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公開番号
2025083236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023197023
出願日
2023-11-20
発明の名称
建設機械のサイドフレーム用分解治具
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62D
55/08 20060101AFI20250523BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】簡易な構造でありながら、分解輸送のためのサイドフレームの取外し・取付け作業を容易に行うことが可能な建設機械のサイドフレーム用分解治具を提供する。
【解決手段】クローラ走行式の走行体のサイドフレーム32を、トラックフレームのアクスル31に沿って走行体幅方向外側に移動した状態から吊り上げるために、アクスルの一部としてサイドフレームの支持に用いられる建設機械のサイドフレーム用分解治具46において、トラックフレームの走行体前後方向に離間した2つのアクスルに対してそれぞれ着脱可能に取り付けられる2つのサブアクスル47を備え、サブアクスルは、アクスルの先端部34の外面34aに当接して取り付けられる取付板面49aを有する取付板49と、アクスルの先端部の上面34dに連接して走行体幅方向外側に延びる支持板面50aを有する支持板50と、取付板と支持板との間に跨設される補強板51とで構成されている。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
クローラ走行式の走行体のサイドフレームを、トラックフレームのアクスルに沿って走行体幅方向外側に移動した状態から吊り上げるために、前記アクスルの一部として前記サイドフレームの支持に用いられる建設機械のサイドフレーム用分解治具において、
前記トラックフレームの走行体前後方向に離間した2つの前記アクスルに対してそれぞれ着脱可能に取り付けられる2つのサブアクスルを備え、
前記サブアクスルは、前記アクスルの先端部の外面に当接して取り付けられる取付板面を有する取付板と、前記アクスルの先端部の上面に連接して走行体幅方向外側に延びる支持板面を有する支持板と、前記取付板と前記支持板との間に跨設される補強板とで構成されていることを特徴とするサイドフレーム用分解治具。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記取付板は、前記アクスルの先端部の外面に複数のボルトで取り付けられ、前記取付板面には、前記アクスルの先端部に設けられた走行体前後方向一対のピン穴に挿入される一対のガイドピンが設けられ、
前記ピン穴に前記ガイドピンを挿入した状態で、前記アクスルの先端部の上面と前記支持板の支持板面とが同一高さになることを特徴とする請求項1記載のサイドフレーム用分解治具。
【請求項3】
前記補強板は、前記アクスルの先端部の外面に前記取付板を取り付けた状態で、板面を水平方向に向けて配置されるとともに、前記取付板から外方に向かうにつれて断面積が漸次減少する断面積漸次減少領域と、該断面積漸次減少領域の外側に連続する領域に断面積が増減しない断面積一定領域とを有し、各領域の境界部は、吊り上げ開始位置における前記サイドフレームの内端と上下方向に重なり合う位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のサイドフレーム用分解治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械のサイドフレーム用分解治具に関し、詳しくは、クローラ式の走行体を構成するサイドフレームをロープで吊り上げるときに用いられる分解治具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
クローラ式の走行体を備えた大型の建設機械、例えば大型杭打機では、輸送時における重量制限のため、走行体のトラックフレームからサイドフレーム(クローラフレームともいう)を取り外して別々に輸送し、現場でこれらを組み立てて使用している。このため、サイドフレームを着脱するための吊り作業を容易に行えるように、アクスルの先端に設けた二股状の折り畳み式サブアクスル(クローラ装着部ともいう)を展開してトラックフレームのアクスルを延長し、サブアクスル上にサイドフレームを引き出すことが可能になっている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-6809号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近時、輸送時の重量制限の強化により、従来ならば必要がなかった中型建設機械においても、走行体の分解輸送、すなわち、サイドフレームを取り外して輸送する必要がでてきている。しかしながら、従来構造のサブアクスルを中型用にダウンサイジングすると、部品点数が多くなるだけでなく、重量増も招き、走行体の分解輸送を行ううえでの作業性に大きく影響を与えるという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、簡易な構造でありながら、分解輸送のためのサイドフレームの取外し・取付け作業を容易に行うことが可能な建設機械のサイドフレーム用分解治具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明のサイドフレーム用分解治具は、クローラ走行式の走行体のサイドフレームを、トラックフレームのアクスルに沿って走行体幅方向外側に移動した状態から吊り上げるために、前記アクスルの一部として前記サイドフレームの支持に用いられる建設機械のサイドフレーム用分解治具において、前記トラックフレームの走行体前後方向に離間した2つの前記アクスルに対してそれぞれ着脱可能に取り付けられる2つのサブアクスルを備え、前記サブアクスルは、前記アクスルの先端部の外面に当接して取り付けられる取付板面を有する取付板と、前記アクスルの先端部の上面に連接して走行体幅方向外側に延びる支持板面を有する支持板と、前記取付板と前記支持板との間に跨設される補強板とで構成されていることを特徴としている。
【0007】
また、前記取付板は、前記アクスルの先端部の外面に複数のボルトで取り付けられ、前記取付板面には、前記アクスルの先端部に設けられた走行体前後方向一対のピン穴に挿入される一対のガイドピンが設けられ、前記ピン穴に前記ガイドピンを挿入した状態で、前記アクスルの先端部の上面と前記支持板の支持板面とが同一高さになることを特徴としている。
【0008】
さらに、前記補強板は、前記アクスルの先端部の外面に前記取付板を取り付けた状態で、板面を水平方向に向けて配置されるとともに、前記取付板から外方に向かうにつれて断面積が漸次減少する断面積漸次減少領域と、該断面積漸次減少領域の外側に連続する領域に断面積が増減しない断面積一定領域とを有し、各領域の境界部は、吊り上げ開始位置における前記サイドフレームの内端と上下方向に重なり合う位置に設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の建設機械のサイドフレーム用分解治具によれば、板材を主たる構成要素としたサブアクスルにおいて、支持板がアクスルの先端部の上面に連接して走行体幅方向外側に延びる支持板面を有しているので、アクスルに対して着脱が容易な軽量性を付与することが可能となり、走行体を分解輸送するための一連の作業を効率よく進めることができる。しかも、取付板、支持板及び補強板の一体構造によって、サイドフレームに対して必要な支持強度を満足しつつ、治具一式の総部品点数を少なくできることから、安価で製作性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一形態例を示すサイドフレーム用分解治具が適用される杭打機の側面図である。
同じく要部正面図である。
同じく要部側面図である。
同じく下部走行体の一部断面平面図である。
同じく側面図である。
同じく杭打機の輸送姿勢を示す側面図である。
同じく平面図である。
同じくアウトリガジャッキを伸長させてクローラを地面から浮かせた状態を示す側面図である。
同じく平面図である。
同じくサブアクスルの斜視図である。
同じく側面図である。
同じく平面図である。
同じく正面図である。
同じくアクスルの先端部に対してサブアクスルを取り付ける説明図である。
同じくサブアクスルの取付状態を示す要部の一部断面正面図である。
同じくサブアクスルにてサイドフレームを支持した状態を示す要部正面図である。
同じく要部側面図である。
同じくトラックフレームからサイドフレームを取り外した吊り状態を示す図である。
同じくトラックフレームにおけるサイドフレームを取り外した状態を示す平面図である。
同じく機体の真下に輸送トレーラの荷台を受け入れた状態を示す図である。
同じく輸送トレーラの荷台に機体を積載した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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