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公開番号2025082526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195916
出願日2023-11-17
発明の名称充電ケーブル格納ボックスおよび充電ケーブル格納ボックスを備えた電動作業車
出願人株式会社タダノ
代理人個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250522BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】 充電ケーブルの出し入れ作業時の取扱い性に優れた電動作業車の充電ケーブル格納ボックスおよび充電ケーブル格納ボックスを備えた電動作業車を提供する。
【解決手段】 電動作業車11の充電ケーブル格納ボックス20であって、縦巻き格納される充電ケーブル1の外周を覆う外殻部30と、背面板部31と、正面板部32と、正面開口部33と、を備える。前記正面板部32は格納状態の前記充電ケーブル1の上部50と当接することで前記充電ケーブル1の倒れが抑制され、前記充電ケーブル1をスムーズに出し入れできる。
【選択図】 図3

特許請求の範囲【請求項1】
電動作業車の充電ケーブル格納ボックスであって、
縦巻き格納される充電ケーブルの外周を覆う外殻部と、
背面板部と、
正面板部と、
正面開口部と、を備え、
前記正面板部は、格納状態の前記充電ケーブルの上部と当接することを特徴とする充電ケーブル格納ボックス。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記背面板部は、格納状態の前記充電ケーブルの内周を支持する複数の格納サポートを備えることを特徴とする、請求項1に記載された充電ケーブル格納ボックス。
【請求項3】
前記格納サポートは、正面に向かって垂直に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載された充電ケーブル格納ボックス。
【請求項4】
請求項1~3に記載された前記充電ケーブル格納ボックスが、車両部の前端部又は後端部に架装される電動作業車。
【請求項5】
前記正面開口部が前記車両部の前方又は後方を向くと共に、前記充電ケーブル格納ボックスの上部が前記電動作業車の車両フレームの内部にはめ込まれることを特徴とする、請求項4に記載された電動作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動クレーン車等の電動作業車の充電ケーブル格納ボックスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
脱炭素化の取組みから、クレーン車、高所作業車などの作業車の分野においても電動化が進んでいる。電動化にあたっては、電動作業車に搭載されるバッテリへのスムーズな充電が望まれる。
【0003】
電動作業車には走行用モータ等の電動アクチュエータへ電力を供給するための大容量のバッテリが搭載される。そのバッテリへの充電には大電流が流れるため、充電ケーブルの線径は大きく単位長さ当たりの重量は大きいものとなる。また、一般に電動作業車は大型車両であり広い充電エリアでの充電作業となるため、充電ケーブルは長尺となる。
【0004】
ところで、充電ケーブルを収納できる、乗用電気自動車の収納ボックスが提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1の収納ボックスに充電ケーブルを収納しておけば、どこでも電源コンセントがあれば電気自動車に充電できる。充電ケーブルが備えられている充電スタンドのような専用の充電施設以外であっても充電できるのは便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-179785号公報(段落番号0012~0035、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、大容量のバッテリを搭載する電動作業車の充電ケーブルは、重く、長く、硬いものであるので、一般の電気自動車用のように軽く、短く、柔らかい充電ケーブルとは異なり、格納ボックスでの出し入れ作業に対する工夫が必要となる。
【0007】
そこで、本発明は、電動作業車の充電ケーブルであっても、出し入れ作業時の取扱い性に優れた充電ケーブル格納ボックスを提供することを目的とする。合わせて、当該充電ケーブル格納ボックスの架装性に優れた電動作業車を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1発明の充電ケーブル格納ボックスは、電動作業車の充電ケーブル格納ボックスであって、縦巻き格納される充電ケーブルの外周を覆う外殻部と、背面板部と、正面板部と、正面開口部と、を備え、前記正面板部は、格納状態の前記充電ケーブルの上部と当接することを特徴とする。
【0009】
第1発明の充電ケーブル格納ボックスは、充電ケーブルが縦巻きコイル状に格納されるので、太く重く硬い充電ケーブルであっても奥から手前に向かって順に充電ケーブルを巻き取っていく巻き取り作業がやり易い。
また、格納状態の充電ケーブルの上部が格納ボックスの正面板部に当接し縦巻きの充電ケーブルが手前側に倒れるのが抑制されるため、充電ケーブルの出し入れ作業性に優れる。
【0010】
第2発明の充電ケーブル格納ボックスは、前記背面板部は、格納状態の前記充電ケーブルの内周を支持する複数の格納サポートを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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