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公開番号
2025083672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197185
出願日
2023-11-21
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250526BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷部が位置する印刷部領域に、乾燥部筐体から外部に流出する流体が移動する虞がある。
【解決手段】印刷装置10は、媒体Mにインクを塗布する印刷部13と、インクが塗布された媒体Mを乾燥する乾燥部14と、吹出部VPを有する気流生成部70と、印刷部13が位置する印刷部領域PAと、乾燥部14が位置する乾燥部領域DAとを内部に有する装置筐体18とを備え、乾燥部14は、乾燥部筐体40内に媒体Mが搬送される搬入口40Dと、乾燥部筐体40内から媒体Mが排出される排出口40Eとを有し、搬入口40D及び排出口40Eの少なくとも一方を介して乾燥部筐体40の外部に流出する流体の移動する領域TAであって、乾燥部筐体40の側面と平面視において隣り合う領域TAに、吹出部VPは設けられ、吹出部VPから気体を吹き出すことで、乾燥部筐体40内から外部に流出する流体の印刷部領域PAに向かう移動を妨げる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を支持する支持部と、
前記支持部に支持される前記媒体に液体を塗布する印刷部と、
前記媒体を搬送する搬送部と、
前記印刷部によって前記液体が塗布された前記媒体を乾燥する乾燥部と、
気体を吹き出す吹出部を有する気流生成部と、
前記支持部、前記印刷部、前記搬送部及び前記乾燥部を収容する装置筐体と、
を備え、
前記乾燥部は、
乾燥部筐体と、
前記乾燥部筐体に設けられ、前記乾燥部筐体の内部に前記媒体が搬送される搬入口と、
前記乾燥部筐体に設けられ、前記乾燥部筐体の内部から前記媒体が排出される排出口と、
を有し、
前記装置筐体は、前記印刷部が位置する印刷部領域と、前記乾燥部が位置する乾燥部領域とを内部に有し、
前記搬入口及び前記排出口の少なくとも一方を介して前記乾燥部筐体の外部に流出する流体の移動する領域であって、前記乾燥部筐体の側面と平面視において隣り合う前記領域に、前記吹出部は設けられ、
前記吹出部から前記気体を吹き出すことで、前記乾燥部筐体の内部から外部に流出する前記流体の前記印刷部領域に向かう移動を妨げる、
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記印刷部は印刷ヘッドを有し、
前記印刷ヘッドは、前記支持部に搬送される前記媒体の上方を往復移動しながら、前記媒体に対して前記液体を吐出し、
前記乾燥部は前記支持部の下方に配置され、
前記印刷部領域は、前記印刷ヘッドの往復移動領域を含み、
前記支持部及び前記乾燥部筐体と平面視において重ならず、且つ、前記搬入口及び前記排出口の少なくとも一方が設けられる前記乾燥部筐体の前記側面と平面視において隣り合う前記領域に、前記吹出部は設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記吹出部は、前記装置筐体の天井に設けられる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記吹出部は、重力方向において、前記搬入口及び前記排出口の少なくとも一方と前記支持部との間に設けられる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記気流生成部は、一方の開口から前記気体を吹き出し可能に設けられる第1ダクトを有し、
前記吹出部は、前記一方の開口である、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記一方の開口は、前記媒体の搬送方向と交差する幅方向において、前記媒体の内、最大幅の前記媒体の幅以上の開口幅を有し、
前記気流生成部は、前記一方の開口の前記幅方向における前記開口幅を変更可能なシャッターを有し、
前記シャッターは、前記一方の開口のうち、搬送される前記媒体と平面視において重なる領域を閉じる、
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記媒体の搬送方向と交差する幅方向において、前記媒体の内、最小幅の前記媒体と平面視において重ならず、最大幅の前記媒体と平面視において少なくとも一部が重なる位置に、前記吹出部は設けられる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記気流生成部は、前記媒体の搬送方向と交差する幅方向における前記吹出部の位置を変更可能な吹出部移動機構を有する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記気流生成部は、前記媒体の搬送方向と交差する幅方向における前記吹出部の位置を変更可能な吹出部移動機構を備える、
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記気流生成部は、前記天井において前記吹出部が移動する領域に設けられる開口のうち、前記吹出部が位置しない領域を塞ぐ蓋部材を備え、
前記蓋部材は、前記吹出部の位置に応じて前記開口を塞ぐように伸縮可能である、
ことを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部空間に配置されるキャリッジに搭載され、記録媒体にインクを吐出するインクヘッドを備えるインクジェットプリンターが開示されている。キャリッジに搭載されるインクヘッドは印刷部の一例であり、インクジェットプリンターは印刷装置の一例である。インクジェットプリンターは、内部空間の雰囲気温度を上昇させる熱源と、内部空間の空気を排気口から外部に排出させる排気用ファンとを備えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-119541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のインクジェットプリンターでは、内部空間の空気を排気口から外部に排出させると、内部空間における空気の流れによって熱源により加熱された空気がインクヘッドの周りを通過する。この場合、インクヘッドの周りの雰囲気温度が上昇することで、インクヘッドによる記録媒体に対する印刷の精度が低下する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に液体を塗布する印刷部と、前記媒体を搬送する搬送部と、前記印刷部によって前記液体が塗布された前記媒体を乾燥する乾燥部と、気体を吹き出す吹出部を有する気流生成部と、前記支持部、前記印刷部、前記搬送部及び前記乾燥部を収容する装置筐体と、を備え、前記乾燥部は、乾燥部筐体と、前記乾燥部筐体に設けられ、前記乾燥部筐体の内部に前記媒体が搬送される搬入口と、前記乾燥部筐体に設けられ、前記乾燥部筐体の内部から前記媒体が排出される排出口と、を有し、前記装置筐体は、前記印刷部が位置する印刷部領域と、前記乾燥部が位置する乾燥部領域とを内部に有し、前記搬入口及び前記排出口の少なくとも一方を介して前記乾燥部筐体の外部に流出する流体の移動する領域であって、前記乾燥部筐体の側面と平面視において隣り合う前記領域に、前記吹出部は設けられ、前記吹出部から前記気体を吹き出すことで、前記乾燥部筐体の内部から外部に流出する前記流体の前記印刷部領域に向かう移動を妨げる。
【0006】
印刷装置は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体にインクを塗布して画像を形成する印刷部と、前記媒体を搬送する搬送部と、前記印刷部によって前記インクが塗布された前記媒体を乾燥する乾燥部と、気体を吸引する吸引部を有する気流生成部と、前記支持部、前記印刷部、前記搬送部及び前記乾燥部を収容する装置筐体と、を備え、前記乾燥部は、乾燥部筐体と、前記乾燥部筐体に設けられ、前記乾燥部筐体の内部に前記媒体が搬送される搬入口と、前記乾燥部筐体に設けられ、前記乾燥部筐体の内部から前記媒体が排出される排出口と、を有し、前記装置筐体は、前記印刷部が位置する印刷部領域と、前記乾燥部が位置する乾燥部領域とを内部に有し、前記搬入口及び前記排出口の少なくとも一方を介して前記乾燥部筐体の外部に流出する流体の移動する領域であって、前記支持部及び前記乾燥部筐体と平面視において重ならず、且つ、前記搬入口及び前記排出口の少なくとも一方が設けられる前記乾燥部筐体の側面と平面視において隣り合う前記領域に、面する位置に、前記吸引部は設けられ、前記吸引部から前記気体を吸引することで、前記乾燥部筐体の外部に流出する前記流体の前記印刷部領域に向かう移動を妨げる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る印刷装置を示す斜視図。
図1に示す印刷装置の各部の位置関係を示す模式側面図。
実施形態1に係る乾燥部を示す側面図。
実施形態1に係る気流生成部と支持部上の媒体との位置関係を示す部分上面図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す模式側面図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す模式側面図。
他の実施形態に係る気流生成部と支持部上の媒体との位置関係を示す部分上面図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す模式側面図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す模式側面図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す模式上面図。
他の実施形態に係る気流生成部を示す斜視図。
他の実施形態に係る気流生成部を示す斜視図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す部分斜視図。
他の実施形態に係る気流生成部が有する気体吸引部を示す斜視図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す部分斜視図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す部分側面図。
他の実施形態に係る印刷装置の各部の位置関係を示す模式側面図。
他の実施形態に係る仕切り部材を示す部分上面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に基づいて本開示が説明される。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。尚、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、完全に同じであることのみを指さない。例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、測定誤差を考慮して同じである場合を含むものとする。また、例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、部材の製造ばらつきを考慮して同じである場合を含むものとする。
【0009】
また、例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、機能を損なわない範囲で同じである場合を含むものとする。よって、例えば、「両者の寸法が同じである」とは、測定誤差、部材の製造ばらつきを考慮し、両者の寸法差が、一方の寸法の±5パーセント以内、特に好ましくは±3パーセント以内であることを指す。
【0010】
各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向とする。向きを特定する場合には、正の方向を「+」、負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用し、各図の矢印が向かう向きを+方向、矢印の反対方向を-方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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