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公開番号2025080177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193246
出願日2023-11-13
発明の名称和音発生方法並びにそれに用いる単音発生具及び和音発生具
出願人株式会社 一歩
代理人個人
主分類G10D 7/12 20200101AFI20250516BHJP(楽器;音響)
要約【課題】複数の異なる和音を選択的に且つ容易に発生させることができる和音発生方法を提供する。
【解決手段】和音発生方法は、互いに異なる単音を発生させる複数の単音発生具のセットから少なくとも2つの前記単音発生具を和音発生具として任意に選択するステップと、前記和音発生具の全体を手でまとめて押し操作又は曲げ操作し、前記和音発生具を構成する前記各単音発生具からそれぞれ単音を同時に発生させることにより、全体として和音を発生させるステップとを含む。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
互いに異なる単音を発生させる複数の単音発生具のセットから少なくとも2つの前記単音発生具を和音発生具として任意に選択するステップと、
前記和音発生具の全体を手でまとめて押し操作又は曲げ操作し、前記和音発生具を構成する前記各単音発生具からそれぞれ単音を同時に発生させることにより、全体として和音を発生させるステップとを含む、和音発生方法。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載の和音発生方法で使用する単音発生具であって、
筒状部と該筒状部の軸方向両端に形成された端部とを有する本体と、
前記端部の少なくとも一方に設けられたリード部とを備え、
前記本体を屈曲させることによって前記リード部で単音を鳴らすように構成されている、単音発生具。
【請求項3】
請求項2に記載の単音発生具において、
前記本体は、硬度が30度以上且つ40度以下であるEVAスポンジ材によって構成され、
前記筒状部の厚みは、3mm以上且つ7mm以下である、単音発生具。
【請求項4】
請求項2に記載の単音発生具において、
前記端部の厚みが、前記筒状部の厚みよりも薄い、単音発生具。
【請求項5】
請求項1に記載の和音発生方法で使用する和音発生具であって、
前記単音発生具は、筒状部と該筒状部の軸方向両端に形成された端部とを有する本体と、前記端部の少なくとも一方に設けられたリード部とを備え、前記本体を屈曲させることによって前記リード部で単音を鳴らすように構成されている、和音発生具。
【請求項6】
請求項5に記載の和音発生具において、
前記単音発生具のセットは、前記リード部で発生する単音が音階を構成している、和音発生具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、選択的に和音を発生させる和音発生方法並びにそれに用いる単音発生具及び和音発生具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のラッパ本体と、各ラッパ本体の歌口を略横一列に並べて着脱可能に束ねる連結体と、連結体に結合されて各ラッパ本体の歌口に連通する連通吹口体とを有する管楽器が記載されている。この特許文献1の管楽器によれば、連通吹口体から連結体を通じて複数のラッパ本体に同時に息が吹き込まれるので、全てのラッパ本体の音が鳴り、全体として所定の和音を発生させることができる。
【0003】
特許文献2には、蛇腹状に折った紙を手動で伸縮させることにより内部の金属リードで音を発生させるリード楽器が開示されている。さらに、同文献の図6に示されるように、蛇腹部分の側方に配置された台座板に複数のリードを設けることによって、和音を発生させることも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平6-068091号公報
特開2014-089429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記特許文献1に記載の管楽器は、複数のラッパ本体が連結体に固定された構成となっている。したがって、発生させることができる和音は1種類のみに過ぎない。また、上記特許文献2に記載のリード楽器においても、複数のリードが台座板に固定された構造であるため、上記特許文献1と同様に、発生させることができる和音は1種類のみである。このように、上記特許文献1及び2に記載の発明では、構造的に複数の異なる和音を発生させることができないという問題がある。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的とするところは、演奏者または第三者が複数の単音発生具を選択して和音発生具として準備することにより、複数の異なる和音を選択的に且つ容易に発生することができる和音発生方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る和音発生方法は、互いに異なる単音を発生させる複数の単音発生具のセットから少なくとも2つの前記単音発生具を和音発生具として任意に選択するステップと、前記和音発生具の全体を手でまとめて押し操作又は曲げ操作し、前記和音発生具を構成する前記各単音発生具からそれぞれ単音を同時に発生させることにより、全体として和音を発生させるステップとを含む。
【0008】
この方法によれば、まず、異なる単音を発生させる複数の単音発生具のセットから少なくとも2つの単音発生具を和音発生具として演奏者または第三者により任意に選択する。前記セットにおいて選択対象となる単音発生具の数を多くするほど、発生できる和音の種類も増やすことができる。続いて、予め選択して準備した和音発生具を構成する単音発生具の全体を演奏者が手でまとめて押し操作又は曲げ操作することにより、和音発生具を構成する各単音発生具から互いに異なる音がそれぞれ同時に発生する。その結果、このような簡単な操作で所定の和音を容易に発生させることができる。次に、複数の単音発生具のセットから、異なる組合せで少なくとも2つの単音発生具を選択すれば、先程とは異なる和音が発生する。したがって、複数の異なる和音を選択的に且つ容易に発生させることができることとなる。
【0009】
本発明に係る単音発生具は、上記和音発生方法で使用する単音発生具であって、筒状部と該筒状部の軸方向両端に形成された端部とを有する本体と、前記端部の少なくとも一方に設けられたリード部とを備え、前記本体を屈曲させることによって前記リード部で単音を鳴らすように構成されている。
【0010】
この構成によれば、押し操作又は曲げ操作により本体を屈曲させると、本体内の空気が圧縮されてリード部を通じて外部へ押し出される。そのため、容易な動作によって単音が発生する。したがって、複数の単音を同時に鳴らして和音を発生させるために好適な単音発生具が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

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