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公開番号2025100435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024219589
出願日2024-12-16
発明の名称プレート上のディスプレイモジュールの配置
出願人モントレー ブレゲ・エス アー
代理人個人
主分類G04B 19/14 20060101AFI20250626BHJP(時計)
要約【課題】信頼性の高いプレート上のディスプレイモジュールの配置技法を提供する。
【解決手段】本発明の1つの態様は、腕時計のディスプレイモジュール(1)と、腕時計の時計ムーブメントのプレート(2)とを備える時計アセンブリ(10)に関し、ディスプレイモジュール(1)には、少なくとも1つのディスプレイ部品(4)と、前記少なくとも1つのディスプレイ部品(4)が配置される開口凹部を含む保護要素(3)とが設けられ、ディスプレイ部品(4)には、この凹部の、完全にまたは部分的に透明な底部に面して位置決めされた可視面(8)が設けられ、保護要素(3)は、この要素をプレート(2)内に配置するのに役立つタブ(6a,6b)を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
腕時計のディスプレイモジュール(1)と、前記腕時計の時計ムーブメントのプレート(2)とを備える時計アセンブリ(10)であって、前記ディスプレイモジュール(1)には、少なくとも1つのディスプレイ部品(4)と、前記少なくとも1つのディスプレイ部品(4)が配置される開口凹部を含む保護要素(3)とが設けられ、前記ディスプレイ部品(4)には、この凹部の、完全にまたは部分的に透明な底部に面して位置決めされた可視面(8)が設けられ、前記保護要素(3)は、前記保護要素を前記プレート(2)内に配置するのに役立つタブ(6a,6b)を備える、時計アセンブリ(10)。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記プレート(2)は、各タブ(6a,6b)用のキャビティ(9a,9b)を備え、前記キャビティ(9a,9b)は、このプレート(2)の上面(11a)の開口(13a,13b)から出る筐体を含み、前記筐体は、前記保護要素(3)の前記タブ(6a,6b)を受け入れるように構成される、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項3】
前記プレート(2)は、このタブ(6a,6b)を受け入れることができる筐体を設けられた各タブ(6a,6b)用のキャビティ(9a,9b)を備え、この筐体内では、この筐体内にこのタブ(6a,6b)を固定するために、締結要素(17a,17b)がこのタブ(6a,6b)と接触できる、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項4】
前記プレート(2)は、このタブ(6a,6b)を受け入れることができる筐体を設けられた各タブ(6a,6b)用のキャビティ(9a,9b)を備え、この筐体内では、この筐体内にこのタブ(6a,6b)を固定するために、締結要素(17a,17b)がこのタブ(6a,6b)と接触することができ、前記プレート(2)は、前記プレート(2)の側壁(11c)から各キャビティ(9a,9b)の前記筐体内に延びる貫通穴(14a,14b)を備え、前記貫通穴(14a,14b)は、このタブ(6a,6b)を前記筐体内に固定するのに役立つために、前記タブ(6a,6b)を固定するための締結要素(17a,17b)を受け入れるように構成される、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項5】
前記プレート(2)は、各タブ(6a,6b)用のキャビティ(9a,9b)を備え、前記キャビティ(9a,9b)は、このプレート(2)の上面(11a)の開口(13a,13b)から出る筐体を含み、前記筐体は、前記保護要素(3)の前記タブ(6a,6b)を受け入れるように構成され、各キャビティ(9a,9b)は、このプレート(2)の前記上面(11a)に対して垂直または実質的に垂直な方向に前記プレート(2)の厚さ方向に延びる、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項6】
前記プレート(2)は、このタブ(6a,6b)を受け入れることができる筐体を設けられた各タブ(6a,6b)用のキャビティ(9a,9b)を備え、この筐体内では、この筐体内にこのタブ(6a,6b)を固定するために、締結要素(17a,17b)がこのタブ(6a,6b)と接触することができ、前記キャビティ(9a,9b)は、前記プレート(2)の側壁(11c)に対して平行または実質的に平行な方向に前記プレート(2)の厚さ方向に延びる、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項7】
前記保護要素(3)は、前記ディスプレイモジュール(1)がこのプレート(2)内に配置されたときに前記プレート(2)に当接するように意図された接触面(18)を設けられた支持要素(20)を備える、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項8】
前記保護要素(3)は、前記ディスプレイモジュール(1)がこのプレート(2)内に配置されたときに前記プレート(2)に当接するように意図された接触面(18)を設けられた支持要素(20)を備え、前記支持要素はさらに、前記ディスプレイモジュールを前記プレート(2)に対して位置決めするための要素(6c)を備える、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項9】
前記タブ(6a,6b)および支持要素(20)は、その凹部に開口を区切る前記保護要素(3)の周壁(15)の端部の延長である、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
【請求項10】
前記プレート(2)は、その上面(11a)に、前記位置決め要素(6c)を受け入れるように構成されたオリフィス(12)を備える、請求項1に記載の時計アセンブリ(10)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレート上/内へのディスプレイモジュールの配置に関する。より具体的には、本発明は、腕時計のディスプレイモジュールと、腕時計の時計ムーブメントのプレートとを備える時計アセンブリに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
先行技術文献は、対応する文字盤キーによって、この文字盤のタブをロックする技法によって、文字盤のみからなるディスプレイモジュールのプレート上の配置を記載している。
【0003】
この技法の欠点の1つは、文字盤のタブが壊れやすく、衝撃を受けた場合に簡単に壊れることである。文字盤のタブ自体は修理できないため、スペアパーツとしてまだ入手可能であれば文字盤全体を交換する必要があるが、常に入手できるとは限らない。
【0004】
この文脈において、先行技術の解決策に代わる解決策を見い出す必要があることは明らかである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的の1つは、目立たず、単純で信頼性の高い新たな配置技法を使用して、腕時計のディスプレイモジュールがプレート上/内に配置された、時計アセンブリを提供することによって、上記および他の欠点を克服することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、腕時計のディスプレイモジュールと、腕時計の時計ムーブメントのプレートとを備える時計アセンブリに関し、ディスプレイモジュールには、少なくとも1つのディスプレイ部品と、少なくとも1つのディスプレイ部品が配置される開口凹部を含む保護要素とが設けられ、この凹部には、この凹部の、完全にまたは部分的に透明な底部に面して位置決めされた可視面が設けられ、前記保護要素は、この保護要素をプレート内に配置するのに役立つタブ/ラグを備えている。
【0007】
他の実施形態では、
- プレートは、各タブ用のキャビティを備え、キャビティは、このプレートの上面の開口から出る筐体を含み、前記筐体は、保護要素のタブを受け入れるように構成され、
- プレートは、このタブを受け入れることができる筐体を設けられた各タブ用のキャビティを備え、この筐体内では、この筐体内にタブを固定するために、締結要素がこのタブと接触することができ、
- プレートは、プレートの側壁から各キャビティの筐体内に延びる貫通穴を備え、前記貫通穴は、このタブを前記筐体内に固定するのに役立つ、タブ締結要素を受け入れるように構成され、
- 各キャビティは、プレートの上面に対して垂直または実質的に垂直な方向にプレートの厚さ方向に延び、
- キャビティは、プレートの側壁に対して平行または実質的に平行な方向にプレートの厚さ方向に延び、
- 保護要素は、ディスプレイモジュールがこのプレート内に配置されたときにプレートに当接するように意図された接触面を設けられた支持要素を備え、
- 支持要素はさらに、モジュールをプレートに対して位置決めするための要素を備え、
- タブおよび支持要素は、その凹部に開口を区切る保護要素の周壁の端部の延長であり、
- プレートは、その上面に、前記位置決め要素を受け入れるように構成されたオリフィスを備え、
- ディスプレイモジュールは、腕時計の時計ムーブメントの機構に運動学的に連結され、このモジュールのディスプレイ部品と協働して、ディスプレイ部品を移動させるように構成された旋回要素を備えている。
【0008】
本発明の別の態様は、そのような時計アセンブリを備えた腕時計に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して例示目的で提供される、本発明の限定されない特定の実施形態に関する以下の説明を読むことで、よりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の1つの実施形態による、腕時計のディスプレイモジュールおよびプレートを備える時計アセンブリの分解斜視図である。
図2は、本発明の1つの実施形態による、腕時計のディスプレイモジュールおよびプレートを備える時計アセンブリの分解斜視図である。
図3は、本発明の実施形態による、ディスプレイモジュールがプレート内/上に配置されたこの時計アセンブリの斜視図である。
図4は、本発明の実施形態による、プレート内/上に配置されたディスプレイモジュールを備えた時計アセンブリの上面図である。
図5は、本発明の実施形態による、図4のV-Vに沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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