、図1のサドルの左側面図である。
図4は、図1のサドルの底面図である。
図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。
図6は、図1のサドルから支持部だけを抜き出して示す斜視図である。
図7は、図1のサドルの支持部を持って車体を持ち上げる際のユーザーの手の位置の例を模式的に示す図である。
図8は、図1のサドルの支持部を持って車体を持ち上げる際のユーザーの手の位置の他の例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(構成1)
本発明の一実施形態によるサドルは、座面と、前記座面の周縁部の少なくとも一部に配置される支持部と、を備え、前記支持部は、前記座面の周縁部の底面、及び前記座面の周縁部の底面に隣接する内周面、を含む面を覆って形成されている。
【0010】
上記の構成1によれば、ユーザーは、サドルの座面(サドルの本体部分)の周縁部に配置される支持部を持って車体を持ち上げることができる。このとき、座面の周縁部の底面とこれに隣接する内周面とを含む面を覆って支持部が形成されていることにより、座面のエッジが手に食い込むことがなくなる。また、サドルの底面に指をかけて車体を動かそうとする際、座面の周縁部の底面を覆う部分とこれに隣接する内周面を覆う部分とに指を沿わせてサドルを掴むことができる。これによって、持ちやすさが向上する。また、座面を直接掴んだ場合に起こりやすい座面の損傷(表皮の破れ等)を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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