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公開番号2025075779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187179
出願日2023-10-31
発明の名称柱とブレースとの接合構造
出願人日鉄鋼板株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類E04B 1/58 20060101AFI20250508BHJP(建築物)
要約【課題】ブレースを接合したことによる柱の局所的な変形を抑制することができる柱とブレースとの接合構造を提供する。
【解決手段】柱とブレースとの接合構造100は、軽量鉄骨製の柱1と、柱1の外面11上に固定される接合部材2と、鉛直ブレース3と、を備える。接合部材2は、鉛直ブレース3をつなぐガゼットプレート20と、柱1を補強する補強リブ21と、を備える。柱1の外面11と直交する方向から接合部材2を見たとき、補強リブ21は、柱1の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軽量鉄骨製の柱と、前記柱の外面上に固定される接合部材と、鉛直ブレースと、を備え、
前記接合部材は、前記鉛直ブレースをつなぐガゼットプレートと、前記柱を補強する補強リブと、を備え、
前記補強リブは、前記接合部材が固定された前記外面と直交する方向から見たとき、前記柱の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている、
柱とブレースとの接合構造。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記補強リブは、前記接合部材が固定された前記外面と直交する方向から見たとき、前記ガゼットプレートの左側に位置する第一補強リブと、前記ガゼットプレートの右側に位置する第二補強リブと、を備える、
請求項1に記載の柱とブレースとの接合構造。
【請求項3】
前記ガゼットプレートは、前記接合部材が固定された前記外面と直交する方向から見たとき、前記外面の左右方向の中心から外れた位置に固定されている、
請求項1又は2に記載の柱とブレースとの接合構造。
【請求項4】
前記接合部材が固定された前記外面において、前記ガゼットプレートと前記補強リブとが交差する交差部は、前記ガゼットプレートにつながれた前記鉛直ブレースが延びる方向の延長線上にある、
請求項1又は2に記載の柱とブレースとの接合構造。
【請求項5】
前記柱は、外壁パネルを固定するための壁下地として形成されている、
請求項1又は2に記載の柱とブレースとの接合構造。
【請求項6】
前記柱は、板厚2.0mm以上3.5mm以下の角形鋼管で形成されている、
請求項1又は2に記載の柱とブレースとの接合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、柱とブレースとの接合構造に関する。より詳細には、本開示は、柱とブレースと接合部材とを備えた接合構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、柱と梁の連結構造が記載されている。この連結構造は、柱と梁とを連結具により連結している。前記連結具は、前記柱に固定される固定板と、前記梁に固定される結合板と、前記梁の端部が載せられる受け板とを備えている。前記結合板は、前記梁の屋内側の側面に沿って配置され、前記梁の屋外側の側面に沿って配置されないように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-145796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような柱と梁を備えた鉄骨構造は、強度向上のためにブレースをさらに設けることが行われている。
【0005】
本開示は、ブレースを接合したことによる柱の局所的な変形を抑制することができる柱とブレースとの接合構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る柱とブレースとの接合構造は、軽量鉄骨製の柱と、前記柱の外面上に固定される接合部材と、鉛直ブレースと、を備える。前記接合部材は、前記鉛直ブレースをつなぐガゼットプレートと、前記柱を補強する補強リブと、を備える。前記柱の前記外面と直交する方向から前記接合部材を見たとき、前記補強リブは、前記柱の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、補強リブにより、接合部材を固定した外面の変形を抑制することができ、ブレースからの引張力による柱の局所的な変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る柱とブレースとの接合構造を示す斜視図である。
図2Aは、同上の側面図である。図2Bは、同上の正面図である。
図3Aは、同上の接合部材を示す平面図である。図3Bは、同上の接合部材を示す左側面図である。図3Cは、同上の接合部材を示す正面図である。図3Dは、同上の接合部材を示す右側面図である。
図4Aは、同上の柱と接合部材とを示す断面図である。図4Bは、同上の柱と接合部材とを示す側面図である。図4Cは、同上の柱と接合部材とを示す正面図である。
図5は、同上の正面図である。
図6Aは、従来の柱とブレースとの接合構造を示す概略図である。図6Bは、従来の柱とブレースとの接合構造を示す概略図である。図6Cは、本実施形態の柱とブレースとの接合構造を示す概略図である。
図7Aは、従来の柱と接合部材とを示す概略図である。図7Bは、本実施形態の柱と接合部材とを示す概略図である。
図8Aは、本実施形態に係る柱とブレースとの接合構造の変形例を示す断面図である。図8Bは、同上の正面図である。
図9は、本実施形態に係る柱とブレースとの接合構造の他の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を添付図面に示す実施形態に基づいて説明するが、本開示は下記の実施形態に限定されるものではなく、本開示の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
【0010】
(実施形態)
(1)概要
図1は、本実施形態の柱1とブレース3との接合構造100を示している。この接合構造100は、柱1と、接合部材2及び鉛直ブレース3とを備えている。柱1は軽量鉄骨製である。接合部材2は、柱1の外面(第1外面11)上に固定されている。接合部材2は、ガゼットプレート20と、補強リブ21と、を備えている。ガゼットプレート20は、鉛直ブレース3をつなぐプレートである。補強リブ21は、柱1を補強するプレートである。補強リブ21は、柱1の外面と直交する方向から接合部材2を見たとき、柱1の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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