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公開番号
2025080663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193962
出願日
2023-11-14
発明の名称
脚立の収納構造
出願人
株式会社タダノ
代理人
弁理士法人パテントボックス
主分類
B66C
13/00 20060101AFI20250519BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】走行体上に脚立を設置しても旋回台と接触しにくい、脚立の収納構造を提供する。
【解決手段】ラフテレーンクレーン1における脚立の収納構造Sは、脚立8は、左右両側面にヒンジ部83、83及び開き止め部84、84を有し、走行体10の上面に、直線状に開いた状態の脚立の左右一対のヒンジ部83、83及び開き止め部84、84を案内する左右一対の傾斜ガイド部2、2を備えている。そして、左右一対の傾斜ガイド部2、2における、走行体10の上面に近接する最深部間(すなわち、直立部22、22間)の距離は、脚立8の左右一対のヒンジ部83、83間の距離と略一致するように形成されている
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
移動式クレーンにおける脚立の収納構造であって、
前記脚立は、左右両側面にヒンジ部及び開き止め部を有し、
走行体の上面に、直線状に開いた状態の前記脚立の左右一対のヒンジ部及び開き止め部を案内する左右一対の傾斜ガイド部を備えている、脚立の収納構造。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
左右一対の前記傾斜ガイド部における、前記走行体の上面に近接する最深部間の距離は、前記脚立の左右一対の前記ヒンジ部間の距離と略一致するように形成されている、請求項1に記載された脚立の収納構造。
【請求項3】
前記走行体の上面において、左右一対の前記傾斜ガイド部の内側には、直線状に開いた状態の前記脚立の左右一対のヒンジ部の突出部が挿入される長孔がさらに設けられる、請求項2に記載された脚立の収納構造。
【請求項4】
前記脚立は、4本の支柱の先端に滑り止めキャップがそれぞれ装着されており、
走行体の上面には、直線状に開いた状態の前記脚立の前記支柱の先端の前記滑り止めキ
ャップをそれぞれ収納することのできる、2つのサポートが設置されている、請求項3に記載された脚立の収納構造。
【請求項5】
前記脚立の4本の支柱のうち2本の支柱を抑える振れ止めサポートと、前記振れ止めサポートを取付け/取外し可能に固定する固定装置と、をさらに備える、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載された脚立の収納構造。
【請求項6】
前記振れ止めサポートは、前記固定装置の位置を基準として、一方に延びる第1アームと、他方に延びる第2アームと、を有しており、前記第1アームと前記第2アームは、異なる長さとなるように形成されている、請求項5に記載された脚立の収納構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動式クレーンにおける脚立の収納構造に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、移動式クレーンでは、ジブの張り出し/格納の際などに作業者が脚立に昇った状態でピンの抜き差しやコネクタの脱着等の作業をしている。例えば、ブーム先端に取り付けられるジブのテンション装置は、作業員が脚立に昇った状態でテンション装置の組付け/分解作業を行うことがある。
【0003】
このジブの張り出し/格納などの作業は現場で行う必要があるため、移動式クレーンは脚立を搭載した状態で移動する必要がある。しかしながら、脚立を搭載する位置には、様々な制約がある。
【0004】
例えば、脚立を旋回台上や走行体上(キャリアフレーム上)に搭載すると、旋回時にキャビンやカウンタウェイトと干渉する、作業スペースやキャビンへの昇降経路が狭くなる、足元に脚立があるため移動の支障となり作業の安全性が低下する、脚立の移動や出し入れが煩雑になる、エンジンメンテナンス時に脚立を降ろす必要がある、といった問題がある。
【0005】
一方、脚立を車両下側に搭載すると、泥はね、飛び石、積雪などによって脚立が汚れたり損傷したりする、しゃがみこんで脚立を取り出す必要がある、デパーチャアングルに影響して走行性能が低下する、といった問題がある。
【0006】
そこで、特許文献1には、作業の支障にならないうえに出し入れのしやすい、脚立の収納構造が記載されている。この特許文献1の脚立の収納構造では、脚立は、車輪とアウトリガの間の空間に設置される収納手段によって収納されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-154881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、架装する機器の変更や増加が生ずれば、特許文献1のように車輪とアウトリガの間に脚立を収納できない場合がある。その場合、走行体上(キャリアフレーム上)に脚立を搭載することが考えられるが、上述したように、旋回台下面と走行体上面の隙間は狭いため、旋回する際に旋回台と脚立が接触するおそれがあった。
【0009】
そこで、本発明は、走行体上に脚立を設置しても旋回台と接触しにくい、脚立の収納構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するために、本発明の移動式クレーンの脚立の収納構造は、脚立は、左右両側面にヒンジ部及び開き止め部を有し、走行体の上面に、直線状に開いた状態の前記脚立の左右一対のヒンジ部及び開き止め部を案内する左右一対の傾斜ガイド部を備えている。ここにおいて、脚立の「左右両側面」とは、脚立の踏み桟に正対した状態(踏み桟が横に延びる位置)から見た、「左側面」及び「右側面」のことを言うものとする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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