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公開番号
2025082919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196482
出願日
2023-11-20
発明の名称
テープカートリッジ及びテープカートリッジの製造方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20250523BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】テープの送出側端部を適切な搬送経路に導く。
【解決手段】テープカートリッジ1が、テープTに印刷を行う印刷装置2の収容部21に収容され、テープTが通過するテープ通過口13を有するテープカートリッジ1であって、テープ通過口13は、テープTに対する印刷を行う印刷位置から印刷後のテープTを装置外に送出する印刷装置2のテープ送出口22までのテープTの搬送経路途中に設けられ、テープ通過口13とテープ送出口22との間にテープ受け部材5が設けられており、テープ受け部材5は、テープTの裏面側からテープTに当接する支持部52を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
テープに印刷を行う印刷装置の収容部に収容され、前記テープが通過するテープ通過口を有するテープカートリッジであって、
前記テープ通過口は、前記テープに対する印刷を行う印刷位置から印刷後の前記テープを前記印刷装置外に送出する前記印刷装置のテープ送出口までの前記テープの搬送経路途中に設けられ、
前記テープ通過口と前記テープ送出口との間にテープ受け部材が設けられており、
前記テープ受け部材は、前記テープの裏面側から前記テープに当接する支持部を有している、
ことを特徴とするテープカートリッジ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記テープ受け部材は、前記テープカートリッジの本体ケースの両側部に係止される一対の係止部を有し、
前記支持部は、前記一対の係止部の間に掛け渡されて、前記テープ通過口から前記テープ送出口側に向って張り出し、少なくとも張り出し側の端部が前記テープ送出口の近傍に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
【請求項3】
前記支持部は、板状の部材に撓みを持たせることで、前記テープ通過口から前記テープ送出口側に向って円弧状に膨出している、
ことを特徴とする請求項2に記載のテープカートリッジ。
【請求項4】
前記支持部が前記テープの裏面側に当接する高さ位置は、前記テープ通過口における前記テープが通過する位置と略同じ高さ位置となっている、
ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
【請求項5】
前記テープ送出口は、前記テープ通過口側から送出されてくる前記テープを受ける受付部を有し、
前記支持部が前記テープの裏面側に当接する高さ位置は、少なくとも前記テープ送出口における前記受付部の位置よりも高くなっている、
ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
【請求項6】
前記テープは、第1のテープと前記第1のテープの裏面側に設けられた第2のテープとが一体となった2層式のテープであり、前記テープ通過口から送出された後、第1のテープのみが前記テープ受け部材の前記支持部の上を通過して前記テープ送出口から送出され、前記第2のテープは、前記第1のテープから分離されて巻き取られる、
ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
【請求項7】
前記支持部は、前記第2のテープが突き当たると、前記第2のテープが前記テープ送出口側に送られるのを阻害する阻害部材として機能する、
ことを特徴とする請求項6に記載のテープカートリッジ。
【請求項8】
テープに印刷を行う印刷装置の収容部に収容され、前記テープが通過するテープ通過口を有するテープカートリッジの製造方法であって、
板状部材を折り曲げ加工することで、一対の係止部と、前記一対の係止部の間に掛け渡されて前記テープ通過口側から前記印刷装置のテープ送出口側に向って張り出す支持部を有するテープ受け部材を形成し、
前記テープ受け部材の前記一対の係止部を前記テープカートリッジの本体ケースの両側部であって前記テープ通過口の近傍に係止し、前記テープ通過口と前記テープ送出口との間で前記支持部が前記テープの裏面側から前記テープを支持するように前記テープ受け部材を取り付ける、
ことを特徴とするテープカートリッジの製造方法。
【請求項9】
前記支持部は、板状の部材に撓みを持たせることで、前記テープ通過口から前記テープ送出口側に向って円弧状に膨出するように形成される、
ことを特徴とする請求項8に記載のテープカートリッジの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テープカートリッジ及びテープカートリッジの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の印刷装置として、例えば特許文献1に記載の印刷装置では、装置内にセットされたテープカートリッジ(印刷用カセット)が、第1テープと第2テープとが貼り合わされた重ねテープを外部に排出する排出口を有しており、排出口から排出された重ねテープは、印刷後に印刷装置のテープ排出口から装置外部に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-56430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の印刷装置では、例えばテープの重さ等で送出側の端部が下がっている場合に、テープが印刷装置側の送出口(排出口)に適切に受け入れられずに本来挿入される位置ではない箇所に入り込んでしまい、ひいては、搬送不良の原因となるおそれがある。
【0005】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、テープの送出側端部を適切な搬送経路に導くことができるテープカートリッジ及びテープカートリッジの製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明に係るテープカートリッジは、
テープに印刷を行う印刷装置の収容部に収容され、前記テープが通過するテープ通過口を有するテープカートリッジであって、
前記テープ通過口は、前記テープに対する印刷を行う印刷位置から印刷後の前記テープを前記印刷装置外に送出する前記印刷装置のテープ送出口までの前記テープの搬送経路途中に設けられ、
前記テープ通過口と前記テープ送出口との間にテープ受け部材が設けられており、
前記テープ受け部材は、前記テープの裏面側から前記テープに当接する支持部を有していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、テープの送出側端部を適切な搬送経路に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における印刷装置の外観構成を示す斜視図である。
図1に示す印刷装置の蓋部を開披した状態の要部拡大斜視図である。
実施形態に係るテープカートリッジの外観を示す平面図である。
テープ受け部材を形成する板状部材の平面図である。
図5に示す板状部材を組み立てたテープ受け部材の斜視図である。
図3における矢視VI方向から見たテープカートリッジのテープ通過口付近を示す要部上面図である。
図6における矢視VII方向から見たテープカートリッジのテープ通過口付近を示す要部側面図である。
実施形態におけるテープカートリッジのテープ通過口から印刷装置のテープ送出口周辺を示す要部拡大図である。
テープ受け部材が設けられていない場合のテープカートリッジのテープ通過口から印刷装置のテープ送出口周辺を示す要部拡大図である。
テープ受け部材が設けられていない場合のテープカートリッジのテープ通過口から印刷装置のテープ送出口周辺を示す要部拡大図である。
テープカートリッジのテープ通過口を通過した2層式のテープが各層に分離されて送り出されていく様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しつつ、本発明に係るテープカートリッジ1及びテープカートリッジ1の製造方法の一実施形態について説明する。本実施形態のテープカートリッジ1は、印刷装置2により印刷される被印刷媒体であるテープTを内部に収容しており、印刷装置2の収容部21内に収容されて使用される。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0010】
[印刷装置の構成]
まず前提として、テープカートリッジ1が収容される印刷装置2の構成について説明する。
なお、以下の実施形態において、x軸方向、y軸方向、z軸方向は、図1及び図2に示した方向をいうものとする。x軸方向は印刷装置2の横方向であり、y軸方向は印刷装置2の縦方向であり、z軸方向は印刷装置2の高さ方向である。また図2に示すように、実施形態において印刷装置2にテープカートリッジ1を収容した際には、図3に示すテープカートリッジ1の長辺方向Lがx軸方向と一致し、テープカートリッジ1の短辺方向Hがy軸方向と一致し、テープカートリッジ1の高さ方向(テープカートリッジ1内に収容されているテープTの幅方向)Wがz軸方向と一致する。
(【0011】以降は省略されています)
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