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公開番号
2025057874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167688
出願日
2023-09-28
発明の名称
バインダークリップ
出願人
ゼブラ株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
B43K
25/02 20060101AFI20250402BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】クリップの形状を工夫することにより、クリップを取り付ける際に、コイルバネがバネ嵌合凹部から外れたり、飛び出したりすることを抑制することができるバインダークリップを提供することを課題とする。
【解決手段】クリップとクリップ支持体とを有し、筆記具に使用されるバインダークリップであって、前記クリップの後端側と前記クリップ支持体の後端側の間には、付勢部材が介装されており、前記クリップは、前記クリップ支持体の少なくとも一部が収容される凹部を有し、前記凹部は、少なくとも後壁を有している
ことを特徴とするバインダークリップ。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
クリップとクリップ支持体とを有し、筆記具に使用されるバインダークリップであって、
前記クリップの後端側と前記クリップ支持体の後端側の間には、付勢部材が介装されており、
前記クリップは、前記クリップ支持体の少なくとも一部が収容される凹部を有し、
前記凹部は、少なくとも後壁を有している
ことを特徴とするバインダークリップ。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記後壁は、前記凹部の底面から離間するにつれて後方に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載されたバインダークリップ。
【請求項3】
前記凹部は、さらに、2つの側壁を有することを特徴とする請求項1又は2に記載されたバインダークリップ。
【請求項4】
前記クリップの2つの前記側壁の内面には枢支突起が形成されており、
前記凹部の開口部の前記後壁と前記枢支突起の後端との間の長さは、前記クリップ支持体の前後の長さより長いことを特徴とする請求項3に記載されたバインダークリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具の筒状ケースやキャップの周面に配置されたバインダークリップに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、バインダークリップとして、特許文献1に記載されたもののように、筒状ケースやキャップ等の筒体の外周部に、クリップを揺動可能に支持し、クリップの後端部側と筒状ケースやキャップに設けられたクリップ支持体との間にコイルバネを配置して、クリップの後端部側を筒状ケースやキャップ等の筒体の外周部から離間する方向に付勢したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5205200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の図1に示されるようなバインダークリップでは、図6に示されるように、クリップAの凹部の側板部に設けられた枢支突起A1が、クリップ支持体Bの側面に設けられた枢支凹部B2に、枢支凹部の先端側に形成された案内溝B1をとおって、係合される。
このとき、クリップ支持体Bの後端部のバネ嵌合凹部B3にコイルバネCが嵌合した状態で、クリップAをクリップ支持体Bに取り付けるため、取り付け方によっては、コイルバネCがバネ嵌合凹部B3から外れてしまったり、さらには、大きく飛び出してしまったりすることがある。(図6(b)参照)
その結果、コイルバネCの取り付けに失敗することがある。(図6(c)参照)
【0005】
そこで、本発明は、クリップの形状を工夫することにより、クリップを取り付ける際に、コイルバネがバネ嵌合凹部から外れたり、飛び出したりすることを抑制することができるバインダークリップを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
クリップとクリップ支持体とを有し、筆記具に使用されるバインダークリップであって、
前記クリップの後端側と前記クリップ支持体の後端側の間には、付勢部材が介装されており、
前記クリップは、前記クリップ支持体の少なくとも一部が収容される凹部を有し、
前記凹部は、少なくとも後壁を有している
ことを特徴とするバインダークリップ。
【発明の効果】
【0007】
本発明のバインダークリップは、クリップが、クリップ支持体の少なくとも一部が収容される凹部を有し、この凹部が後壁を有していることにより、クリップをクリップ支持体に取り付ける際に、コイルバネが外れたり、飛び出したりすることを抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態の多機能筆記具1の斜視図である。
本発明に係る実施形態の多機能筆記具1のクリップノック3の一部切断図である。
本発明に係る実施形態の多機能筆記具1のクリップノック3の図である。
本発明に係る実施形態の多機能筆記具1のクリップノック3の組立過程を示す図である。
本発明に係る実施形態の変形例のバインダークリップ6の一部切断図である。
従来のバインダークリップの組立過程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の多機能筆記具1を説明する。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0010】
[全体構成]
図1は、本実施形態における多機能筆記具1の斜視図である。
本実施形態の多機能筆記具1は、1つのシャープペンシルと4つのボールペンの中から、1つを選択して、先端から突出させて使用する多機能筆記具である。
多機能筆記具1は、筒状ケース2、シャープペンシル用リフィール、第1ボールペン用リフィール、第2ボールペン用リフィール、第3ボールペン用リフィール、第4ボールペン用リフィール、クリップノック3などを有している。(シャープペンシル用リフィール、第1ボールペン用リフィール、第2ボールペン用リフィール、第3ボールペン用リフィール、第4ボールペン用リフィールは、いずれも図示していない。)
(【0011】以降は省略されています)
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