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公開番号2025081731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025032699,2022041363
出願日2025-03-03,2022-03-16
発明の名称電子楽器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人,個人
主分類G10H 1/32 20060101AFI20250520BHJP(楽器;音響)
要約【課題】 楽器ケースを表裏反転させる必要がなく、楽器ケースの背面を底面として楽器ケースを容易に起立させることができる電子楽器を提供する。
【解決手段】 鍵盤部2が設けられている楽器ケース1と、この楽器ケース1の背面1cに設けられ、譜面立て部材7の支持部12が取付可能な取付穴13aを有する譜面立て取付部13と、を備え、譜面立て取付部13は、取付穴13aの縁部13bが楽器ケース1の背面1cから脚部として突出している。従って、楽器ケース1の背面1cを底面として楽器ケース1を起立させる際に、譜面立て取付部13の取付穴13aの縁部13bを卓上などの載置面T上に配置させることができる。これにより、楽器全体の重量が重くても、楽器ケース1を表裏反転させる必要がなく、楽器ケース1を簡単に且つ容易に起立させることができる。
【選択図】 図5

特許請求の範囲【請求項1】
鍵盤部が設けられている楽器ケースと、
前記楽器ケースの背面に設けられ、譜面立て部材の支持部が取付可能な取付穴を有する譜面立て取付部と、
を備え、
前記譜面立て取付部は、前記取付穴の縁部が前記楽器ケースの前記背面から脚部として突出していることを特徴とする電子楽器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子楽器において、
前記楽器ケースは、前記譜面立て取付部の前記取付穴の前記縁部によって、前記楽器ケースの前記背面を底面として起立する
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の電子楽器において、
前記譜面立て取付部は、前記楽器ケースの前記背面における長手方向の両側に設けられている
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれかに記載の電子楽器において、
前記譜面立て取付部の前記取付穴の前記縁部は、前記楽器ケースの前記背面において上下方向に長いほぼ楕円形状に形成されている
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項5】
請求項4に記載の電子楽器において、
前記譜面立て取付部の前記取付穴の前記縁部は、前記楽器ケースの前記背面において上下方向に長いほぼ楕円形状の下部側の面積が広く形成されている
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれかに記載の電子楽器において、
前記楽器ケースの前記背面には、接続端子を有する接続取付部材が設けられ、
前記接続取付部材には、前記譜面立て取付部の前記取付穴の前記縁部が前記楽器ケースの前記背面から突出する突出長さと同じ長さで、前記楽器ケースの前記背面から脚部として突出する突起部が設けられている
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項7】
請求項6に記載の電子楽器において、
前記楽器ケースは、前記背面を底面として起立して配置される際に、前記楽器ケースの前記背面における長手方向の両側に位置する2つの前記譜面立て取付部の前記取付穴の前記縁部と前記接続取付部材の前記突起部とで支持される
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項8】
請求項6または請求項7に記載の電子楽器において、
前記接続取付部材の前記突起部は、前記楽器ケースの前記背面における長手方向の両側に設けられた前記譜面立て取付部の間に設けられている
ことを特徴とする電子楽器。
【請求項9】
請求項8に記載の電子楽器において、
前記譜面立て取付部は、前記楽器ケースの前記背面において、前記接続取付部材よりも前記楽器ケースの上面側に位置して設けられている
ことを特徴とする電子楽器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電子鍵盤楽器などの電子楽器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、電子鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、複数の鍵が配列された鍵盤部を搭載する楽器ケースが、細長い長方形の箱状に形成された構造のものが知られている。このような電子鍵盤楽器は、複数の鍵それぞれに錘を設けて、アコースティックピアノの鍵タッチ感に近似した鍵タッチが得られるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-189516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような電子鍵盤楽器では、複数の鍵それぞれに錘を設けると、楽器全体の重量が重くなるため、電池交換や修理などのメンテナンス作業をする際に、楽器ケースを表裏反転させる作業が面倒になるという問題がある。
【0005】
この発明が解決しようとする課題は、楽器ケースを表裏反転させる必要がなく、楽器ケースの背面を底面として楽器ケースを容易に起立させることができる電子楽器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、鍵盤部が設けられている楽器ケースと、前記楽器ケースの背面に設けられ、譜面立て部材の支持部が取付可能な取付穴を有する譜面立て取付部と、を備え、前記譜面立て取付部は、前記取付穴の縁部が前記楽器ケースの前記背面から脚部として突出していることを特徴とする電子楽器である。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、楽器ケースを表裏反転させる必要がなく、楽器ケースの背面を底面として楽器ケースを容易に起立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態を示した正面側の斜視図である。
図1に示された電子鍵盤楽器を背面側から見た斜視図である。
図1に示された電子鍵盤楽器のA-A矢視における拡大断面図である。
図2に示された電子鍵盤楽器において譜面立て部材を取り外した状態を示した背面側の斜視図である。
図3に示された電子鍵盤楽器において譜面立て部材を取り外した状態を示した拡大断面図である。
図4に示された電子鍵盤楽器のB-B矢視における拡大断面図である。
図4に示された電子鍵盤楽器における楽器ケースの背面を底面として楽器ケースを起立させた状態を裏面側から見て示した斜視図である。
図4に示された電子鍵盤楽器の接続端子にプラグを接続させた状態を示した背面側の斜視図である。
図8に示された電子鍵盤楽器のC-C矢視において破断して示した要部の拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図9を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1および図2に示すように、楽器ケース1を備えている。この楽器ケース1は、細長い長方形の箱状に形成されている。すなわち、この楽器ケース1は、上面1a、前面1b、背面1c、裏面である下面1d(図7参照)、および両側の側面1eを備えている。
【0010】
この場合、上面1aおよび下面1d(図7参照)は、図1および図2に示すように、楽器ケース1の上下方向に位置している。前面1bおよび背面1cは、楽器ケース1の前後方向に位置している。両側の側面1eは、楽器ケース1の長手方向である左右方向における両側に位置している。
(【0011】以降は省略されています)

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