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公開番号
2025091812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207280
出願日
2023-12-07
発明の名称
メール読み上げテキスト生成プログラム
出願人
株式会社パトライト
代理人
弁理士法人あい特許事務所
主分類
G10L
13/08 20130101AFI20250612BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】電子メールの本文のテキストを適切に処理して読み上げテキストを生成できるメール読み上げテキスト生成プログラムを提供する。
【解決手段】メール読み上げテキスト生成プログラムを実行するコンピュータは、電子メールの本文に含まれるテキストから、URLの記述を含む行を削除するステップ(S14)、およびURLの記述を含む行の直前の行を削除するステップ(S13)を実行する。コンピュータは、電子メールの本文に含まれるテキストから、行頭が所定の記号である行を削除するステップ(S21)を実行してもよい。コンピュータは、電子メールの本文に含まれるテキストから、行末が句読点である行を抽出して、読み上げテキストに加えるステップ(S30)を実行してもよい。コンピュータは、敬体で記述された文のテキストを抽出して、読み上げテキストに加えるステップ(S32)を実行してもよい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
電子メールの本文に含まれるテキストを読み上げるために用いる読み上げテキストをコンピュータによって生成するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、URL(Uniform Resource Locator)の記述を含む行を削除するステップ、および前記URLの記述を含む行の直前の行を削除するステップ、を実行させる、メール読み上げテキスト生成プログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、行頭が所定の記号である行を削除するステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項3】
前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、行末が句読点である行を抽出して、前記読み上げテキストに加えるステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項4】
前記コンピュータに、敬体で記述された文のテキストを抽出して、前記読み上げテキストに加えるステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項5】
前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、電子メールアドレスの記述を含む行を削除するステップ、および前記電子メールアドレスの記述を含む行の直前の行を削除するステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項6】
前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、所定の記号が所定数以上連続する文字列を含む行を削除するステップ、およびそれ以降の行を削除するステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項7】
前記コンピュータに、所定の強調処理が施された文字列を含む行または文を抽出して、前記読み上げテキストに加えるステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項8】
前記コンピュータに、所定のキーワードを含む行または文を抽出して、前記読み上げテキストに加えるステップをさらに実行させる、請求項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【請求項9】
電子メールを受信するメーラプログラムと、請求項1~8のいずれか一項に記載のメール読み上げテキスト生成プログラムと、前記メール読み上げテキスト生成プログラムによって生成される前記読み上げテキストを音声化するための音声データを合成する音声合成プログラムと、を実行するコンピュータであって、
前記メーラプログラムを実行して電子メールを受信するメール受信ステップと、
前記メール読み上げテキスト生成プログラムを実行して、前記メール受信ステップにより受信する前記電子メールの本文に含まれるテキストを読み上げるために用いる読み上げテキストを生成する読み上げテキスト生成ステップと、
前記音声合成プログラムを実行することにより、前記読み上げテキスト生成ステップにより生成される前記読み上げテキストの音声データを合成する音声合成ステップと、を実行する、コンピュータ。
【請求項10】
請求項9に記載のコンピュータと、
前記音声合成ステップによって生成される音声データを音響化する発音手段と、を含む、メール受信・読み上げ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子メールの本文に含まれるテキストを読み上げるために用いる読み上げテキストをコンピュータによって生成するためのメール読み上げテキスト生成プログラムに関する。また、この発明は、メール読み上げテキスト生成プログラムを実行するコンピュータ、このようなコンピュータを含むメール受信・読み上げ装置、およびメール読み上げ・受信装置を含む報知装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、受信した電子メールのテキストデータを音声で読み上げる電子メール装置を開示している。この装置は、受信したテキストデータ内に所定のパターンが存在するとき、そのパターンの部分の音声出力を中止する。具体的には、電子メールの慣例記号であり、本文中において他人の文の引用を表す引用記号(「>」など)、感情を表現するフェースマーク、および文書内容の区切りを表すための四則演算記号の繰り返し表記を、登録パターンとする。行頭のパターンが登録パターンと一致すると、その合致部分は音声出力対象から削除される。こうして、音声出力するとその意味が不明となり、ユーザに分かり難くなる記号部分の音声化を回避して、意味のあるテキストデータのみを音声出力しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-85458号公報(請求項1、段落0007,0018-0022)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の先行技術は、端的には音声化しても意味をなさない記号部分を音声化対象から削除するので、音声化して意味を成す部分については、全て音声化対象となる。そのため、電子メール本文中の冗長な部分も音声化対象となる。したがって、使用者に対して要点を短時間に伝達する用途には必ずしも適さない。また、冗長な部分も音声化対象であるため、音声合成処理の負荷が大きく、かつ処理に時間がかかる。
【0005】
そこで、この発明の一実施形態は、電子メールの本文のテキストを適切に処理して読み上げテキストを生成できるメール読み上げテキスト生成プログラムを提供する。
【0006】
また、この発明の一実施形態は、上記のようなメール読み上げテキスト生成プログラムを実行するコンピュータ、このようなコンピュータを含むメール受信・読み上げ装置、およびメール読み上げ・受信装置を含む報知装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は、次に例示的に列記する実施形態を提供する。
【0008】
1.電子メールの本文に含まれるテキストを読み上げるために用いる読み上げテキストをコンピュータによって生成するためのプログラムであって、前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、URL(Uniform Resource Locator)の記述を含む行(好ましくはURLの記述で終止している行)を削除するステップ、および前記URLの記述を含む行の直前の行を削除するステップ、を実行させる、メール読み上げテキスト生成プログラム。
【0009】
2.前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、行頭が所定の記号(たとえば、注釈記号、引用記号など)である行を削除するステップをさらに実行させる、項1に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
【0010】
3.前記コンピュータに、前記電子メールの本文に含まれるテキストから、行末が句読点である行を抽出して、前記読み上げテキストに加えるステップをさらに実行させる、項1または2に記載のメール読み上げテキスト生成プログラム。
(【0011】以降は省略されています)
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