TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025141537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041523
出願日2024-03-15
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 58/16 20190101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約【課題】搭載される二次電池の劣化の要因をユーザに認識可能に表示する。
【解決手段】ECUは、表示条件が成立すると判定する場合に(S100にてYES)、各種劣化の要因毎の劣化度を算出するための動作履歴を取得するステップ(S102)と、バッテリの劣化度を算出するステップ(S104)、各種劣化要因の劣化度を算出するステップ(S106)、バッテリの劣化度と各種劣化要因の劣化度を表示する表示処理を実行するステップ(S108)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源に電力を供給する二次電池と、
車両の外部の電気機器と前記二次電池との間で電力伝送が可能な電力伝送システムと、
前記二次電池の劣化度を表示する表示装置とを備え、
前記表示装置は、前記二次電池の劣化度とともに前記劣化度のうちの前記二次電池の劣化の要因毎の劣化度を表示し、
前記劣化の要因は、少なくとも前記電力伝送と前記車両の走行距離とを含む、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特開2020-058122号公報(特許文献1)には、複数の車両に搭載された二次電池の1以上の項目を含む使用状況を取得し、所定地域内の車両における二次電池の使用状況の項目の代表値を導出し、導出された代表値に対する対象車両に搭載された二次電池の使用状況の項目の関係を対象車両の利用者に提示する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-058122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した車両においては、劣化の要因について提示されるが、車両のどのような使用が車両に搭載される二次電池の劣化の主な要因となっているかについてユーザが認識できない場合がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、搭載される二次電池の劣化の要因をユーザに認識可能に表示する車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る車両は、駆動源に電力を供給する二次電池と、車両の外部の電気機器と二次電池との間で電力伝送が可能な電力伝送システムと、二次電池の劣化度を表示する表示装置とを備える。表示装置は、二次電池の劣化度とともに劣化度のうちの二次電池の劣化の要因毎の劣化度を表示する。劣化の要因は、少なくとも電力伝送と車両の走行距離とを含む。
【0007】
このようにすると、劣化度と、劣化度のうちの電力伝送や車両の走行を要因とした劣化度が表示されるので、ユーザは車両のどのような使用が車両に搭載される二次電池の劣化の主な要因となっているかについて認識することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、搭載される二次電池の劣化の要因をユーザに認識可能に表示する車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電力伝送システムの構成の一例を示す図である。
車両のECUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許