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公開番号
2025080097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193117
出願日
2023-11-13
発明の名称
筆記具
出願人
ゼブラ株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
B43K
8/02 20060101AFI20250516BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】筆記チップとインク供給部が互いに離間する方向に付勢する付勢力を適正に設定することにより、不要なときに筆記チップとインク供給部が接触したり、必要なときに筆記チップとインク供給部が接触しなかったりすることのない筆記具を提供することを課題とする。
【解決手段】軸筒と、軸筒の前側に前後方向へスライドするように設けられたチップ保持部材とを備えた筆記具であって、チップ保持部材は、チップ保持部材の前端に一体的に設けられた筆記チップを含み、軸筒は、軸筒の内部に収納され、筆記チップにインクを供給可能なインク供給部を含み、軸筒とチップ保持部材には、互いに離間する方向に付勢力が加えられており、軸筒が付勢力に抗してチップ保持部材に近づくと、インク供給部が筆記チップに後方側から接触してインクを供給可能であり、付勢力は、軸筒の重量より小さいことを特徴とする筆記具。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸筒と、前記軸筒の前側に前後方向へスライドするように設けられたチップ保持部材とを備えた筆記具であって、
前記チップ保持部材は、前記チップ保持部材の前端に一体的に設けられた筆記チップを含み、
前記軸筒は、前記軸筒の内部に収納され、前記筆記チップにインクを供給可能なインク供給部を含み、
前記軸筒と前記チップ保持部材には、互いに離間する方向に付勢力が加えられており、
前記軸筒が前記付勢力に抗して前記チップ保持部材に近づくと、前記インク供給部が前記筆記チップに後方側から接触してインクを供給可能であり、
前記付勢力は、前記軸筒の重量より小さい
ことを特徴とする筆記具。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
軸筒と、前記軸筒の前側に前後方向へスライドするように設けられたチップ保持部材とを備えた筆記具であって、
前記チップ保持部材は、前記チップ保持部材の前端に一体的に設けられた筆記チップを含み、
前記軸筒は、前記軸筒の内部に収納され、前記筆記チップにインクを供給可能なインク供給部を含み、
前記軸筒と前記チップ保持部材には、互いに離間する方向に付勢力が加えられており、
前記軸筒が前記付勢力に抗して前記チップ保持部材に近づくと、前記インク供給部が前記筆記チップに後方側から接触してインクを供給可能であり、
前記付勢力は、前記チップ保持部材の重量より大きい
ことを特徴とする筆記具。
【請求項3】
軸筒と、前記軸筒の前側に前後方向へスライドするように設けられたチップ保持部材とを備えた筆記具であって、
前記チップ保持部材は、前記チップ保持部材の前端に一体的に設けられた筆記チップを含み、
前記軸筒は、前記軸筒の内部に収納され、前記筆記チップにインクを供給可能なインク供給部を含み、
前記軸筒と前記チップ保持部材には、互いに離間する方向に付勢力が加えられており、
前記軸筒が前記付勢力に抗して前記チップ保持部材に近づくと、前記インク供給部が前記筆記チップに後方側から接触してインクを供給可能であり、
前記付勢力は、前記軸筒の重量より小さく、かつ、前記チップ保持部材の重量より大きいことを特徴とする筆記具。
【請求項4】
前記付勢力は、前記軸筒と前記チップ保持部材の間に設けられた付勢部材により加えられていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載された筆記具。
【請求項5】
前記付勢部材は、圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項4に記載された筆記具。
【請求項6】
前記軸筒は、異なる種類のインクを供給する複数の前記インク供給部を含むことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載された筆記具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筆記チップと、この筆記チップにインクを供給するインク供給部とを有し、筆記チップとインク供給部とが、相対的に前後方向に移動可能に配置され、筆記チップとインク供給部が互いに離間する方向に付勢された筆記具が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-134393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載される筆記具では、付勢力の設定が考慮されておらず、付勢力が弱いときは、筆記具の先端(筆記チップが配置された側)を上向き(反重力方向)に向けると、筆記チップが、その自重により下がり、インク供給部に接触してしまったり、逆に、付勢力が強いときは、筆記チップを把持して筆記すると、インク供給部の自重によっても、インク供給部が筆記チップに接触する位置まで下がらず、筆記することができなくなったりするという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、筆記チップとインク供給部が互いに離間する方向に付勢する付勢力を適正に設定することにより、不要なときに筆記チップとインク供給部が接触したり、必要なときに筆記チップとインク供給部が接触しなかったりすることのない筆記具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
軸筒と、前記軸筒の前側に前後方向へスライドするように設けられたチップ保持部材とを備えた筆記具であって、
前記チップ保持部材は、前記チップ保持部材の前端に一体的に設けられた筆記チップを含み、
前記軸筒は、前記軸筒の内部に収納され、前記筆記チップにインクを供給可能なインク供給部を含み、
前記軸筒と前記チップ保持部材には、互いに離間する方向に付勢力が加えられており、
前記軸筒が前記付勢力に抗して前記チップ保持部材に近づくと、前記インク供給部が前記筆記チップに後方側から接触してインクを供給可能であり、
前記付勢力は、前記軸筒の重量より小さい
ことを特徴とする筆記具。
【0007】
前記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
軸筒と、前記軸筒の前側に前後方向へスライドするように設けられたチップ保持部材とを備えた筆記具であって、
前記チップ保持部材は、前記チップ保持部材の前端に一体的に設けられた筆記チップを含み、
前記軸筒は、前記軸筒の内部に収納され、前記筆記チップにインクを供給可能なインク供給部を含み、
前記軸筒と前記チップ保持部材には、互いに離間する方向に付勢力が加えられており、
前記軸筒が前記付勢力に抗して前記チップ保持部材に近づくと、前記インク供給部が前記筆記チップに後方側から接触してインクを供給可能であり、
前記付勢力は、前記チップ保持部材の重量より大きい
ことを特徴とする筆記具。
【発明の効果】
【0008】
本発明の筆記具は、前記軸筒と前記チップ保持部材に、互いに離間する方向に加える付勢力を適正に設定することにより、不要なときに筆記チップとインク供給部が接触したり、必要なときに筆記チップとインク供給部が接触しなかったりすることのない筆記具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る実施形態の筆記具Aの縦断面図である。
本発明に係る実施形態の筆記具Aの、(a)要部分解斜視図、(b)要部縦断面図である。
本発明に係る実施形態の筆記具Aの要部縦断面図であり、筆記チップ30が被筆記面Xに押し付けられる前の状態を(a)に、後の状態を(b)に示したものである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
本明細書中、軸筒軸方向とは軸筒の中心線の延びる方向を意味し、軸筒周方向とは軸筒中心線の周囲を回る方向を意味する。また、「前」とは、軸筒軸方向の一方側であって筆記チップが突出する方向を意味し、「後」とは、前記一方側に対する逆方向側を意味する。
また、本明細書中、軸筒径方向とは軸筒の中心線に直交する軸筒の直径方向を意味し、軸筒径方向外側とは軸筒径方向に沿って軸筒中心から離れる方向を意味し、軸筒径方向内側とは軸筒径方向に沿って軸筒中心に向かう方向を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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