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公開番号2025085326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199127
出願日2023-11-24
発明の名称操船機能表示部の表示制御方法及び操船システム
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人,個人
主分類B63B 49/00 20060101AFI20250529BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】操船機能表示部の使い勝手を向上する。
【解決手段】BCU12は、操船システム11の構成、船舶1の操船状況、船舶1の使用用途、船舶1の現在位置や各操船モードの実行実績に基づいて、ステアリング機構5に配置された操船パネル15において、各タッチボタン20~26の表示及び非表示の切り換え、又は、各タッチボタン20~26の表示位置の変更を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
操船機能を表示する複数の操船機能表示部の表示制御方法であって、
前記複数の操船機能表示部は、船舶の走行中に使用開始可能な前記操船機能を表示する第1の操船機能表示部と、前記船舶の非走行中に使用開始可能な前記操船機能を表示する第2の操船機能表示部とを含み、
前記船舶の操船システムの構成、前記船舶の操船状況、前記船舶の使用用途、前記船舶の現在位置、並びに前記操船機能の実行実績の少なくとも1つに基づいて、各前記操船機能表示部の表示及び非表示の切り換え、又は、各前記操船機能表示部の表示位置の変更を行う、操船機能表示部の表示制御方法。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記操船機能表示部は、タッチパネルに表示されるソフトウェアキーとしてのタッチボタンである、請求項1に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項3】
各前記操船機能に対応する物理スイッチと、前記物理スイッチとは別の表示装置とが設けられ、
前記操船機能表示部は、前記表示装置において、前記物理スイッチに対応する前記操船機能を示す表示である、請求項1に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項4】
前記船舶が1基のみの船舶推進機を備える場合、前記船舶の横移動を伴う操船機能に係る前記第2の操船機能表示部を表示しない、請求項1に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項5】
前記船舶が走行中の場合、前記第2の操船機能表示部を表示しない、請求項1に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項6】
前記船舶が走行中ではない場合、前記第1の操船機能表示部を表示しない、請求項1に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項7】
前記船舶の操船システムの構成、前記船舶の操船状況、前記船舶の使用用途、前記船舶の現在位置、並びに前記操船機能の実行実績の少なくとも1つに基づいて、使用頻度が高いと考えられる操船機能に対応する前記操船機能表示部を、他の前記操船機能表示部よりも操船者に近い位置に表示する、請求項1に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項8】
前記船舶がインショアで用いられる場合、前記第2の操船機能表示部を、前記第1の操船機能表示部よりも操船者に近い位置に表示する、請求項7に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項9】
前記船舶がオフショアで用いられる場合、前記第1の操船機能表示部を、前記第2の操船機能表示部よりも操船者に近い位置に表示する、請求項7に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
【請求項10】
前記船舶を釣り目的で用いる場合、前記第2の操船機能表示部を、前記第1の操船機能表示部よりも操船者に近い位置に表示する、請求項7に記載の操船機能表示部の表示制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各種操船機能を実行可能な船舶における操船機能表示部の表示制御方法及び操船システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、小型船舶では、実行可能な操船に関する機能(以下、「操船機能」という)、例えば、操船モードが増加しており、これに対応して、各種操船機能を実行するための複数の物理スイッチが操船席のコンソールパネルに配置される。一方、コンソールパネルには、船舶用ステアリング機構、リモコン、ジョイスティックやMFD(Multi Function Display)が配置されるため、操船機能が増加するにつれて多数の物理スイッチを配置する場所を確保するのが難しくなっていた。
【0003】
そこで、タッチパネル機能を備えたディスプレイ装置でMFDを構成し、MFDへ各操船機能に対応するソフトウェアキーとしてのタッチボタンを表示させ、操船者によるタッチボタンへのタッチによって所望の機能を実行させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、操船者の操作目的や船舶の状況に応じて、MFDに表示される機器操作画面が切り替わり、これに伴って各操船機能に対応するタッチボタンが変更される。また、或る操船機能が有効化されていない場合、対応するタッチボタンが非操作状態で表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-66978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、有効化されていない操船機能に対応するタッチボタンが非操作状態となっても、当該タッチボタンは表示されたままであり、また、当該タッチボタンの表示位置も変わらない。したがって、有効化されていない操船機能に対応するタッチボタンが操船者から操作しやすい位置に存在する場合では、誤って当該タッチボタンを操作してしまう等、操船者にとって不便である。したがって、特許文献1に記載の技術は、使い勝手の観点から改善の余地がある。
【0006】
本発明は、操船機能表示部の使い勝手を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の一態様による操船機能表示部の表示制御方法は、操船機能を表示する複数の操船機能表示部の表示制御方法であって、前記複数の操船機能表示部は、船舶の走行中に使用開始可能な前記操船機能を表示する第1の操船機能表示部と、前記船舶の非走行中に使用開始可能な前記操船機能を表示する第2の操船機能表示部とを含み、前記船舶の操船システムの構成、前記船舶の操船状況、前記船舶の使用用途、前記船舶の現在位置、並びに前記操船機能の実行実績の少なくとも1つに基づいて、各前記操船機能表示部の表示及び非表示の切り換え、又は、各前記操船機能表示部の表示位置の変更を行う。
【0008】
この構成によれば、船舶の操船システムの構成、船舶の操船状況、船舶の使用用途、船舶の現在位置、並びに操船機能の実行実績の少なくとも1つに基づいて、各操船機能表示部の表示及び非表示の切り換え、又は、各操船機能表示部の表示位置の変更が行われる。これにより、使用開始不可能な操船機能や使用頻度の低い操船機能を表示する操船機能表示部を非表示にし、若しくは、操船者から操作しやすい位置から遠ざけるように当該操船機能表示部の表示位置を変更することができる。その結果、操船者が、使用開始不可能な操船機能や使用頻度の低い操船機能を表示する操船機能表示部に誤って触れるのを抑制することができ、もって、操船機能表示部の使い勝手を向上することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、操船機能表示部の使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施の形態に係る操船システムを備える船舶の斜視図である。
図1の船舶における操船席の要部の斜視図である。
図1の船舶が備える操船システムの構成を概略的に説明するためのブロック図である。
図3の操船システムにおけるステアリング機構の構成を説明するための図である。
第1の実施の形態における操船パネルの各タッチボタンの表示及び非表示の切り換えを行う場合を説明するための図である。
第1の実施の形態における操船パネルの各タッチボタンの表示位置の変更を行う場合を説明するための図である。
第1の実施の形態における操船パネルの各タッチボタンの表示位置の変更を行う場合を説明するための図である。
第1の実施の形態の変形例における操船パネルの各タッチボタンの表示形態を変更する場合を説明するための図である。
操船パネルをリモコンに配置する場合を示す図である。
操船パネルをジョイスティックに配置する場合を示す図である。
MFDのタッチパネルの一部の領域を操船パネルとして機能させる場合を示す図である。
本発明の第2の実施の形態に係る操船システムにおけるステアリング機構の構成を説明するための図である。
第2の実施の形態における操船パネルの各機能表示アイコンの表示及び非表示の切り換えや各機能表示アイコンの表示位置の変更を行う場合を説明するための図である。
各プッシュボタンと各機能表示アイコンを分離して配置する場合を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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