特許ウォッチ

公開番号2025111936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005884
出願日2024-01-18
発明の名称目覚し時計
出願人個人
代理人個人
主分類G04G 13/02 20060101AFI20250724BHJP(時計)
要約【課題】アラームの報知時に空中像を変化させることで幸福感及び癒し感が得られ、面白味を増大させることができる目覚し時計を提供する。
【解決手段】本発明の目覚し時計1は、画像を表示する表示面111を有し、表示面111から画像光を出射する表示器11と、画像光を反射させることにより空中像30を結像させる結像光学系12と、結像させる空中像30を制御する制御部24とを備える。制御部24は、アラーム報知時刻になると、空中像30を変化させる。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
画像を表示する表示面を有し、前記表示面から画像光を出射する表示器と、
前記画像光を反射させることにより空中像を結像させる結像光学系と、
結像させる前記空中像を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、アラーム報知時刻になると、前記空中像を変化させることを特徴とする目覚し時計。
続きを表示（約 530 文字）【請求項２】
アラーム音を報知する報知部をさらに備え、
前記制御部は、アラーム報知時刻になると、前記報知部からアラーム音を発生させることを特徴とする請求項１に記載の目覚し時計。
【請求項３】
ユーザのお気に入りの人物、動物、又は、キャラクターの画像データと、当該人物、動物、又は、キャラクターの音声データとを記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、アラーム報知時刻になると、前記記憶部からユーザが指定した画像データ及び音声データを読み出して、読み出した画像データに対応する画像を空中像として表示するとともに、読み出した音声データに対応する音声をアラーム音として発生させることを特徴とする請求項２に記載の目覚し時計。
【請求項４】
前記記憶部は、スケジュール報知時刻を含んだユーザのスケジュールを記憶し、
前記制御部は、スケジュール報知時刻になると、前記記憶部からユーザが指定した画像データ及び音声データを読み出して、読み出した画像データに対応する画像を空中像として表示するとともに、読み出した音声データに対応する音声をアラーム音として発生させることを特徴とする請求項３に記載の目覚し時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、目覚し時計に関し、特に、空中に空中像を表示する目覚し時計に関するものである。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から空中に空中像を表示する種々の表示装置が知られている。このような表示装置には、空中像として目覚し時計を表示することができる表示装置もある（例えば、特許文献１）。
【０００３】
特許文献１の表示装置は、画像を表示する表示器と、複数の微細なミラー素子が二次元状に配置された結像光学系とを備えている。結像光学系は、表示器の表示面に対して所定の角度で配置されており、表示面に表示された画像からの光を反射して、画像の実像を空中像として形成している。特許文献１の表示装置では、この空中像として目覚し時計を表示可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
ＷＯ２０１８／００３８６０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１では、表示装置は、単に空中像として目覚し時計を表示できることしか記載されていない。このような表示装置は、通常の時刻の表示は、デジタル式又はアナログ式で時刻を示す画像を空中像として表示し、アラームの報知は、一般的な目覚し時計と同様に、アラーム音で報知するものと考えられる。そうすると、画像を空中像として空中に表示する以外は一般的な目覚し時計と変わらず、面白味に欠けるという問題があった。
【０００６】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、アラームの報知時に空中像を変化させることで幸福感又は癒し感が得られ、面白味を増大させることができる目覚し時計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の目覚し時計は、画像を表示する表示面を有し、表示面から画像光を出射する表示器と、画像光を反射させることにより空中像を結像させる結像光学系と、結像させる空中像を制御する制御部とを備える。制御部は、アラーム報知時刻になると、空中像を変化させる。
【０００８】
好ましい実施形態の目覚し時計は、アラーム音を報知する報知部をさらに備える。制御部は、アラーム報知時刻になると、報知部からアラーム音を発生させる。
【０００９】
より好ましい実施形態の目覚し時計は、ユーザのお気に入りの人物、動物、又は、キャラクターの画像データと、当該人物、動物、又は、キャラクターの音声データとを記憶する記憶部をさらに備える。制御部は、アラーム報知時刻になると、記憶部からユーザが指定した画像データ及び音声データを読み出して、読み出した画像データに対応する画像を空中像として表示するとともに、読み出した音声データに対応する音声をアラーム音として発生させる。
【００１０】
さらに好ましい実施形態の目覚し時計では、記憶部は、スケジュール報知時刻を含んだユーザのスケジュールを記憶する。制御部は、スケジュール報知時刻になると、記憶部からユーザが指定した画像データ及び音声データを読み出して、読み出した画像データに対応する画像を空中像として表示するとともに、読み出した音声データに対応する音声をアラーム音として発生させる。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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