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公開番号2025081503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025024743,2022152054
出願日2025-02-19,2022-09-26
発明の名称電子時計
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04B 37/22 20060101AFI20250520BHJP(時計)
要約【課題】内部に収容された電子部品の性能を阻害することなく高級感のある外観を演出する。
【解決手段】電子時計である時計100が、樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域αを有するとともに、樹脂材料を含んで形成された第二領域βを有するベゼル2を備え、第二領域βは、ベゼル2の周方向に沿って、アナログ時計における3時位置、6時位置、9時位置、12時位置にそれぞれ配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域と、金属材料が不連続蒸着されず前記樹脂材料を含んで形成された第二領域と、を有するベゼルを備えた、
ことを特徴とする電子時計。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第一領域を含む前記ベゼルの下側にアンテナが配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
【請求項3】
前記第二領域は、当該第二領域の上面の高さが前記第一領域の上面の高さよりも高い位置となるように形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
【請求項4】
前記第一領域及び前記第二領域は、前記ベゼルの周方向に沿って交互に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
【請求項5】
前記第二領域は、前記ベゼルの周方向に沿って、アナログ時計における3時位置、6時位置、9時位置、12時位置にそれぞれ配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
【請求項6】
前記第一領域を構成する部材と前記第二領域を構成する部材とは別部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
【請求項7】
樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域を有するベゼルを備え、
前記第一領域において外側に露出しない面には、金属の不連続蒸着が施されない、
ことを特徴とする電子時計。
【請求項8】
樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域を有するベゼルを備え、
前記第一領域は、V溝加工が施された溝部を有し、
前記第一領域における径方向の断面には、凹凸を隠すために縁部が所定の高さ肉盛りされている、
ことを特徴とする電子時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子時計に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内部に電子部品を収容する機器ケースに環状の外装部材を設けた携帯型の電子機器(電子時計等)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
機器ケースに収容される電子部品としては、例えばGPS受信用のアンテナ等が想定されるが、アンテナが機器ケース内に収容される場合、外部からの電波を遮蔽するような部材(例えば金属製のベゼル等の外装部材)をアンテナ等の外側に設けると電波を受信することが困難となる。
このため、金属製の外装部材を設け、この外装部材自体をアンテナとして機能させることも考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-72059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、金属製の部材であるアンテナ(アンテナ素子)が外装部材(時計におけるベゼル等)として外気に曝される構成とすると、酸化や腐食等の懸念がある。さらに耐衝撃性の観点からも好ましくない。
【0005】
また外装部材(時計におけるベゼル等)をアンテナとして機能させる場合、外装部材の重量が重くなり、サイズも大きくなる。例えば電子時計等の電子機器は、人の腕等、身に着けて用いられることが想定される。このため、ユーザビリティ向上等のために、一般的に小型化が求められる傾向にあるところ、外装部材の重量化・大型化は望ましくない。
このため、アンテナはできる限り小型化・軽量化し、かつ電子機器(電子時計等)の内部に収容された状態で設けられることが好ましい。
【0006】
しかし、アンテナを電子機器(電子時計等)の内部に収容すると、前述のように電波を遮蔽するような金属製のベゼル等を外装に用いることができないという制約が生じるため、高級感のある外観を演出しづらいという意匠的な問題を生じる。
【0007】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、内部に収容された電子部品の性能を阻害することなく高級感のある外観を演出することができる電子時計を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の第1態様に係る電子時計は、
樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域と、金属材料が不連続蒸着されず前記樹脂材料を含んで形成された第二領域と、を有するベゼルを備えたことを特徴とする。
前記課題を解決するために、本発明の第2態様に係る電子時計は、
樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域を有するベゼルを備え、
前記第一領域において外側に露出しない面には、金属の不連続蒸着が施されない、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、本発明の第3態様に係る電子時計は、
樹脂材料を含む基材に対して金属材料が不連続蒸着されることで形成された第一領域を有するベゼルを備え、
前記第一領域は、V溝加工が施された溝部を有し、
前記第一領域における径方向の断面には、凹凸を隠すために縁部が所定の高さ肉盛りされている、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、内部に収容された電子部品の性能を阻害することなく高級感のある外観を演出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態における時計の要部分解斜視図である。
実施形態における時計の正面図である。
実施形態における時計のA-A線に沿う断面図である。
図3におけるIV部分の要部拡大断面図である。
実施形態における時計のB-B線に沿う断面図である。
図5におけるVI部分の要部拡大断面図である。
(a)は、図2におけるVII部分の要部拡大斜視図であり、(b)は、(a)におけるC-C線に沿う模式的な断面図である。
実施形態における時計からベゼルを取り外した状態の要部断面図である。
本実施形態におけるソーラーパネルの平面図である。
本実施形態におけるソーラーパネルと回路基板との接続部分の構成を示す要部側面図である。
(a)は、本実施形態におけるアンテナの平面図であり、(b)は、(a)に示すアンテナの斜視図であり、(c)は、(a)に示すアンテナの側面図である。
(a)は、実施形態における時計内部のアンテナの固定構造を示す要部平面図であり、(b)は、(a)におけるB部分の拡大図であり、(c)は、(a)におけるC部分の拡大図である。
アンテナの波長短縮を説明する説明図である。
本実施形態におけるアンテナと回路基板との接続部分の構成を示す図であり、一部を断面した要部側面図である。
(a)は、本実施形態におけるアンテナの斜視図であり、(b)は、比較例1のアンテナの斜視図であり、(c)は、比較例2のアンテナの斜視図である。
実施形態における時計の内部構成を示す要部平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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