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公開番号2025075778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187178
出願日2023-10-31
発明の名称外壁材の施工構造及びスタータ
出願人日鉄鋼板株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類E04F 13/08 20060101AFI20250508BHJP(建築物)
要約【課題】雨水が溜まりにくい外壁材の施工構造を提供する。
【解決手段】外壁材1の施工構造は、外壁材1と、外壁材1を壁下地3に取り付けるスタータ2と、を備える。外壁材1は、板状の本体部11と、本体部11の下部12の後方に対向して設けられる挟持部13と、本体部11の下部12と挟持部13との間に配置される覆い部14と、を備える。スタータ2は、本体部11の下部12と挟持部13との間に位置し、且つ覆い部14の上方に位置する差し込み部21を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外壁材と、前記外壁材を壁下地に取り付けるスタータと、を備える外壁材の施工構造であって、
前記外壁材は、板状の本体部と、前記本体部の下部の後方に対向して設けられる挟持部と、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に配置される覆い部と、を備え、
前記スタータは、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に位置し、且つ前記覆い部の上方に位置する差し込み部を備えている、
外壁材の施工構造。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記差し込み部は、前記本体部の前記下部と接触する前側接触部と、前記挟持部に接触する後側接触部と、前記前側接触部の下端と前記後側接触部の下端との接続部分で構成される下側接触部と、を備え、
前記下側接触部は、前記覆い部と接触している、
請求項1に記載の外壁材の施工構造。
【請求項3】
前記前側接触部は、前記挟持部の弾性力により、前記本体部の前記下部と接触し、
前記後側接触部は、前記挟持部の弾性力により、前記挟持部と接触している、
請求項2に記載の外壁材の施工構造。
【請求項4】
板状の本体部と、前記本体部の下部の後方に対向して設けられる挟持部と、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に配置される覆い部と、を備える外壁材を壁下地に取り付ける際に使用されるスタータであって、
前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に位置し、且つ前記覆い部の上方に配置される差し込み部を備える、
スタータ。
【請求項5】
前記差し込み部は、前記本体部の前記下部と接触する前側接触部と、前記挟持部に接触する後側接触部と、前記前側接触部の下端と前記後側接触部の下端との接続部分で構成され、前記覆い部と接触する下側接触部と、を備えて、断面略V字状に形成されている、
請求項4に記載のスタータ。
【請求項6】
前記壁下地に固定される固定部をさらに備え、
前記固定部は、前記後側接触部から上方に突出して設けられ、厚み方向で略く字状に屈曲している、
請求項5に記載のスタータ。
【請求項7】
前記前側接触部は、ヘミング形状の補強部を有する、
請求項5又は6に記載のスタータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、外壁材の施工構造及びスタータに関する。より詳細には、本開示は、外壁材の施工構造及びこの外壁材の施工構造のスタータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通気スタータが記載されている。この通気スタータは、垂直平面状の固定部と、該固定部の途中を外方に突出した載置面と、該固定部の下端を外方に突出した底面と、該底面の先端を下方に垂下した内面と、該内面の下端を外方でかつ上方に傾斜して突出した下端面と、該下端面の先端を上方に突出したカバー化粧面と、該カバー化粧面先端に形成した舌片とから形成し、底面には通気口、下端面に流水口を一定ピッチで形成している。
【0003】
上記通気スタータは、壁下地に固定され、外壁材の下端部を支持する。外壁材の下端部は、カバー化粧面と舌片との間に差し込まれる。また外壁材の下端面は、底面の上に載置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-228252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、カバー化粧面と外壁材の表面との間の隙間から浸入した雨水が、通気スタータの下端面に溜まりやすい、という問題があった。
【0006】
本開示は、雨水が溜まりにくい外壁材の施工構造及びこれに用いられるスタータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る外壁材の施工構造は、外壁材と、前記外壁材を壁下地に取り付けるスタータと、を備える。前記外壁材は、板状の本体部と、前記本体部の下部の後方に対向して設けられる挟持部と、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に配置される覆い部と、を備える。前記スタータは、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に位置し、且つ前記覆い部の上方に位置する差し込み部を備えている。
【0008】
本開示の一態様に係るスタータは、外壁材を壁下地に取り付ける際に使用される。前記外壁材は、板状の本体部と、前記本体部の下部の後方に対向して設けられる挟持部と、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に配置される覆い部と、を備える。前記スタータは、差し込み部を備える。前記差し込み部は、前記本体部の前記下部と前記挟持部との間に位置し、且つ前記覆い部の上方に配置される。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、差し込み部が本体部の下部と挟持部と覆い部とで囲まれて雨水に曝されにくくなり、雨水がスタータに溜まりにくい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、本実施形態に係る外壁材の施工構造の一部の断面図である。図1Bは、同上の外壁材の施工構造の断面図である。
図2Aは、同上のスタータの斜視図である。図2Bは、同上のスタータの側面図である。
図3は、同上の外壁材の前方から見た斜視図である。
図4は、同上の外壁材の後方から見た斜視図である。
図5Aは、同上のスタータの変形例の側面図である。図5Bは、同上のスタータの他の変形例の側面図である。
図6は、同上の外壁材の施工構造の変形例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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