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公開番号
2025002380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102522
出願日
2023-06-22
発明の名称
船外機
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B63H
20/20 20060101AFI20241226BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】船外機の小型化に寄与すると共に、シフトアクチュエータのメンテナンス性を高める。
【解決手段】エンジン15からの動力を伝達するドライブシャフト13と、ドライブシャフト13の一部を収容するドライブシャフトハウジング31を収容するアッパーケース30と、ドライブシャフト13から伝達される動力によって回転駆動されるプロペラシャフト21と、モータ41を含むシフトアクチュエータ40と、シフトアクチュエータ40からの出力によって、ドライブシャフト13からプロペラシャフト21へ伝達される動力の回転方向を切り替える前後進切替機構26と、を有する船外機100が提供される。モータ41は、カウル104の外で且つ、ロワーケース20の外で且つ、ドライブシャフトハウジング31の外に配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の駆動源と、
前記第1の駆動源からの動力を伝達するドライブシャフトと、
前記ドライブシャフトの一部を収容するドライブシャフトハウジングを収容するアッパーケースと、
前記ドライブシャフトから伝達される動力によって回転駆動されるプロペラシャフトと、
第2の駆動源を含むシフトアクチュエータと、
前記シフトアクチュエータからの出力によって、前記ドライブシャフトから前記プロペラシャフトへ伝達される動力の回転方向を切り替える前後進切替機構と、を有し、
前記第2の駆動源は、前記第1の駆動源を収容するカウルの外で且つ、前記前後進切替機構を収容するロワーケースの外で且つ、前記ドライブシャフトハウジングの外に配置された、船外機。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第2の駆動源は、前記ドライブシャフトハウジングよりも前方に配置された、請求項1に記載の船外機。
【請求項3】
前記第2の駆動源は、前記船外機の本体を支持する上下のマウント部のうち上のマウント部よりも下のマウント部に近い位置に配置された、請求項1に記載の船外機。
【請求項4】
前記シフトアクチュエータからの出力を前記前後進切替機構へ伝えるシフトカムを有し、
前記シフトアクチュエータは、回転力を出力する出力軸を含み、
前記出力軸の回転力によって前記シフトカムが回転することによって、前記ドライブシャフトから前記プロペラシャフトへ伝達される動力の回転方向が切り替わる、請求項1に記載の船外機。
【請求項5】
前記出力軸は、前記アッパーケース内から前記アッパーケース外にかけて配置された、請求項4に記載の船外機。
【請求項6】
前記出力軸は、前記ドライブシャフトハウジングの外に配置された、請求項4に記載の船外機。
【請求項7】
前記出力軸の少なくとも一部は、前記アッパーケース内に配置され、
前記アッパーケースには開口部が形成され、前記開口部を通じて前記出力軸を手動で回転操作可能である、請求項4に記載の船外機。
【請求項8】
前記第2の駆動源は、前記船外機の筐体の外に配置された、請求項1に記載の船外機。
【請求項9】
前記シフトアクチュエータは前記アッパーケースに固定された、請求項1に記載の船外機。
【請求項10】
前記シフトアクチュエータの少なくとも一部を覆うカバー部材をさらに有する、請求項1に記載の船外機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、船外機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
船外機においては一般に、ドライブシャフトから伝達される動力によってプロペラシャフトが回転駆動される。その際、前後進切替機構によって、ドライブシャフトからプロペラシャフトへ伝達される動力の回転方向が切り替えられる。例えば、駆動源としてのモータを含むシフトアクチュエータからの駆動力によって、前後進切替機構におけるシフト部材が移動し、シフト位置が切り替えられる。シフトアクチュエータは一般に、船外機の筐体内に配置される。
【0003】
例えば、特許文献1では、シフトアクチュエータはアッパーケース内に配置される。特許文献2では、シフトアクチュエータはカウル内に配置される。特許文献3では、シフトアクチュエータはギヤケース(ロワーケース)内に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第9896177号明細書
特開2010-63350号公報
特開2004-1638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2、3のいずれにおいても、シフトアクチュエータは船外機の筐体内に配置されるため、外部からアクセスすることは容易でない。例えば、モータなどをメンテナンスする際、アッパーケース、カウルまたはギヤケース等を外す必要があり、メンテナンス性は高くない。
【0006】
また、シフトアクチュエータの配置によって筐体内のスペースが割かれることで、高さの抑制などの小型化に不利となる。
【0007】
本発明は、船外機の小型化に寄与すると共に、シフトアクチュエータのメンテナンス性を高めることができる船外機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の一態様による船外機は、第1の駆動源と、前記第1の駆動源からの動力を伝達するドライブシャフトと、前記ドライブシャフトの一部を収容するドライブシャフトハウジングを収容するアッパーケースと、前記ドライブシャフトから伝達される動力によって回転駆動されるプロペラシャフトと、第2の駆動源を含むシフトアクチュエータと、前記シフトアクチュエータからの出力によって、前記ドライブシャフトから前記プロペラシャフトへ伝達される動力の回転方向を切り替える前後進切替機構と、を有し、前記第2の駆動源は、前記第1の駆動源を収容するカウルの外で且つ、前記前後進切替機構を収容するロワーケースの外で且つ、前記ドライブシャフトハウジングの外に配置された。
【0009】
この構成によれば、アッパーケースは、ドライブシャフトの一部を収容するドライブシャフトハウジングを収容する。第1の駆動源からの動力がドライブシャフトから伝達されプロペラシャフトが回転駆動される。前後進切替機構は、第2の駆動源を含むシフトアクチュエータからの出力によって、ドライブシャフトからプロペラシャフトへ伝達される動力の回転方向を切り替える。第2の駆動源は、第1の駆動源を収容するカウルの外で且つ、前後進切替機構を収容するロワーケースの外で且つ、ドライブシャフトハウジングの外に配置される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、船外機の小型化に寄与すると共に、シフトアクチュエータのメンテナンス性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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