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公開番号
2025019965
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023132724
出願日
2023-07-28
発明の名称
船用横揺防止具
出願人
個人
代理人
主分類
B63B
39/06 20060101AFI20250131BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】シンプルな構造でありながら、どのような形態の小型船にも着脱自在に取り付けられ、椅子等にも使用できる船用横揺防止具を提供する。
【解決手段】船本体Fの上端部周囲の適所に設けるもので、架板の両側に上端部に架設すべく固定具2bを設けた防止具本体と、防止具本体の少なくとも一側に、架板の上面に設けスライド可能な減揺板3を垂直に支持する支持部4を設けたことを特徴とする船用横揺防止具。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
船本体の上端部周囲の適所に設けるもので、架板の両側に上端部に架設すべく固定具を設けた防止具本体と、防止具本体の少なくとも一側に、架板の上面に設けスライド可能な減揺板を垂直に支持する支持部を設けたことを特徴とする船用横揺防止具。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記減揺板の一端に、係止部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の船用横揺防止具。
【請求項3】
前記架板に前記減揺板を係止する係止片を設けると共に、前記支持部は上部に支持片を両側に案内片を設けてなることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の船用横揺防止具。
【請求項4】
前記支持部に、減揺板を係止固定する固定片を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3のいずれか一項に記載の船用横揺防止具。
【請求項5】
前記架板を左右スライド可能にすべく、スライド部を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4のいずれか一項に記載の船用横揺防止具。
【請求項6】
前記減揺板の下部に、横揺防止部を設けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5のいずれか一項に記載の船用横揺防止具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に小型船の波等による横揺れを防止する船用横揺防止具に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、貫通した筒を水中から船上に引き上げて航行するが、該筒を吊下げているロープをポールから甲板又は船底に、滑車と共に一旦U字状様に引き上げて、緊急時には前記滑車に設けた滑車解放機構により該滑車を甲板又は船底から外して解放し、一気に余長を生じさせて、巨大波との遭遇時にも素早く減揺装置の該筒を水中に降下出来るようにして転覆を防ぐようにしたものがある。(特許文献1参照)
【0003】
また、従来の従来技術として、船体の両舷側に設けられた減揺板支持部材にそれぞれ減揺板の一端部が取り付けられて、減揺板全体が上下に回動するように、または、減揺板の他端側の部分が上下に弾性変形するようになされており、減揺板支持部材と減揺板が、これら全体が船体内または水面上に位置する格納状態と減揺板が水中に位置する作動状態とに切り換えられるようになされている船舶の横揺れ防止装置がある。(特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-162150号公報
実公平7-22395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記前者は、大型船や巨大波に対応するものであり、本発明のような小型船で小波を減揺させるものではない。
【0006】
また、前記後者においては、一般に販売されている小型船には取り付けにくく、邪魔になり、本発明のような椅子としての使用もできないものである。
【0007】
本発明は、このような従来の構成が有する問題を解決しようとするもので、架板と固定具と減揺板等とからなるシンプルな構造でありながら、どのような形態の小型船にも着脱自在に取り付けられ、椅子等にも使用できる船用横揺防止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記目的を達成するために、船本体の上端部周囲の適所に設けるもので、架板の両側に上端部に架設すべく固定具を設けた防止具本体と、防止具本体の少なくとも一側に、架板の上面に設けスライド可能な減揺板を垂直に支持する支持部を設けたこと。前記減揺板の一端に、係止部を設けてなること。前記架板に前記減揺板を係止する係止片を設けると共に、前記支持部は上部に支持片を両側に案内片を設けてなること。前記支持部に、減揺板を係止固定する固定片を設けたこと。前記架板を左右スライド可能にすべく、スライド部を設けたこと。前記減揺板の下部に、横揺防止部を設けてなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
1)、架板と固定具と減揺板と支持部によるシンプルな構造でありながら、小型船の船本体の上端部周囲の適所に架設して着脱自在に取り付けられ、横波等を減揺できる。
2)、椅子としても使用できる。
3)、減揺板は、横にスライドさせて、垂直に支持することにより、簡単に横波を減揺できる。
4)、支持部により、減揺板を確実に垂直に支持することができる。
5)、固定片により、より一層確実に減揺板を垂直に支持できる。
6)、架板を左右スライド可能にすべく、スライド部を設けることにより、船本体の幅に合わせて調整できる。
7)、横揺防止部により、一層横揺れを防止し、安定を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施例を示す船用横揺防止具の正面図。
本発明の第1実施例を示す船用横揺防止具の右側面図。
本発明の第1実施例を示す船用横揺防止具の平面図。
本発明の第1実施例を示す船用横揺防止具の使用状態図。
本発明の第2実施例を示す船用横揺防止具の支持部の正面図。
本発明の第2実施例を示す船用横揺防止具の支持部の平面図。
本発明の第3実施例を示す船用横揺防止具の架板要部の正面図。
本発明の第4実施例を示す船用横揺防止具の減揺板の正面図。
本発明の第4実施例を示す船用横揺防止具の減揺板の平面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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