TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025088521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203276
出願日
2023-11-30
発明の名称
電動補助自転車用のドライブユニットおよび電動補助自転車
出願人
ヤマハ発動機株式会社
,
内山工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62M
6/55 20100101AFI20250604BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】電動補助自転車のドライブユニットの電蝕を抑制する。
【解決手段】電動補助自転車(1)用のドライブユニット(20)であって、ハウジング(21)および回転シャフト(30)は互いに異なる金属材料を含み、ダストシール(60)の外周部63は、回転シャフト(30)が貫通するハウジング(21)の開口部(261)の内周部(262)に接触する。回転シャフト(30)の回転軸方向(D1)における、ハウジング(21)の開口部(261)の内周部(262)の外側端部(265)は、開口部(261)の外側に向かって拡径する面取り部(266)を有する。ダストシール(60)は、面取り部(266)を覆う第1リップ(71)を有する。開口部(261)の回転軸方向(D1)における最外部(267)よりも、ダストシール(60)は回転軸方向(D1)において外側へはみ出していない。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電動補助自転車用のドライブユニットであって、
電動モータと、
前記電動モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングに回転可能に支持され、前記ハウジングの外部に一部が露出する回転シャフトと、
前記回転シャフトと前記ハウジングとの間に設けられ、前記ハウジングの前記外部から前記ハウジングの内部へのダストの侵入を抑制する環状のダストシールと、
を備え、
前記ハウジングおよび前記回転シャフトは、互いに異なる金属材料を含み、
前記ダストシールの内周部は、前記回転シャフトに摺動可能に接触し、
前記ダストシールの外周部は、前記回転シャフトが貫通する前記ハウジングの開口部の内周部に接触し、
前記回転シャフトの回転軸方向における、前記ハウジングの前記開口部の前記内周部の外側端部は、前記開口部の外側に向かって拡径する面取り部を有し、
前記ダストシールは、前記面取り部を覆う第1リップを有し、
前記開口部の前記回転軸方向における最外部よりも、前記ダストシールは前記回転軸方向において外側へはみ出していない、ドライブユニット。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記ダストシールの前記第1リップは、前記回転軸方向における外側に向かいながら前記回転シャフトから離れる方向に延びる形状を有する、請求項1に記載のドライブユニット。
【請求項3】
前記開口部の前記内周部には、前記開口部の周方向に沿って溝が設けられており、
前記ダストシールの前記外周部は、前記溝に嵌る第2リップを有する、請求項1または2に記載のドライブユニット。
【請求項4】
前記開口部は、前記溝の前記回転軸方向における外側の壁部となる突出部を有し、
前記面取り部は、前記突出部に設けられている、請求項3に記載のドライブユニット。
【請求項5】
前記ダストシールの前記第2リップは、スナップフィットにより前記溝に嵌る、請求項3に記載のドライブユニット。
【請求項6】
前記ダストシールの前記第1リップおよび前記第2リップは、弾性力により前記突出部を挟み込む、請求項4に記載のドライブユニット。
【請求項7】
前記ダストシールは、前記開口部に圧入されている、請求項1または2に記載のドライブユニット。
【請求項8】
前記ダストシールの前記内周部は、前記回転シャフトに摺動可能に接触するシールリップを有する、請求項1または2に記載のドライブユニット。
【請求項9】
前記ダストシールの前記内周部は、前記回転シャフトに摺動可能に接触し、前記回転軸方向において前記シールリップよりも外側に配置されたダストリップをさらに有する、請求項8に記載のドライブユニット。
【請求項10】
前記ハウジングは、マグネシウムを主成分とする金属材料を含む、請求項1または2に記載のドライブユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動補助自転車用のドライブユニットおよび電動補助自転車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自転車は、手軽に利用できる交通手段として、老若男女を問わず、広く普及している。近年、ユーザがペダルを漕ぐ力を電動モータにより補助する電動補助自転車の普及が進んでいる(例えば特許文献1参照)。電動モータは、車両に搭載されたバッテリから電力を供給されることで駆動力を発生させる。電動補助自転車では、ユーザがペダルに加えた人力に応じた駆動力を電動モータに発生させ、例えば坂道の走行時や荷物を積んでいるときのユーザの負担を減らすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-230411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動補助自転車のドライブユニットは、電動モータを収容するハウジングと、ハウジングの外部に一部が露出する回転シャフトとを備える。回転シャフトには例えばクランクアームが取り付けられる。
【0005】
ハウジングおよび回転シャフトが互いに異なる金属材料を含む場合、ハウジングの開口部と回転シャフトとの間に水が溜まると、電蝕(ガルバニック腐食)が発生しやすくなるという課題がある。
【0006】
電動補助自転車のドライブユニットの電蝕を抑制することが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書は、以下の項目に記載のドライブユニットおよび電動補助自転車を開示している。
【0008】
[項目1]
電動補助自転車用のドライブユニットであって、
電動モータと、
前記電動モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングに回転可能に支持され、前記ハウジングの外部に一部が露出する回転シャフトと、
前記回転シャフトと前記ハウジングとの間に設けられ、前記ハウジングの前記外部から前記ハウジングの内部へのダストの侵入を抑制する環状のダストシールと、
を備え、
前記ハウジングおよび前記回転シャフトは、互いに異なる金属材料を含み、
前記ダストシールの内周部は、前記回転シャフトに摺動可能に接触し、
前記ダストシールの外周部は、前記回転シャフトが貫通する前記ハウジングの開口部の内周部に接触し、
前記回転シャフトの回転軸方向における、前記ハウジングの前記開口部の前記内周部の外側端部は、前記開口部の外側に向かって拡径する面取り部を有し、
前記ダストシールは、前記面取り部を覆う第1リップを有し、
前記開口部の前記回転軸方向における最外部よりも、前記ダストシールは前記回転軸方向において外側へはみ出していない、ドライブユニット。
【0009】
ハウジングおよび回転シャフトが互いに異なる金属材料を含む場合、ハウジングの開口部と回転シャフトとの間に水が溜まると、電蝕(ガルバニック腐食)が発生しやすくなる。電蝕は開口部に塗装を施すことで、ある程度抑制することができる。しかし、開口部に厚さの小さい突出部が設けられている場合には、そのような突出部に塗装が乗りにくいなど、開口部に塗装が良好に乗りにくい場合がある。本発明のある実施形態によれば、ダストシールは、開口部の面取り部を覆う第1リップを有する。第1リップが当該面取り部を覆うことで、開口部に塗装が良好に乗りにくい場合でも、電蝕を抑制することができる。
【0010】
また、本発明のある実施形態によれば、開口部の回転軸方向における最外部よりも、ダストシールは回転軸方向において外側へはみ出していない。これにより、ドライブユニットの幅方向のサイズを小さくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ヤマハ発動機株式会社
自転車
1日前
ヤマハ発動機株式会社
リール保持機構
2日前
ヤマハ発動機株式会社
船舶推進システム
2日前
ヤマハ発動機株式会社
船舶情報収集システム
2日前
ヤマハ発動機株式会社
小型船舶および船舶用エンジンの冷却システム
3日前
ヤマハ発動機株式会社
小型船舶および小型船舶用の排気マニホールド
3日前
ヤマハ発動機株式会社
船舶推進器を制御するための方法およびシステム
3日前
ヤマハ発動機株式会社
電動補助自転車用のドライブユニットおよび電動補助自転車
2日前
個人
乗り物
1か月前
個人
発音装置
3か月前
個人
電動モビリティ
3か月前
個人
折り畳み自転車
6か月前
個人
自転車用傘捕捉具
7か月前
個人
自由方向乗車自転車
3か月前
個人
体重掛けリフト台車
6か月前
個人
アタッチメント
7か月前
個人
自転車用荷物台
7か月前
個人
キャンピングトライク
4か月前
個人
ステアリングの操向部材
4か月前
個人
ステアリングの操向部材
10か月前
株式会社CPM
駐輪機
7か月前
三甲株式会社
台車
9か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
6か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
10日前
三甲株式会社
台車
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
5か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
7日前
学校法人千葉工業大学
車両
5か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
5か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
株式会社カインズ
台車
3か月前
続きを見る
他の特許を見る