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公開番号
2025075172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186159
出願日
2023-10-31
発明の名称
軟質部材の取付構造
出願人
株式会社パイロットコーポレーション
代理人
主分類
B43K
29/02 20060101AFI20250508BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】軟質部材の確実な脱落防止を達成し、かつ、嵌合する際に大きな圧入力を必要としない軟質部材の取付構造を提供する。
【解決手段】筆記具に用いる筒体1の前端部に、前方向に開口する取付孔11を設け、取付孔11に軟質部材2を挿入してなる軟質部材の取付構造であって、軟質部材2が円筒部24と、円筒部24外面に一体に形成された可撓性を有する変形部25とを備え、軟質部材2を取付孔内11に挿入した状態において、変形部内面31と円筒部24外面とが密接することによって嵌合部3が形成され、嵌合部3と筒体1の内面に形成された被嵌合部13が密接する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筆記具に用いる筒体の前端部に、前方向に開口する取付孔を設け、前記取付孔に軟質部材を挿入してなる軟質部材の取付構造であって、前記軟質部材が円筒部と、該円筒部外面に一体に形成された可撓性を有する変形部とを備え、前記軟質部材を前記取付孔内に挿入した状態において、前記変形部内面と前記円筒部外面とが密接することによって嵌合部が形成され、前記嵌合部と前記筒体の内面に形成された被嵌合部が密接することを特徴とする取付構造。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記軟質部材を前記取付孔内に挿入した状態において、前記嵌合部よりも後方では、前記変形部外径が前記嵌合部外径よりも大径となる突起部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の軟質部材の取付構造。
【請求項3】
前記変形部内面と前記円筒部外面とにより前記突起部内に空間が設けられることを特徴とする請求項2に記載の軟質部材の取付構造。
【請求項4】
前記変形部は前記円筒部よりも肉薄で可撓性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の軟質部材の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軟質部材の取付構造に関する。詳細には、筆記具の軸筒またはキャップ等の筒体の前端部に、前方に開口する取付孔を設け、前記取付孔に軟質部材を挿着する軟質部材の取付構造に関する。本発明で、「前」とは、筒体においては取付孔側を指し、軟質部材においては大径部側を指す。一方、本発明で、「後」とは筒体においては取付孔の反対側を指し、軟質部材においては大径部と反対側を指す。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には筒体の上端部(特許文献1における上方は本発明におけるに前方に相当する)に、上方に開口する取付孔を設け、取付孔に軟質部材を挿着してなる軟質部材の取付構造であって、取付孔の内周面に内向突起を形成し、軟質部材の外周面に外向突起を形成し、外向突起が、内向突起を乗り越えてなる軟質部材の取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4712646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、軟質部材の確実な脱落防止を達成するためには、外向突起が内向突起を乗り越えて嵌合する際に大きな圧入力が必要となる恐れがある。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、軟質部材の確実な脱落防止を達成し、かつ嵌合する際に大きな圧入力を必要としない軟質部材の取付構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の第1の発明は、筆記具に用いる筒体の前端部に、前方向に開口する取付孔を設け、前記取付孔に軟質部材を挿入してなる軟質部材の取付構造であって、前記軟質部材が円筒部と、該円筒部外面に一体に形成された可撓性を有する変形部とを備え、前記軟質部材を前記取付孔内に挿入した状態において、前記変形部内面と前記円筒部外面とが密接することによって嵌合部が形成され、前記嵌合部と前記筒体の内面に形成された被嵌合部が密接することを要件とする。
【0007】
前記第1の発明の軟質部材の取付構造は、前記構成により、前記軟質部材と前記筒体が係合し、前記軟質部材の前記筒体からの脱落防止を達成でき、かつ嵌合する際に大きな圧入力を必要としない。
【0008】
本願の第2の発明は、前記第1の発明の軟質部材の取付構造において、前記軟質部材を前記取付孔内に挿入した状態において、前記嵌合部よりも後方では、前記変形部外径が前記嵌合部外径よりも大径となる突起部が形成されることを要件とする。
【0009】
前記第2の発明の軟質部材の取付構造は、前記構成により、前記取付孔内に挿入した状態において、前記嵌合部外径よりも大径となる突起部が形成されることにより、前記軟質部材が前記筒体から脱落することをより確実に防止することができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、前記第2の発明の軟質部材の取付構造において、前記変形部内面と前記円筒部外面とにより前記突起部内に空間が設けられることを要件とする。
(【0011】以降は省略されています)
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