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公開番号2025117913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012895
出願日2024-01-31
発明の名称防音カバー
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G10K 11/16 20060101AFI20250805BHJP(楽器;音響)
要約【課題】第1カバー部に対して第2カバー部を180度未満の所定の角度に開いた状態に維持させることができる防音カバーを得る。
【解決手段】第1外縁部26の第1円弧状外縁部26Aに第1切欠部28を有する第1カバー部20と、第2外縁部36の第2円弧状外縁部36Aに第2切欠部38を有し、第1切欠部28と第2切欠部38とを対向させた状態で第1外縁部26に第2外縁部36を当接可能な第2カバー部30と、第1カバー部20と第2カバー部30とを連結するとともに、対向された第1切欠部28と第2切欠部38とを塞ぐヒンジ部12と、を備えた防音カバー10であって、ヒンジ部12は、第1カバー部20に対して第2カバー部30を180度未満の所定の角度まで開いたときに、第1円弧状外縁部26A及び第2円弧状外縁部36Aの周方向における中央領域が、第1カバー部20及び第2カバー部30の内方側へ突出する凸形状に変形する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1外縁部の一部が第1円弧状外縁部とされるとともに該第1円弧状外縁部に第1切欠部を有する筐体状の第1カバー部と、
第2外縁部の一部が第2円弧状外縁部とされるとともに該第2円弧状外縁部に第2切欠部を有し、前記第1切欠部と前記第2切欠部とを対向させた状態で前記第1外縁部に前記第2外縁部を当接可能な筐体状の第2カバー部と、
前記第1カバー部と前記第2カバー部とを連結するとともに、対向された前記第1切欠部と前記第2切欠部とを塞ぐ弾性変形可能なヒンジ部と、
を備え、
前記ヒンジ部は、前記第1カバー部に対して前記第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、少なくとも前記第1円弧状外縁部及び前記第2円弧状外縁部の周方向における中央領域が、前記第1カバー部及び前記第2カバー部の内方側へ突出する凸形状に変形する構成とされている防音カバー。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記ヒンジ部は、前記第1カバー部に対して前記第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、前記第1円弧状外縁部及び前記第2円弧状外縁部の周方向における端部が円弧形状を成す請求項1に記載の防音カバー。
【請求項3】
前記ヒンジ部は、前記第1カバー部に対して前記第2カバー部を閉じたときに、少なくとも前記第1円弧状外縁部及び前記第2円弧状外縁部の周方向における中央領域が、前記第1カバー部及び前記第2カバー部の外方側へ突出する凸形状に変形する構成とされている請求項1に記載の防音カバー。
【請求項4】
前記ヒンジ部の板厚が一定とされている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の防音カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防音カバーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
インテグラルヒンジからなるヒンジ部で連結され、騒音源の外面全体を覆うように成形された一対のカバー部を有する防音カバーは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-170086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、インテグラルヒンジからなるヒンジ部で連結された防音カバーの場合、一方のカバー部に対して他方のカバー部を180度未満の所定の角度に開いた状態に維持させることが難しい。つまり、上記構成の防音カバーの場合、一方のカバー部に対して他方のカバー部がぐらついて安定しないため、取り扱いがし難くなることがある。
【0005】
そこで、本発明は、第1カバー部に対して第2カバー部を180度未満の所定の角度に開いた状態に維持させることができる防音カバーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の防音カバーは、第1外縁部の一部が第1円弧状外縁部とされるとともに該第1円弧状外縁部に第1切欠部を有する筐体状の第1カバー部と、第2外縁部の一部が第2円弧状外縁部とされるとともに該第2円弧状外縁部に第2切欠部を有し、前記第1切欠部と前記第2切欠部とを対向させた状態で前記第1外縁部に前記第2外縁部を当接可能な筐体状の第2カバー部と、前記第1カバー部と前記第2カバー部とを連結するとともに、対向された前記第1切欠部と前記第2切欠部とを塞ぐ弾性変形可能なヒンジ部と、を備え、前記ヒンジ部は、前記第1カバー部に対して前記第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、少なくとも前記第1円弧状外縁部及び前記第2円弧状外縁部の周方向における中央領域が、前記第1カバー部及び前記第2カバー部の内方側へ突出する凸形状に変形する構成とされている。
【0007】
第1の態様の発明によれば、筐体状の第1カバー部の第1外縁部の一部が第1円弧状外縁部とされて、その第1円弧状外縁部に第1切欠部が形成され、筐体状の第2カバー部の第2外縁部の一部が第2円弧状外縁部とされて、その第2円弧状外縁部に第2切欠部が形成されている。そして、第1切欠部と第2切欠部とを対向させた状態で第1外縁部に第2外縁部が当接可能になっており、第1カバー部と第2カバー部とを連結する弾性変形可能なヒンジ部が、対向された第1切欠部と第2切欠部とを塞ぐようになっている。
【0008】
ここで、ヒンジ部は、第1カバー部に対して第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、少なくとも第1円弧状外縁部及び第2円弧状外縁部の周方向における中央領域が、第1カバー部及び第2カバー部の内方側へ突出する凸形状に変形する構成とされている。したがって、第1カバー部に対して第2カバー部を180度未満の所定の角度に開いた状態に維持させることが可能となり、防音カバーの取り扱いがし易くなる。
【0009】
また、本発明に係る第2の態様の防音カバーは、第1の態様の防音カバーであって、前記ヒンジ部は、前記第1カバー部に対して前記第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、前記第1円弧状外縁部及び前記第2円弧状外縁部の周方向における端部が円弧形状を成す。
【0010】
第2の態様の発明によれば、第1カバー部に対して第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、ヒンジ部における第1円弧状外縁部及び第2円弧状外縁部の周方向における端部が円弧形状を成す。したがって、第1カバー部に対して第2カバー部を180度未満の所定の角度まで開いたときに、ヒンジ部における第1円弧状外縁部及び第2円弧状外縁部の周方向における端部が直線状を成す場合に比べて、第1カバー部に対して第2カバー部が180度未満の所定の角度に保持され易い。なお、本発明における「円弧形状」には、略円弧形状も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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