TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024121884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029099
出願日2023-02-28
発明の名称シーアンカー
出願人個人
代理人
主分類B63B 21/48 20060101AFI20240902BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】簡単に取り付けられ、しかも、そのまま前進できるシーアンカーを提供する。
【解決手段】シート(1)とロープ(2)で構成されており、シート(1)には、上に浮き(1b)と、下には錘(1d)が構成されており、ロープ(2)の上は船首に取り付け、下のロープ(2)は、船(3)の側板に取り付けることで後進するときは抵抗になり、前進するときには、点線のように抵抗にはならない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シーアンカーは、シート(1)とロープ(2)で構成されており、
該シート(1)は、上部シート(1a)と下部シート(1c)があり、
該上部シート(1a)には浮き(1b)と、該下部シート(1c)には錘(1d)が構成されており、
前記ロープ(2)には、上ロープ(2a)と下ロープ(2b)があり、
該上ロープ(2a)は、該上部シート(1a)と、船(3)の船首取付部(3a)を結び、
該下ロープ(2b)は、該下部シート(1c)と、船(3)の側板取付部(3b)を結ぶことを特徴とするシーアンカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、船首を風上に向けるシーアンカーに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のシーアンカーは、風上に船首を向けていなければならないが、船は船尾の方が重く流れ難いため、如何しても船尾が風上を向くので、波が船尾に当たる。その船尾は、船首のように波を避けるように設計してないため、波を被ることが多かった。そこで、船を風上に向けるために、シーアンカーが開発されたが、そのシーアンカーは、パラシュートを海に沈めた状態で、海に沈めたままでの航行は難しかった。
【0003】
そこで、特許文献2の特開2011-194957のシーアンカーは、船首に横木を取り付け、その横木に蝶番を介してアンカー棒があり、後進する時にはアンカー棒が作用して抵抗になり、船全体が風を受け、アンカー棒を中心に風下に船が向いていた。また、前進する時には蝶番が作用して、アンカー棒が水面に浮上するため、抵抗がないため進めるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-163463
特開2011-194957
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の特許文献2のシーアンカーは、船首に横木を取り付け、その横木に蝶番を介してアンカー棒が、後進する時には、アンカー棒が作用して抵抗になり、船全体が風を受け、アンカー棒を中心に風下に船が向いていた。また、前進する時には蝶番が作用して、アンカー棒が水面に浮上するため、抵抗がないため進めるものであったが、取り付けるまでが面倒であった。
【0006】
そこで、本発明のシーアンカーは、シート(1)とロープ(2)で構成されており、そのシート(1)の上部には浮き(1b)と、下部には錘(1d)が構成されており、上ロープは船首取付部(3a)に、下ロープは船の側板取付部(3b)に結ぶことで、簡単に取り付けられる。しかも、そのまま前進できるシーアンカーを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のシーアンカーは、シート(1)とロープ(2)で構成されており、そのシート(1)は上部シート(1a)と下部シート(1c)があり、その上部シート(1a)には浮き(1b)と、下部シート(1c)には錘(1d)が構成されている。
【0008】
そしてロープ(2)は、上ロープ(2a)と下ロープ(2b)があり、その上ロープ(2a)は、上部シート(1a)と、船(3)の船首取付部(3a)を結ぶ。また、下ロープ(2b)は、下部シート(1c)と、船(3)の側板取付部(3b)を結ぶことで目的を達成した。
【発明の効果】
【0009】
本発明のシーアンカーは、次のような効果がある。
(イ) 船首は風上を向いているので、波を被ることが無い。
(詳しくは0022段落を参照)
(ロ) シーアンカーをそのままで、前進する時には抵抗にならない。
(詳しくは0026段落を参照)
(ハ) 後進はシーアンカーが抵抗になるが、下ロープにゴム紐を使用すると、後進できる。
(詳しくは0028段落を参照)
(ニ) ロープを縛るだけで良いので、簡単に取り付けができる。
(詳しくは0006段落を参照)
【図面の簡単な説明】
【0010】
図は、側面をあらわした使用状態の模式図である。
図は、使用状態の斜視図である。
図は、前進するときの側面図である。
図は、下ロープをゴム紐に変えた斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
川下り用船
2か月前
個人
発電船
3か月前
個人
シーアンカー
4か月前
個人
船舶用プロペラ
11か月前
個人
流体抵抗低減省エネ船
10か月前
個人
簡易型ライフジャケット
12か月前
小柳建設株式会社
台船
5か月前
ウラカミ合同会社
曳航ロボット
6か月前
炎重工株式会社
浮標
24日前
炎重工株式会社
浮標
24日前
個人
水陸両用移動装置
5か月前
炎重工株式会社
移動体
3か月前
個人
船舶
24日前
ダイハツ工業株式会社
ジャケット
7か月前
常石造船株式会社
メタノール燃料船
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ガンネル治具
8か月前
誠加興業股分有限公司
呼吸用マスク
6か月前
株式会社テラサン
位置保持システム
4か月前
ヤマハ発動機株式会社
船外機
24日前
個人
キャタピラ推進式高速船
9か月前
個人
海洋「いかだ」上の風力発電システム
10か月前
炎重工株式会社
自律航行浮遊体
24日前
株式会社神戸タフ興産
船舶の甲板構造
2か月前
藤倉コンポジット株式会社
架台
1か月前
川崎汽船株式会社
ドライアイス輸送船
7か月前
個人
搬送器材
10か月前
株式会社大林組
水中潜行システム
16日前
ヤマハ発動機株式会社
船外機および船舶
3日前
ヤマハ発動機株式会社
船外機および船舶
9日前
株式会社 ASC
航海用低燃費航行方法
11か月前
サームトロン株式会社
外付けスラスタ装置
11か月前
ASTI株式会社
操作機構取付構造
3か月前
株式会社小野田産業
シェルタ
7か月前
高階救命器具株式会社
救命具
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
船舶推進機および船舶
7か月前
個人
競艇用ターンブイ
7か月前
続きを見る