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公開番号
2025097234
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213420
出願日
2023-12-18
発明の名称
電気自動車等の「接近音」における最適な「音の種類」
出願人
個人
代理人
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250623BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】「電気自動車等の接近音」として受け容れられる「近接音」を提供する。
【解決手段】電気自動車及びハイブリッド車、燃料電池車、電動バイクにおける「車両接近通報装置」での「接近音」において、「車両接近通報装置」の「接近音」のとして「放電音」を使う。「放電音」は、「放電音」を収録し、効果的な音だけを切り取るなど手を加え、スピーカーから発する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
電気自動車等の「車両接近通報装置」の「接近音」の「音の種類」として「放電音」を使うこと。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車及びハイブリッド車、燃料電池車、電動バイクにおける「車両接近通報装置」での「接近音」において、最適な「発音の種類」を提供するものである。
(以後、「電気自動車及びハイブリッド車、燃料電池車、電動バイク」をまとめて、「電気自動車等」と言うことにする)
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
平成22年1月29日に、日本の国土交通省の「報道・広報」から、「ハイブリッド車等の静音性に関する対策についての取りまとめ等について」が発表された。その別添3「ガイドライン」において、「発音の種類」が規定されている。その規定とは、次のようなものである。
【0003】
「発音される音は、車両の走行状態を想起される連続音であるものとする。この場合において、以下の音又はこれに類似した音は不適当なものとする。
1.サイレン、チャイム、ベル及びメロディ音
2.警音器の音
3.鳴き声等動物や昆虫が発する音
4.波、風及び川の流れ等の自然現象の音
5.その他常識的に車両から発せられることが想定できない音
【0004】
このガイドラインの規定に従って、日本の各自動車メーカーは、それぞれが独自の「発音の種類」を採用しているようである。その多くは、「エンジン音」「モーター回転音」「各種排気音」「ジェット噴射音」「笛音」「ハム音」などを利用したものであるが、現在まだ、各社がバラバラで、電気自動車等の「接近音」として統一されたものはない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
日本音響学会誌75巻2号(2019年) 73-80ページ Google (ネット検索)=「次世代自動車における接近通報音のデザイン」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
現在、各自動車メーカーとも、最適な「接近音」と、そして該「接近音」における「発音の種類」を求めて模索状態にある。そして、国際的な協定(「自動車基準調和世界フォーラム」)においても、該「発音の種類」については未定である。
もともと、「走行音(接近音)」というものを発しない電気自動車等に、「走行音(接近音)」を人為的に付与するのであるから、たとえ、どのような音を「走行音(接近音)」として採用しても、どうしても不自然さが伴うのは致し方ないであろう。しかしそのため、歩行者にとって、該「人為的な接近音」が、そのまま車両の接近を意味することにはならないことになる。
たとえば、歩行者と電気自動車等の接触事故が起きた時、歩行者が「車両の接近音とは思わなかった。」と言い逃れを許すことになる。
したがって、歩行者が、遠くから近づいて来る「接近音」を微かに聞くだけで、その意味が分かるためには、該「接近音」と車両との間の何等かの関連付けがあることが必須である。
【0007】
「車両接近通報装置」の「接近音」として相応しい「音の種類」には、たちまち2点挙げることができる。それはA.「エンジン音」、B.「モーター音(電気モーター回転音)」である。
A.「エンジン音」については、自動車がエンジン車として誕生して以来、長年、親しんで来た音である。B.「モーター音」については、新たに誕生した「電気自動車等」に特徴される音である。
そして、該2種類の音以外には、「接近音」として当然に、車両に関連付けられる音は見当たらないように思える。
【0008】
しかし、A.「エンジン音」を、電気自動車等の「接近音」とした場合、たとえば、ハイブリッド車のドライバー(運転手)にとって、車両がモーターで動いてる時の「人為的なエンジン音」と、エンジンで動いてる時の「真正のエンジン音」との判別がしにくい。したがって、該不具合を避けるためには、モーター走行時の「接近音」と、エンジン走行時の「エンジン音」との間に明確な違いがあるのが望ましいと言える。(つまり、「エンジン音」を「接近音」として採用することは適当でない、ということである)
【0009】
また、B.「モーター回転音」においては、該音がエンジン音と比較して聴覚的に小さな音のために、そのままでは、当然「接近音」として使用できないが、ただ、実際の「接近音」は、「モーター回転音」を録音したものをスピーカーで発するのであるから、収録した該音を増幅して(大きな音にして)スピーカーから発すれば良い。
【0010】
ところが、「モーター回転音」を「接近音」とする場合には、一つの問題点がある。つまり、該「モーターの回転音」は、街中に溢れている「音」なのである。その最大なものは、公共交通機関の「電車」が発する「モーター回転音」である。つまり、大方の歩行者が毎日、電車の「走行音」として身近に聞いている「モーター回転音」は、「レールの上を走る、警戒する必要のない電車の接近音」と重なるために、「電気自動車等」の接近の警告の目的を果たしにくいと予見されるのである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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