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公開番号
2025085419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199284
出願日
2023-11-24
発明の名称
バックアップピン配置補正装置、部品実装機、バックアップピン配置補正方法、バックアップピン配置補正プログラムおよび記録媒体
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20250529BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】基板に実装された部品の位置ずれが発生した場合に適切に対応して部品の位置ずれを抑制する。
【解決手段】部品実装機4が基板2の実装箇所21A(第1実装箇所)に実装した部品3A(第1部品)と実装箇所21Aとの位置関係を示す実装位置データDm(第1位置情報)が取得されて(ステップS101)、この実装位置データDmに基づき、実装箇所21Aに対する部品3Aの位置ずれの発生が判定される(ステップS103)。そして、実装位置データDmに基づく判定結果に基づき、実装箇所21Aに対するバックアップピン7の配置が補正される(ステップS108)。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
バックアップピンにより支持された基板の実装箇所に部品を実装する部品実装機が基板の第1実装箇所に実装した第1部品と前記第1実装箇所との位置関係を示す第1位置情報を取得する情報取得部と、
前記第1位置情報に基づき、前記第1実装箇所に対する前記第1部品の位置ずれの発生を判定する位置ずれ判定部と、
前記位置ずれ判定部による前記第1位置情報に基づく判定結果に応じて、前記第1実装箇所に対する前記バックアップピンの配置を補正する配置補正部と
を備えるバックアップピン配置補正装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記位置ずれの発生を判定するための閾値のユーザの設定を受け付ける閾値設定部をさらに備え、
前記位置ずれ判定部は、前記第1位置情報が示す前記第1実装箇所と前記第1部品との間の位置ずれ量が前記閾値以上であれば、前記第1実装箇所に対する前記第1部品の位置ずれが発生したと判定し、前記位置ずれ量が前記閾値未満であれば、前記第1実装箇所に対する前記第1部品の位置ずれが発生していないと判定する請求項1に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項3】
前記配置補正部は、前記位置ずれ判定部による前記第1位置情報に基づく判定結果が示す、前記第1実装箇所に対する前記第1部品の位置ずれの発生回数をカウントして、当該発生回数のカウント値がN以上(Nは2以上の整数)になると、前記バックアップピンの配置を補正する請求項1に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項4】
前記配置補正部は、前記第1実装箇所に前記第1部品が実装された状況が所定状況である場合に発生した前記第1実装箇所に対する前記第1部品の位置ずれはカウントせず、前記第1実装箇所に前記第1部品が実装された状況が所定状況でない場合に発生した前記第1実装箇所に対する前記第1部品の位置ずれをカウントする請求項3に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項5】
前記バックアップピンの配置の補正の要否を入力するユーザの入力操作を受け付けるユーザインターフェースをさらに備え、
前記配置補正部は、前記位置ずれ判定部の判定結果に応じて、前記バックアップピンの配置の補正の要否を前記ユーザインターフェースによってユーザに問い合わせ、補正が必要であると前記ユーザインターフェースに入力されると、前記バックアップピンの配置を補正し、補正が必要でないと前記ユーザインターフェースに入力されると、前記バックアップピンの配置を補正しない請求項1に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項6】
前記ユーザインターフェースは、前記バックアップピンの配置の補正の自動実行指令の入力を受け付け、
前記配置補正部は、前記ユーザインターフェースに前記自動実行指令が入力された場合には、前記位置ずれ判定部の判定結果に応じて、前記バックアップピンの配置の補正の要否をユーザに問い合わせることなく、前記バックアップピンの配置を補正する請求項5に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項7】
前記配置補正部は、前記第1実装箇所に最も近い前記バックアップピンの位置を変更することで前記バックアップピンの配置を補正する請求項1に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項8】
前記配置補正部は、前記第1実装箇所に前記バックアップピンを近づけるように前記バックアップピンの位置を変更することで前記バックアップピンの配置を補正する請求項7に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項9】
前記配置補正部は、前記第1実装箇所の中心に前記バックアップピンが対向するように前記バックアップピンの位置を変更する請求項7に記載のバックアップピン配置補正装置。
【請求項10】
前記配置補正部は、初期位置から当該初期位置より前記第1実装箇所に近い一次補正位置に前記バックアップピンの位置を変更し、
前記情報取得部は、前記部品実装機の前記一次補正位置に前記バックアップピンが載置された後に前記第1実装箇所と異なる第2実装箇所に実装された第2部品と前記第2実装箇所との位置関係を示す第2位置情報を取得し、
前記位置ずれ判定部は、前記第2位置情報に基づき、前記第2実装箇所に対する前記第2部品の位置ずれの発生を判定し、
前記配置補正部は、前記位置ずれ判定部による前記第2位置情報に基づく判定結果に応じて、前記一次補正位置の前記バックアップピンの位置を、前記一次補正位置よりも前記第2実装箇所に近い二次補正位置に変更する請求項8に記載のバックアップピン配置補正装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、部品が実装される基板を支持するために部品実装機に配置されるバックアップピンの位置を補正する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
部品実装機が部品を実装する基板を支持するためにバックアップピンが使われる。このバックアップピンは、基板に下側から当接することで、部品の実装に伴って基板に加わる荷重に抗して基板を支持する。また、特許文献1、2では、バックアップピンの配置を決定するための技術が提案されている。つまり、特許文献1では、サポートピン(バックアップピン)を配置するためのピン孔と、基板に実装される部品とを重ねて表示することで、部品の下にピン孔を持ってくるといった編集を可能としている。特許文献2では、高精度の装着が要求される部品に対してバックアップピンが配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-124508号公報
特開2010-062591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、基板に部品を実装する前に事前に決定したバックアップピンの配置が不適切であるために、基板の実装箇所(例えばランド)に対して実装した部品と実装箇所との間に位置ずれが生じる場合があった。
【0005】
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、基板に実装された部品の位置ずれが発生した場合に適切に対応して部品の位置ずれを抑制可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るバックアップピン配置補正装置は、バックアップピンにより支持された基板の実装箇所に部品を実装する部品実装機が基板の第1実装箇所に実装した第1部品と第1実装箇所との位置関係を示す第1位置情報を取得する情報取得部と、第1位置情報に基づき、第1実装箇所に対する第1部品の位置ずれの発生を判定する位置ずれ判定部と、位置ずれ判定部による第1位置情報に基づく判定結果に応じて、第1実装箇所に対するバックアップピンの配置を補正する配置補正部とを備える。
【0007】
本発明に係る部品実装機は、上記のバックアップピン配置補正装置と、バックアップピンによって支持された基板に部品を実装するヘッドユニットとを備える。
【0008】
本発明に係るバックアップピン配置補正方法は、バックアップピンにより支持された基板の実装箇所に部品を実装する部品実装機が基板の第1実装箇所に実装した第1部品と第1実装箇所との位置関係を示す第1位置情報を取得する工程と、第1位置情報に基づき、第1実装箇所に対する第1部品の位置ずれの発生を判定する工程と、第1位置情報に基づく判定結果に応じて、第1実装箇所に対するバックアップピンの配置を補正する工程とを備える。
【0009】
本発明に係るバックアップピン配置補正プログラムは、上記のバックアップピン配置補正方法をコンピュータに実行させる。
【0010】
本発明に係る記録媒体は、上記のバックアップピン配置補正プログラムをコンピュータにより読み出し可能に記録する。
(【0011】以降は省略されています)
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