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公開番号
2025082648
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196125
出願日
2023-11-17
発明の名称
クリーニング装置、印刷装置および制御方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250522BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】クリーニング装置の小型化を図りつつ、ヘッドのクリーニングをより適切に行う。
【解決手段】クリーニング装置は、対象物に向けて液体を吐出するヘッドと、ヘッドを第1軸に沿って移動させる移動機構と、を有する印刷装置に設けられるクリーニング装置であって、第1軸に沿って延びるように配置される払拭面を有し、ヘッドと払拭面との接触によりヘッドを払拭する払拭部材と、払拭面をヘッドに向けて押圧する押圧部材と、を備え、押圧部材は、払拭部材がヘッドをクリーニングする場合、第1軸に沿う方向にみて、払拭面がヘッドに向けて凸状となるように払拭部材を押圧する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物に向けて液体を吐出するヘッドと、前記ヘッドを第1軸に沿って移動させる移動機構と、を有する印刷装置に設けられるクリーニング装置であって、
前記第1軸に沿って延びるように配置される払拭面を有し、前記ヘッドと前記払拭面との接触により前記ヘッドを払拭する払拭部材と、
前記払拭面を前記ヘッドに向けて押圧する押圧部材と、を備え、
前記押圧部材は、前記払拭部材が前記ヘッドをクリーニングする場合、前記第1軸に沿う方向にみて、前記払拭面が前記ヘッドに向けて凸状となるように前記払拭部材を押圧する、
ことを特徴とするクリーニング装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記押圧部材は、前記第1軸に沿う方向にみて、前記払拭部材に対向し、かつ、前記押圧部材の両端に向かうに従って前記ヘッドから離れるように湾曲する曲面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記押圧部材は、前記第1軸に沿う中心軸を有する円柱形状をなす、
ことを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記払拭部材を前記押圧部材に向けて押し付ける押付部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記押圧部材は、前記ヘッドに対する前記払拭面の押圧力を調整可能に構成される、
ことを特徴とする請求項4に記載のクリーニング装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のクリーニング装置と、
前記第1軸に交差する第2軸に沿って前記クリーニング装置を前記ヘッドに対して移動させるクリーニング装置移動機構と、
前記クリーニング装置と前記移動機構と前記クリーニング装置移動機構との駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記クリーニング装置により前記ヘッドをクリーニングする場合、前記クリーニング装置移動機構を動作させる、
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項7】
前記ヘッドは、前記第2軸に沿って延びる長手形状をなすノズル面を有しており、
前記ノズル面は、前記第2軸に沿って、
前記ヘッドの中央よりも一端に近い領域である第1領域と、
前記ヘッドの中央よりも他端に近い領域である第2領域と、
前記第1領域と前記第2領域との間の領域である第3領域と、を有し、
前記制御部は、
前記クリーニング装置を前記第2軸に沿って第1方向に移動させることにより、前記第3領域から前記第1領域に向けて前記ノズル面を払拭させる第1払拭動作と、
前記クリーニング装置を前記第2軸に沿って前記第1方向とは反対の第2方向に移動させることにより、前記第3領域から前記第2領域に向けて前記ノズル面を払拭させる第2払拭動作と、を実行する、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記移動機構は、前記ヘッドを前記第1軸および前記第2軸と交差する第3軸に沿って移動可能であり、
前記制御部は、
前記第1払拭動作と前記第2払拭動作との間の期間中において、
前記移動機構により前記ヘッドを前記払拭部材から離間させた後、前記ヘッドに対する前記払拭面の接触する領域を前記第1払拭動作に用いた領域とは異なる領域に変更するように前記移動機構を動作させる、
ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記払拭面は、前記第1払拭動作および前記第2払拭動作に用いる複数の領域を有しており、
前記制御部は、
前記第1払拭動作および前記第2払拭動作の実行後に他のクリーニングを実行する場合、前記ヘッドに対する前記払拭面の接触する領域を前記複数の領域のうち前記第1払拭動作および前記第2払拭動作に用いた領域とは異なる領域に変更するように前記移動機構および前記クリーニング装置を動作させる、
ことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記移動機構は、前記ヘッドを前記第1軸および前記第2軸と交差する第3軸に沿って移動可能であり、
前記制御部は、前記移動機構の動作により前記払拭面に対する前記ヘッドの押し込み量を調整することにより、前記払拭面に対する前記押圧部材の押圧力を調整する、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、クリーニング装置、印刷装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット方式により印刷を行う印刷装置では、液体を吐出するヘッドをクリーニングするクリーニング装置を設ける場合がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、ヘッドの移動方向に対して交差する方向に長尺なワイピング部材を用いてヘッドをクリーニングする機構が記載される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-1462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の機構では、ワイピング部材がヘッドの移動方向に対して交差する方向に長尺であるため、当該方向での装置の小型化を図ることが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示のクリーニング装置の一態様は、対象物に向けて液体を吐出するヘッドと、前記ヘッドを第1軸に沿って移動させる移動機構と、を有する印刷装置に設けられるクリーニング装置であって、前記第1軸に沿って延びるように配置される払拭面を有し、前記ヘッドと前記払拭面との接触により前記ヘッドを払拭する払拭部材と、前記払拭面を前記ヘッドに向けて押圧する押圧部材と、を備え、前記押圧部材は、前記払拭部材が前記ヘッドをクリーニングする場合、前記第1軸に沿う方向にみて、前記払拭面が前記ヘッドに向けて凸状となるように前記払拭部材を押圧する。
【0007】
本開示の印刷装置の一態様は、前述の態様のクリーニング装置と、前記第1軸に交差する第2軸に沿って前記クリーニング装置を前記ヘッドに対して移動させるクリーニング装置移動機構と、前記クリーニング装置と前記移動機構と前記クリーニング装置移動機構との駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記クリーニング装置により前記ヘッドをクリーニングする場合、前記クリーニング装置移動機構を動作させる。
【0008】
本開示の制御方法の一態様は、対象物に向けて液体を吐出するヘッドと、前記ヘッドを第1軸に沿って移動させる移動機構と、前記第1軸に沿って延びるように配置される払拭面を有し、前記ヘッドと前記払拭面との接触により前記ヘッドを払拭する払拭部材と、前記払拭面を前記ヘッドに向けて押圧する押圧部材と、を備えるクリーニング装置と、前記第1軸に交差する第2軸に沿って前記クリーニング装置を移動させるクリーニング装置移動機構と、を備える印刷装置の制御方法であって、前記ヘッドは、前記第2軸に沿って延びる長手形状をなすノズル面を有しており、前記ノズル面は、前記第2軸に沿って、前記ヘッドの中央よりも一端に近い領域である第1領域と、前記ヘッドの中央よりも他端に近い領域である第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の領域である第3領域と、を有し、前記クリーニング装置を前記第2軸に沿って第1方向に移動させることにより、前記第3領域から前記第1領域に向けて前記ノズル面を払拭させる第1払拭動作と、前記クリーニング装置を前記第2軸に沿って前記第1方向とは反対の第2方向に移動させることにより、前記第3領域から前記第2領域に向けて前記ノズル面を払拭させる第2払拭動作と、を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る印刷装置の概略を示す斜視図である。
第1実施形態に係る印刷装置の電気的な構成を示すブロック図である。
ヘッドユニットの概略構成を示す斜視図である。
クリーニング装置の正面側斜視図である。
クリーニング装置の背面側斜視図である。
クリーニング装置の上面図である。
クリーニング装置の正面図である。
払拭部材および押圧部材を説明するための模式図である。
第1実施形態に係る制御方法を示すフローチャートである。
クリーニング動作の実行開始時におけるヘッドの昇降状態を説明するための図である。
クリーニング動作の実行開始時におけるヘッドおよびクリーニング装置の位置関係を説明するための図である。
第1実施形態における第1払拭動作および第2払拭動作の実行時におけるヘッドの昇降状態を説明するための図である。
第1実施形態における第1払拭動作を説明するための図である。
第1実施形態における第2払拭動作を説明するための図である。
第2実施形態に係る制御方法を示すフローチャートである。
第2実施形態における第1払拭動作および第2払拭動作の実行時におけるヘッドの昇降状態を説明するための図である。
第2実施形態における第1払拭動作を説明するための図である。
第2実施形態における第2払拭動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
(【0011】以降は省略されています)
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