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公開番号2025075653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186963
出願日2023-10-31
発明の名称シャープペンシル
出願人株式会社パイロットコーポレーション
代理人個人,個人,個人
主分類B43K 24/08 20060101AFI20250508BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】簡単な構造により繰出ユニットの前端部を軸筒から出没させる出没ユニットを実現する。
【解決手段】シャープペンシル10は、前端開口部20aと、内面に形成された係止部24bとを有する軸筒20と、筆記芯100を繰り出す繰出ユニット30と、繰出ユニット30の前端部を前端開口部20aから出没させる出没ユニット50と、を備え、出没ユニット50は、第1操作体60と第2操作体70と回転カム部材80とを含み、第1操作体60が操作されることにより、回転カム部材80が周方向dcの一方側に回転して係止部24bに係止されるとともに、前端部が前端開口部20aから突出し、第2操作体70が操作されることにより、回転カム部材80が周方向dcの他方側に回転して回転カム部材80の係止部24bへの係止が解除されるとともに、前端部が前端開口部20aから没入する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前端開口部と、内面に形成された係止部とを有する軸筒と、
筆記芯を繰り出す繰出ユニットと、
前記繰出ユニットの前端部を前記前端開口部から出没させる出没ユニットと、を備え、
前記出没ユニットは、第1操作体と第2操作体と回転カム部材とを含み、
前記第1操作体が操作されることにより、前記回転カム部材が周方向の一方側に回転して前記係止部に係止されるとともに、前記前端部が前記前端開口部から突出し、
前記第2操作体が操作されることにより、前記回転カム部材が周方向の他方側に回転して前記回転カム部材の前記係止部への係止が解除されるとともに、前記前端部が前記前端開口部から没入する、シャープペンシル。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第2操作体は、前方を向く押圧面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記他方側へ向かって延びる押圧面を含み、
前記回転カム部材は、後方を向く第1カム面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記一方側へ向かって延びる第1カム面と、後方を向く第2カム面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記他方側へ向かって延びる第2カム面とを含み、
前記繰出ユニットの前記前端部が前記前端開口部から突出した状態において、前記押圧面の少なくとも一部と前記第2カム面の少なくとも一部とが軸方向に対面する、請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項3】
前記回転カム部材は、前記回転カム部材の外周面に設けられ且つ軸方向に延びる複数の突条を有し、
前記複数の突条は、第1突条と第2突条とを含み、
前記第1カム面は、前記第1突条の後端部に配置され、
前記第2カム面は、前記第2突条の後端部に配置される、請求項2に記載のシャープペンシル。
【請求項4】
前記複数の突条は、周方向に等角度ピッチを有して並んで配置されている、請求項3に記載のシャープペンシル。
【請求項5】
前記係止部は、前方を向く受圧面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記一方側へ向かって延びる受圧面を含み、
前記第1カム面が前記受圧面に接触することにより、前記回転カム部材が前記係止部に係止される、請求項2~4のいずれか一項に記載のシャープペンシル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャープペンシルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
後端部に設けられた操作部をノックすることにより、筆記芯繰出機構の先端部を軸筒から出没させることができる、ノック式シャープペンシルが知られている。特許文献1に記載されたシャープペンシルは、軸筒の後端から突出したノック部材である第1操作部材と、クリップである第2操作部材とを有している。このシャープペンシルでは、第1操作部材をノックすると、リフィルの先端が軸筒から突出する。さらに第1操作部材をノックすると、筆記芯がリフィルから繰り出される。また、第2操作部材を前方へスライドさせると、リフィルの先端が軸筒内に没入する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-203454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたシャープペンシルでは、リフィルの先端を出没させるための機構が複雑化し、部品点数が多くなっているという課題があった。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、簡単な構造により繰出ユニットの前端部を軸筒から出没させる出没ユニットを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシャープペンシルは、
[1]前端開口部と、内面に形成された係止部とを有する軸筒と、
筆記芯を繰り出す繰出ユニットと、
前記繰出ユニットの前端部を前記前端開口部から出没させる出没ユニットと、を備え、
前記出没ユニットは、第1操作体と第2操作体と回転カム部材とを含み、
前記第1操作体が操作されることにより、前記回転カム部材が周方向の一方側に回転して前記係止部に係止されるとともに、前記前端部が前記前端開口部から突出し、
前記第2操作体が操作されることにより、前記回転カム部材が周方向の他方側に回転して前記回転カム部材の前記係止部への係止が解除されるとともに、前記前端部が前記前端開口部から没入する、シャープペンシル、である。
【0007】
本発明のシャープペンシルは、
[2]前記第2操作体は、前方を向く押圧面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記他方側へ向かって延びる押圧面を含み、
前記回転カム部材は、後方を向く第1カム面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記一方側へ向かって延びる第1カム面と、後方を向く第2カム面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記他方側へ向かって延びる第2カム面とを含み、
前記繰出ユニットの前記前端部が前記前端開口部から突出した状態において、前記押圧面の少なくとも一部と前記第2カム面の少なくとも一部とが軸方向に対面する、[1]に記載のシャープペンシル、である。
【0008】
本発明のシャープペンシルは、
[3]前記回転カム部材は、前記回転カム部材の外周面に設けられ且つ軸方向に延びる複数の突条を有し、
前記複数の突条は、第1突条と第2突条とを含み、
前記第1カム面は、前記第1突条の後端部に配置され、
前記第2カム面は、前記第2突条の後端部に配置される、[2]に記載のシャープペンシル、である。
【0009】
本発明のシャープペンシルは、
[4]前記複数の突条は、周方向に等角度ピッチを有して並んで配置されている、[3]に記載のシャープペンシル、である。
【0010】
本発明のシャープペンシルは、
[5]前記係止部は、前方を向く受圧面であって後方へ向かうにつれて周方向の前記一方側へ向かって延びる受圧面を含み、
前記第1カム面が前記受圧面に接触することにより、前記回転カム部材が前記係止部に係止される、[2]~[4]のいずれか1つに記載のシャープペンシル、である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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