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公開番号2025079971
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192888
出願日2023-11-13
発明の名称インクジェット画像形成装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250516BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】白スジや濃度ムラの発生を防止する。
【解決手段】同色のラインヘッド列を複数有し、高解像印刷モードと低解像高速印刷モードを選択可能なインクジェット画像形成装置1であって、高速印刷モードが設定された場合、1つの画素にノズルから吐出されるドロップ数を示す印字データを、複数の同色のラインヘッド列に分割して作成する印字データ振り分け部71を備え、印字データ振り分け部71は、ドロップ数と、ノズル濃度特性データと、印字データの副走査位置情報と、隣接するノズルの印字データのノズル濃度特性およびドロップ数とに基づきドロップ数を決定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
同色のラインヘッド列を複数有し、高解像印刷モードと低解像高速印刷モードを選択可能なインクジェット画像形成装置であって、
前記高速印刷モードが設定された場合、1つの画素にノズルから吐出されるドロップ数を示す印字データを、複数の前記同色のラインヘッド列に分割して作成する印字データ振り分け部を備え、
前記印字データ振り分け部は、前記ドロップ数と、ノズル濃度特性データと、印字データの副走査位置情報と、隣接するノズルの印字データのノズル濃度特性およびドロップ数とに基づきドロップ数を決定する
ことを特徴とするインクジェット画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、白スジや濃度ムラの発生を防止するインクジェット画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ライン型のインクジェット画像形成装置は、インクジェットヘッド下に設けられたベルト搬送部により搬送される用紙に対して、画像データに基づいてインクジェットヘッドによりインクを吐出して印刷を行う。
【0003】
特許文献1には、インクカートリッジが有するメモリから読み出された情報に応じて、高速印刷モードあるいは高画質印刷モードを選択可能とするように印刷モードが管理される印刷装置であって、2つのノズル列それぞれに所望の画素を再現する印刷データを生成し、一度に印字する範囲を拡げることで印刷速度を向上させる印刷装置に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-130755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の印刷装置では、2つのノズル列のノズル毎の特性差は考慮されておらず、隣接ノズルの特性によっては白スジや濃度ムラが発生し画像品質を低下させるという課題があった。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、白スジや濃度ムラの発生を防止するインクジェット画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット画像形成装置の特徴は、
同色のラインヘッド列を複数有し、高解像印刷モードと低解像高速印刷モードを選択可能なインクジェット画像形成装置であって、
前記高速印刷モードが設定された場合、1つの画素にノズルから吐出されるドロップ数を示す印字データを、複数の前記同色のラインヘッド列に分割して作成する印字データ振り分け部を備え、
前記印字データ振り分け部は、前記ドロップ数と、ノズル濃度特性データと、印字データの副走査位置情報と、隣接するノズルの印字データのノズル濃度特性およびドロップ数とに基づきドロップ数を決定する
ことにある。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るインクジェット画像形成装置の特徴によれば、白スジや濃度ムラの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るインクジェット画像形成装置の概略構成図である。
本発明に係るインクジェット画像形成装置が備えるインクジェットヘッドの平面図である。
本発明の実施形態に係るインクジェット画像形成装置の動作を示したフローチャートである。
図4は、本発明の実施形態に係るインクジェット画像形成装置において、図3に示したフローチャートのおける印字データ作成処理の詳細を示したフローチャートである。
(a)は、ドロップデータの1/2を31Ka,31Kbに割り当てた場合におけるインクの着弾状態(ドット)の一例を模式的に示した図である。(b)は、高吐出ノズルNzA側のヘッドの画像データを2ドロップとし、低吐出ノズルNzB側のヘッドのドロップデータを3ドロップとした場合におけるインクの着弾状態(ドット)の一例を模式的に示した図である。(c)は、ドロップデータが3ドロップ以下で前段の画素に吐出がある場合におけるインクの着弾状態(ドット)の一例を模式的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(【0011】以降は省略されています)

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