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公開番号
2025165343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-04
出願番号
2024069404
出願日
2024-04-22
発明の名称
ワイヤレス給電を使用した針が光るアナログ式時計
出願人
個人
代理人
主分類
G04B
19/30 20060101AFI20251027BHJP(時計)
要約
【課題】テープ状のLEDを使って針を直接発光させることで、従来のものと比較して認視性の高い時計を提供する。
【解決手段】本発明は、時計の長針・短針にテープ状のLEDを用いて針自身を発光させている。テープ状のLEDに電量を供給するため、時計本体側に給電コイル、長針・短針に受電コイルを用いるワイヤレス給電方式を使用している。既製の時計用ムーブメントに追加する形になるので、設計・製造費を大幅に削減することが期待できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外部からの電力をワイヤレス給電を用いて時計の長針と短針に設けられた発光体にコードが絡むことなく電力を供給する仕組み。
続きを表示(約 45 文字)
【請求項2】
時計の長針と短針に直接発光体を設置し認視性を高めた仕組み。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤレス給電を使用して時計の短針と長針それぞれに電力を送り、針に取り付けたテープ状のLEDを光らせる時計に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、時計の針を光らせるためには夜光塗料や蓄光塗料を用いる方法が一般的であった。しかし、これらの塗料は発光が弱く十分な認視性がないのが欠点としてあげられた。あるいは時計の盤面や針に光を当てることで間接的に針を光らせる方式も作られているが、認視性の悪さは十分改善されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-31548 特開2011-238125
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、夜間に時計の針の認視性を高めるために夜光塗料や蓄光塗料が用いられている。これらは光量が乏しく十分な認視性を得ることが難しい。また、LED等で盤面を照らしたり、アクリル棒や光ファイバーなどの透明な導光素材を用いて時計内部から照らした光で針を光らせる構造も考えられていたが、明るさや構造的な難しさを含めて十分な解決策とはいえない。
直接時計の針にLED等の光源を取り付けて光らせればこれらの問題は解決するが、それができなかったのは、針の回転に伴い針に取り付けた光源に電力を供給するコードが捻じれるからである。また、分針が時針を追い越していくときのコードの干渉も問題になる。
本発明は長針、短針それぞれの針に光源を設け直接光らせることで認視性を高めたアナログ式時計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はワイヤレス給電という仕組みを用いている。既製の時計ムーブメント(1)の上部に電力を伝えるための送電コイル(3)と高周波発信器(2)を備える。送電コイル(3)内で変化する高い周波数の電流は、その上部に重ねられた短針用と長針用の受電コイル(4,5)に誘導電流という形で電力を伝えることができる。ここで発生した誘導電流は針に内蔵されたLED(6)に伝わりこれを発光させる。(図1、図2)
【0006】
長針(7)と短針(8)は回転する速さが異なるが、受電コイル(4,5)は長針と短針それぞれについているので、ひとつの送電コイル(3)からの電力は長針(7)と短針(8)が独立して得ることができる。(図2)
【0007】
本来LEDは直流でしか光らせることはできないが、低い電圧でありかつ数十キロヘルツ以上の高周波で光らせるのでちらつくことがなく連続して光っているように作動させることができる。
【0008】
ワイヤレス給電は送電コイル(3)と受電コイル(4,5)が近接していないと送電効率が著しく落ちるのでできるだけ近づけるようにしている。(図2)
【0009】
送電コイル(3)からの電磁波は時計本体ムーブメント(1)側にも伝わるが、時計の中で使用されている運針用のコイルとは直交する向きに設置しているので影響は少ない。念のため送電用のコイルと時計本体の間には薄い電磁波シールド用の金属板(9)を挟み電磁波が伝わらないようにする。
【0010】
市販の時計のほとんどは既製のムーブメントを用いているが、本考案は既製のムーブメントにほとんど手を加えることなく機能を追加する形になるので製造も容易である。また、LEDを光らせる電力とは別に時計本体を駆動する電力は既製のムーブメントに備わる電池を使用するので、停電時でも針が光らないだけで時計の使用に影響はない。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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