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公開番号
2025075782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187187
出願日
2023-10-31
発明の名称
記録装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20250508BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】第1シートおよび第2シートの組み合わせが選択可能であって、装置の大型化を抑えた記録装置を提供する。
【解決手段】ラミネート装置1は、開口17を有する本体11と、本体11の開口17を開閉するカバー12と、第1ロール111を保持する第1カートリッジ114と、第2ロール121を保持する第2カートリッジ124と、第1搬送路48および第2搬送路49と、記録部30と、貼合部50と、第2切断部62と、を備える。第1カートリッジ114および第2カートリッジ124は、前後方向に並ぶように本体11に装着される。第1領域11Aの第1最大距離L1よりも第2領域11Bの第2最大距離L2が大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向における上端に開口を有する本体と、
上記本体の上記開口を開閉するカバーと、
上記第1方向と直交する第2方向を中心に巻かれた第1シートを有する第1ロールと、
上記第1ロールを保持しており、上記開口を通じて上記本体に装着可能な第1カートリッジと、
上記第2方向を中心に巻かれた第2シートを有する第2ロールと、
上記第2ロールを保持しており、上記開口を通じて上記本体に装着可能な第2カートリッジと、
上記第1シートが上記第2方向と直交する搬送方向へ通過する搬送路と、
上記搬送路を通過する上記第1シートに画像を記録する記録部と、
上記搬送路において上記記録部より上記搬送方向の下流に位置しており、上記第1シートと上記第2シートとを貼り合わせる貼り合わせ部と、
上記搬送路において上記貼り合わせ部より上記搬送方向の下流に位置しており、貼り合わされた上記第1シートおよび上記第2シートを切断する切断部と、を備えており、
上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジは、上記第1方向および上記第2方向と直交する第3方向に並ぶように上記本体に装着され、
上記本体は、
上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジを収容する第1領域と、
上記搬送路を収容する第2領域と、を有し、
上記第1領域の上記第3方向の一端は、上記第1カートリッジの上記第3方向における一端によって定義され、上記第1領域の上記第3方向の上記一端の反対の他端は、上記第2カートリッジの上記第3方向の他端によって定義され、
上記第2領域の上記第3方向の一端は、上記搬送路の上記第3方向における一端によって定義され、上記第2領域の上記第3方向の上記一端の反対の他端は、上記切断部の上記第3方向の他端によって定義され、
上記第1領域は、上記第3方向の上記一端から上記他端までの上記第3方向に沿った距離のうち最大の第1最大距離を有し、
上記第2領域は、上記第3方向の上記一端から上記他端までの上記第3方向に沿った距離のうち最大の第2最大距離を有し、
上記第1最大距離よりも上記第2最大距離が大きい場合、上記第2領域の上記第3方向の上記一端よりも上記第1領域の上記第3方向の上記一端の方が上記第3方向の上記他端側に位置し、かつ上記第2領域の上記第3方向の上記他端よりも上記第1領域の上記第3方向の上記他端の方が上記第3方向の上記一端側に位置し、
上記第2最大距離よりも上記第1最大距離が大きい場合、上記第1領域の上記第3方向の上記一端よりも上記第2領域の上記一端の方が上記第3方向の上記他端側に位置し、かつ上記第1領域の上記第3方向の上記他端よりも上記第2領域の上記第3方向の上記他端の方が上記第3方向の上記一端側に位置する記録装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
上記第1最大距離は、上記第2最大距離よりも小さく、
上記第3方向において、上記第1領域の上記一端は、上記第2領域の上記一端よりも上記他端側に位置し、上記第1領域の上記他端は、上記第2領域の上記他端よりも上記一端側に位置する請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
上記本体に装着された状態における上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジは、上記搬送路よりも上方に位置しており、
上記第1ロールの軸および上記第2ロールの軸は、上記第2領域の上記第3方向の上記一端よりも上記他端側、かつ上記第2領域の上記第3方向の上記他端よりも上記一端側に位置する請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
上記本体は、上記第2カートリッジの着脱を案内するガイド部を有しており、
上記ガイド部の下端部は、上端に向かうにつれて上記第3方向の上記他端から上記一端へ向かう請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
上記第1最大距離および上記第2最大距離は、いずれも上記本体の上記開口の上記第3方向の一端から他端までの距離のうちの最大の第3最大距離よりも小さい請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
上記記録部および上記切断部の動作を制御する制御基板をさらに備えており、
上記制御基板は、上記記録部よりも下方に位置する請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
上記本体に装着された状態における上記第1ロールの軸と上記第2ロールの軸とは平行である請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
上記本体に装着された状態における上記第1カートリッジと上記第2カートリッジとは、上記第1方向において重複しない請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
上記第1最大距離は、上記第2最大距離よりも大きい請求項1に記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像が記録される第1シートと、第2シートとを貼り合わせる記録装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、インクリボン、印字テープおよび透明テープを用いてラミネートラベルを作成する印字装置が知られている。例えば、特許文献1では、印字テープ、透明テープおよびインクリボンは、テープカセットに収容されている。テープカセットは、印字装置のカセット収納部に装着される。印字装置は、サーマルヘッドを備える。サーマルヘッドは、インクリボンのインク層を加熱して印字テープに画像を転写する。印字済みの印字テープに対し透明テープが貼り合わされることでラミネートラベルが作成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-46966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラミネートラベルにおいて、印字テープと透明テープとの組み合わせやテープ容量の増加、印字色の変更が可能であることなどが望まれる。しかし、特許文献1では、1つのテープカセットに印字テープ、透明テープおよびインクリボンが収容されているので、ユーザが、使用可能な印字テープと透明テープとの組み合わせは、メーカによって選択された特定の組み合わせに限定されていた。これに対し、印字テープと透明テープとがそれぞれ独立して記録装置に対して交換可能にすることが考えられる。しかし、印字テープおよび透明テープのうち、一方のテープを交換する際に他方のテープに干渉すると交換時の操作性が損なわれる。他方、印字テープおよび透明テープを離して配置すると、搬送路や搬送機構、記録部などの配置によっては、装置が大型化する可能性がある。
【0005】
本開示は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、貼り合わされる第1シートおよび第2シートの組み合わせが選択可能であって、装置の大型化を抑えた記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本開示に係る記録装置は、第1方向における上端に開口を有する本体と、上記本体の上記開口を開閉するカバーと、上記第1方向と直交する第2方向を中心に巻かれた第1シートを有する第1ロールと、上記第1ロールを保持しており、上記開口を通じて上記本体に装着可能な第1カートリッジと、上記第2方向を中心に巻かれた第2シートを有する第2ロールと、上記第2ロールを保持しており、上記開口を通じて上記本体に装着可能な第2カートリッジと、上記第1シートが上記第2方向と直交する搬送方向へ通過する搬送路と、上記搬送路を通過する上記第1シートに画像を記録する記録部と、上記搬送路において上記記録部より上記搬送方向の下流に位置しており、上記第1シートと上記第2シートとを貼り合わせる貼り合わせ部と、上記搬送路において上記貼り合わせ部より上記搬送方向の下流に位置しており、貼り合わされた上記第1シートおよび上記第2シートを切断する切断部と、を備える。上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジは、上記第1方向および上記第2方向と直交する第3方向に並ぶように上記本体に装着される。上記本体は、上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジを収容する第1領域と、上記搬送路を収容する第2領域と、を有する。上記第1領域の上記第3方向の一端は、上記第1カートリッジの上記第3方向における一端によって定義される。上記第1領域の上記第3方向の上記一端の反対の他端は、上記第2カートリッジの上記第3方向の他端によって定義される。上記第2領域の上記第3方向の一端は、上記搬送路の上記第3方向における一端によって定義される。上記第2領域の上記第3方向の上記一端の反対の他端は、上記切断部の上記第3方向の他端によって定義される。上記第1領域は、上記第3方向の上記一端から上記他端までの上記第3方向に沿った距離のうち最大の第1最大距離を有する。上記第2領域は、上記第3方向の上記一端から上記他端までの上記第3方向に沿った距離のうち最大の第2最大距離を有する。上記第1最大距離よりも上記第2最大距離が大きい場合、上記第2領域の上記第3方向の上記一端よりも上記第1領域の上記第3方向の上記一端の方が上記第3方向の上記他端側に位置し、かつ上記第2領域の上記第3方向の上記他端よりも上記第1領域の上記第3方向の上記他端の方が上記第3方向の上記一端側に位置する。上記第2最大距離よりも上記第1最大距離が大きい場合、上記第1領域の上記第3方向の上記一端よりも上記第2領域の上記一端の方が上記第3方向の上記他端側に位置し、かつ上記第1領域の上記第3方向の上記他端よりも上記第2領域の上記第3方向の上記他端の方が上記第3方向の上記一端側に位置する。
【0007】
本体の開口から第1カートリッジおよび第2カートリッジを独立して交換できるので、第1シートおよび第2シートの組み合わせがユーザによって選択可能である。また、第1カートリッジおよび第2カートリッジが第3方向に並んでいるので、第1方向における装置の大型化が抑制される。さらに、第1領域が第2領域よりも上方に位置するので、第3方向における装置の大型化が抑制される。さらに、第1領域および第2領域が上記の条件に配置されることにより、第3方向における装置のサイズは、第1領域または第2領域のうち大きい方の領域のサイズに基づいて構成される。したがって、小さい方の領域のサイズが装置のサイズに影響しないので、第3方向における装置の大型化が抑制される。
【0008】
(2) 上記第1最大距離は、上記第2最大距離よりも小さく、上記第3方向において、上記第1領域の上記一端は、上記第2領域の上記一端よりも上記他端側に位置し、上記第1領域の上記他端は、上記第2領域の上記他端よりも上記一端側に位置してもよい。
【0009】
(3) 上記本体に装着された状態における上記第1カートリッジおよび上記第2カートリッジは、上記搬送路よりも上方に位置しており、上記第1ロールの軸および上記第2ロールの軸は、上記第2領域の上記第3方向の上記一端よりも上記他端側、かつ上記第2領域の上記第3方向の上記他端よりも上記一端側に位置してもよい。
【0010】
本体において、第1ロールの第3方向の一端側にスペースがあり、第2ロールの第3方向の他端側にスペースがあるので、装置の小型化と第1ロールまたは第2ロールの大径化を両立できる。
(【0011】以降は省略されています)
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