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公開番号2025077907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190441
出願日2023-11-07
発明の名称液体消費装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250512BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】タンクの交換が容易な液体消費装置を提供する。
【解決手段】液体消費装置10は、タンク100と液体消費部39と接続部品281とを備える。タンク100は、第1貯留室111Cの上端を画定する上壁104と、第1貯留室111Cに開口する第1流出口114Cと、上壁104に位置しており、第1貯留室111Cの外部に連通する第1開口113Cと、第1流出口114Cおよび第1開口113Cを通して第1貯留室111Cから外部に液体を流出させる第1流出路150Cと、を有する。接続部品281は、第1開口113Cに着脱可能に接続されており、第1流出路150Cに連通する第1液体流路294Cを有する接続部290と、液体消費部39に接続される第1チューブ32Cと、を有する。接続部290は、第1液体流路294Cに連通しており、第1チューブ32Cが連結される第1連結部231Cを有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
液体が貯留される第1貯留室を有するタンクと、
上記第1貯留室から供給される液体を消費する液体消費部と、
上記タンクと上記液体消費部とを接続する接続部品と、を備えており、
上記タンクは、
上記第1貯留室の上端を画定する上壁と、
上記第1貯留室に開口する第1流出口と、
上記上壁に位置しており、上記第1貯留室の外部に連通する第1開口と、
上記第1流出口および上記第1開口を通して上記第1貯留室から外部に液体を流出させる第1流出路と、を有しており、
上記接続部品は、
上記第1開口に着脱可能に接続されており、上記第1流出路に連通する第1液体流路を有する接続部と、
上記液体消費部に接続される第1チューブと、を有しており、
上記接続部は、上記第1液体流路に連通しており、上記第1チューブが連結される第1連結部を有する液体消費装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
上記第1開口は、上向きに開口している請求項1に記載の液体消費装置。
【請求項3】
上記第1開口は、上記上壁の前側に位置する請求項1に記載の液体消費装置。
【請求項4】
上記上壁の上面において上記接続部よりも後方に位置する後部分は、上記上壁の上面において上記接続部が位置する前部分よりも高い位置に位置する請求項1に記載の液体消費装置。
【請求項5】
上記接続部は、上記第1液体流路が形成された基板であって、上記上壁の上方で水平方向に拡がる基板を有しており、
上記後部分は、上記基板の下端よりも高い位置に位置する請求項4に記載の液体消費装置。
【請求項6】
上記タンクは、上記第1開口に接続されて下方へ延びており、上記第1流出路を区画する第1流出管を有しており、
上記接続部は、
上記上壁の上方で水平方向に拡がる基板と、
上記基板から下方へ延びており、上記第1開口を通して上記第1流出管に挿入される筒状の第1筒部と、を有しており、
上記第1液体流路は、
上記基板に形成されており、上記第1連結部に連通する水平流路と、
上記第1筒部に形成されており、上記水平流路と上記第1流出路とを連通する鉛直流路と、を有する請求項2に記載の液体消費装置。
【請求項7】
上記第1開口に嵌め込まれた環状のシール部材を更に備えており、
上記第1筒部は、上記シール部材に液密に挿入されている請求項6に記載の液体消費装置。
【請求項8】
上記接続部は、
上記第1筒部の外周面を囲むように、上記基板から下方へ延びる筒状の第2筒部を有しており、
上記基板に形成されており、空気が流通可能なエア流路と、を有しており、
上記シール部材は、
上記第1筒部の外周面の全周に亘って密着する第1シール部と、
上記第2筒部の下端の全周に亘って密着する第2シール部と、を有しており、
上記エア流路は、上記第1筒部の外周面と上記第2筒部の内周面と上記シール部材の内周面と上記第1シール部と上記第2シール部とによって画定される漏洩空間に連通している請求項7に記載の液体消費装置。
【請求項9】
上記上壁は、液体が貯留される第2貯留室の上端を画定しており、
上記タンクは、
上記上壁に繋がっており、上記第2貯留室と上記第1貯留室とを仕切る仕切壁と、
上記第2貯留室に開口する第2流出口と、
上記上壁に位置しており、上記第2貯留室の外部に連通する第2開口と、
上記第2流出口および上記第2開口を通して上記第2貯留室から外部に液体を流出させる第2流出路と、
上記第2開口に接続されて下方へ延びており、上記第2流出路を区画する第2流出管と、を有しており、
上記接続部品は、上記液体消費部に接続される第2チューブを有しており、
上記接続部は、
上記第2流出路に連通する第2液体流路と、
上記第2液体流路に連通しており、上記第2チューブが連結される第2連結部と、を有する請求項1に記載の液体消費装置。
【請求項10】
上記接続部は、上記第1連結部および上記第2連結部が位置しており、水平方向に拡がる基板を有しており、
上記第1連結部および上記第2連結部は、上記基板における左右方向の中央部に位置する請求項9に記載の液体消費装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体消費部に液体を供給する液体が貯留される液体消費装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、記録ヘッドにインクを供給するためのインクが貯留されるインクタンクが開示されている。特許文献1に記載のインクタンクは、前壁と、右壁と、左壁と、上壁と、下壁と、を有する。前壁、右壁、左壁、上壁、および下壁によってインクを貯留するインク室が区画されている。インクタンクは、インク室に繋がるインク流出路と、右壁の右側面においてインク流出路に繋がるインク導出路と、上壁に位置してインク導出路に繋がる連結部と、を有する。連結部には、記録ヘッドに接続されるインクチューブが連結される。これにより、インク室のインクは、インク流出路、インク導出路、連結部、およびインクチューブを介して記録ヘッドへ供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のインクタンクでは、インクチューブが連結部に直接的に連結される。インクチューブにおける連結部に連結される部分が三角形状になっていたり、インクチューブの内径が連結部の外径に対して十分に小さくなっていたりすることで、連結部から簡単に抜けないように、連結部を締め付けるようにインクチューブが連結部に連結されて抜け止めとなることが一般的である。このため、インクチューブを連結部から抜いて取り外して再度連結部に連結することが困難であることが多い。したがって、タンクが交換される場合、連結部からインクチューブを取り外してタンクを液体消費装置から取り外し、新しく交換されたタンクを液体消費装置に取り付け、タンクの連結部にインクチューブを連結することが困難である。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンクの交換が容易な液体消費装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示は、液体消費装置に関する。液体消費装置は、液体が貯留される第1貯留室を有するタンクと、上記第1貯留室から供給される液体を消費する液体消費部と、上記タンクと上記液体消費部とを接続する接続部品と、を備えている。上記タンクは、上記第1貯留室の上端を画定する上壁と、上記第1貯留室に開口する第1流出口と、上記上壁に位置しており、上記第1貯留室の外部に連通する第1開口と、上記第1流出口および上記第1開口を通して上記第1貯留室から外部に液体を流出させる第1流出路と、を有している。上記接続部品は、上記第1開口に着脱可能に接続されており、上記第1流出路に連通する第1液体流路を有する接続部と、上記液体消費部に接続される第1チューブと、を有している。上記接続部は、上記第1液体流路に連通しており、上記第1チューブが連結される第1連結部を有する。
【0007】
第1チューブが連結される第1連結部を有する接続部がタンクの第1開口に着脱可能なので、ユーザは、接続部を第1開口から取り外すことによって、第1チューブをタンクから取り外すことができる。また、ユーザは、第1開口から取り外した接続部を第1開口に再度接続することによって、接続部を介して第1チューブをタンクに再度接続することができる。このため、ユーザは、タンクを交換するときに、第1連結部から第1チューブを取り外して再度第1チューブを第1連結部に連結する必要がないので、タンクの交換が容易である。また、接続部は、タンクの上壁に位置する第1開口に着脱可能に接続されるので、例えば、タンクの後壁に位置する第1開口に着脱可能に接続される構成に比べ、液体消費装置の前方から接続部にアクセスしやすいので、タンクの交換がより容易になる。
【0008】
(2)上記第1開口は、上向きに開口していてもよい。
【0009】
ユーザは、接続部を上下方向に移動させて第1開口に着脱しやすいので、上壁の上面が段差になっていても容易に接続部を着脱することができる。このため、タンクの交換がより容易になる。
【0010】
(3)上記第1開口は、上記上壁の前側に位置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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