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公開番号
2025087196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201692
出願日
2023-11-29
発明の名称
吸音構造体
出願人
NOK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G10K
11/172 20060101AFI20250603BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】種々の形態の空間や仕切りに適用可能な吸音構造体を提供する。
【解決手段】吸音構造体1は、1つの板体2と、支持体3とを備えている。板体1は、一対の互いに背向する面2a,2bを有する板状の部材である。支持体3は、板体2を一対の面2a,2bの一方の面する方向に支持する部材である。板体2は、第1の振動共振系4と、第2の振動共振系5とを有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1つの、一対の互いに背向する面を有する板状の部材である板体と、
前記板体を前記一対の面の一方の面する方向に支持する部材である支持体と、を備え、
前記板体は、第1の振動共振系と、第2の振動共振系とを備える、
吸音構造体。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第2の振動共振系を形成する構成に、前記第1の振動共振系を形成する構成が含まれる、
請求項1に記載の吸音構造体。
【請求項3】
前記板体は、膜振動をする第2の共振体を少なくとも1つ有しており、また、前記第2の共振体において、膜振動をする第1の共振体を少なくとも1つ有しており、
前記第1の共振体は、前記第1の振動共振系を形成し、
前記第2の共振体は、前記第2の振動共振系を形成する、
請求項2に記載の吸音構造体。
【請求項4】
前記第1の共振体は、前記第2の共振体よりも高い周波数で共振するようになっている、
請求項3に記載の吸音構造体。
【請求項5】
前記板体は、膜状の部材である膜体と、前記膜体を前記一対の面の一方の面する方向に支持する部材である枠体とを有しており、
前記第2の共振体は、前記膜体と前記枠体との少なくとも一部によって形成されており、
前記枠体には、前記第2の共振体の範囲に、前記一対の面の面する方向に開放する孔が少なくとも1つ形成されており、
前記孔に対向する前記膜体の部分が前記第1の共振体を形成する、
請求項3に記載の吸音構造体。
【請求項6】
前記枠体には、前記孔が複数形成されている、
請求項5に記載の吸音構造体。
【請求項7】
前記支持体は、前記板体の方向に開放する開放部を少なくとも1つ有しており、
前記開放部の対向する前記板体の部分が前記第2の共振体を形成している、
請求項3に記載の吸音構造体。
【請求項8】
前記支持体は、前記開放部を複数有しており、格子状になっている、
請求項7に記載の吸音構造体。
【請求項9】
前記支持体は、前記開放部を除いて閉じられている、
請求項7に記載の吸音構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸音構造体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
オフィスや会議室、住宅等の空間には、高い遮音性が求められるものがある。このため、従来から、このような空間には、壁や天井、床等の空間の仕切り等に吸音機能を有する吸音構造体が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-225398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遮音性が求められる空間は種々の形態を有しており、また、空間の仕切り等の吸音構造体が設けられる部分も種々の形態を有している。このため、吸音構造体に対しては、例えば構造において、また、例えば外観においても、種々の形態の空間や仕切りに適用可能な構造が求められている。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、種々の形態の空間や仕切りに適用可能な吸音構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る吸音構造体は、1つの、一対の互いに背向する面を有する板状の部材である板体と、前記板体を前記一対の面の一方の面する方向に支持する部材である支持体と、を備え、前記板体は、第1の振動共振系と、第2の振動共振系とを備える。
【0007】
本発明の一態様に係る吸音構造体において、前記第2の振動共振系を形成する構成に、前記第1の振動共振系を形成する構成が含まれる。
【0008】
本発明の一態様に係る吸音構造体において、前記板体は、膜振動をする第2の共振体を少なくとも1つ有しており、また、前記第2の共振体において、膜振動をする第1の共振体を少なくとも1つ有しており、前記第1の共振体は、前記第1の振動共振系を形成し、前記第2の共振体は、前記第2の振動共振系を形成する。
【0009】
本発明の一態様に係る吸音構造体において、前記第1の共振体は、前記第2の共振体よりも高い周波数で共振するようになっている。
【0010】
本発明の一態様に係る吸音構造体において、前記板体は、膜状の部材である膜体と、前記膜体を前記一対の面の一方の面する方向に支持する部材である枠体とを有しており、前記第2の共振体は、前記膜体と前記枠体との少なくとも一部によって形成されており、前記枠体には、前記第2の共振体の範囲に、前記一対の面の面する方向に開放する孔が少なくとも1つ形成されており、前記孔に対向する前記膜体の部分が前記第1の共振体を形成する。
(【0011】以降は省略されています)
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