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公開番号2024165213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081154
出願日2023-05-17
発明の名称川下り用船
出願人個人
代理人
主分類B63H 16/04 20060101AFI20241121BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】
激流や浅瀬や岩場が点在する川において、川の流水量や乗船者の人数の変動に関係なく、舵性能が良く、空舵をなくし、制動力があり、漕ぐことが可能な川下り用船を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
水中に浸漬される舵板と、前記舵板を船体上で操作する水平方向に伸びる操舵棒とが、前記船体の後端部外面において上下方向に伸びる第1軸でもって連結され、前記第1軸は、該第1軸の軸心を中心として左右回動自在に、かつ、水平方向の第2軸の軸心を中心として上下回動自在に、前記後端部外面に少なくとも1台取り付けられた舵機構を備えた川下り用船の構成である。
特許請求の範囲【請求項1】
横長形状の舵板を、上下方向に設けた第1軸に左右回動自在に軸支させ、さらに、水平に設けた第2軸に上下回動自在に軸支させ、前記第1軸に操舵棒が前方に延設されている舵機構が、船体の後端部外面に少なくとも1台設けられ、複数台設けられる場合は、前記各舵板が同じ動きとなるように前記操舵棒が互いに連結されていることを特徴とする船。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記操舵棒が略前方又は略後方に延設されている前記舵機構が、船体の側端部外面に少なくとも一台設けられていることを特徴とする請求項1に記載の船
【請求項3】
前記舵板に少なくとも一枚の水平翼が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の船。
【請求項4】
前記操舵棒の前部の形状がT字状体又はU字状体又は環状体に成されていることを特徴とする請求項1に記載の船。
【請求項5】
前記水平翼に少なくとも一枚の補助舵板が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の船。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空舵をなくし、川下りの安全性を担保する舵機構を設けた船に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
川下りの体験は観光者にとってスリルのある良い経験となる。経験の長い複数の船頭が操船する船は、乗船者の人数や日々の流水量の変動により状況が変わる。また、激流の場所も点在し、岩が突出した場所などがあるので危険である、川幅は狭いので操舵法は難しく、空舵など人的ミスによる人命事故が起こっている。事故の原因は船の操舵法であり改良が必要である。
【0003】
この問題に対しては、特許文献1は、漕ぎ棒の先端部にL状に曲げた回動軸を取付け、この回動軸の水平軸部に推進板を回動自在に取付けた作動板を接続すると共に、該作動板には上記推進板のほぼ取付け部分を股部として、該推進板の左右両側方へ二股状に開いた一対の押厚子を突設して成ることを特徴とする小型船用人力推進具である。推進板が回動するために前進する方向性が不安定であり、浅瀬や岩が突出した激流を下るには適していないことが問題点である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案出願公開昭57-81998
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
激流や浅瀬や岩場が点在する川において、川の流水量や乗船者の人数の変動に関係なく、舵性能が良く、空舵をなくし、制動力があり、漕ぐことが可能な船を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1発明の船は、横長形状の舵板を、上下方向に設けた第1軸に左右回動自在に軸支させ、さらに、水平に設けた第2軸に上下回動自在に軸支させ、前記第1軸に操舵棒が前方に延設されている舵機構が、船体の後端部外面に少なくとも1台設けられ、複数台設けられる場合は、前記各舵板が同じ動きとなるように前記操舵棒が互いに連結されていることを特徴とする。
【0007】
第2発明の船は、第1発明において、前記操舵棒が略前方又は略後方に延設されている前記舵機構が、船体の側端部外面に少なくとも一台設けられていることを特徴とする。
【0008】
第3発明の船は、第1発明において、前記舵板に少なくとも一枚の水平翼が設けられていることを特徴とする。
【0009】
第4発明の船は、第1発明において、前記操舵棒の前部の形状がT字状体又はU字状体又は環状体に成されていることを特徴とする。
【0010】
第5発明の船は、第3発明において、前記水平翼に少なくとも一枚の補助舵板が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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