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公開番号2025073173
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183701
出願日2023-10-26
発明の名称スクリーン印刷版用処理液
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41C 1/14 20060101AFI20250502BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】低温での保存安定性に優れるスクリーン印刷版用処理液を提供する。
【解決手段】-20℃で放置する前の15℃での貯蔵弾性率に対する-20℃で放置した後の15℃での貯蔵弾性率の比が10以下である、スクリーン印刷版用処理液。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
-20℃で放置する前の15℃での貯蔵弾性率に対する-20℃で放置した後の15℃での貯蔵弾性率の比が10以下である、スクリーン印刷版用処理液。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
沸点150℃以上の水溶性有機溶剤の割合が、スクリーン印刷版用処理液全量に対して1質量%未満である、請求項1に記載のスクリーン印刷版用処理液。
【請求項3】
ポリビニルアルコール系樹脂を含む、請求項1又は2に記載のスクリーン印刷版用処理液。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、スクリーン印刷版用処理液に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
スクリーン印刷等の孔版印刷に用いられるスクリーン印刷版は、例えば、熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを含む感熱孔版マスターの熱可塑性樹脂フィルム等を、サーマルヘッドなどにより選択的に加熱して溶融穿孔させることにより、画像に対応する穿孔部を形成する、感熱製版と呼ばれている方法で、得ることができる。感熱孔版マスターとしては、例えば、多孔性支持体としてスクリーン紗を用いた感熱スクリーンマスター等を用いることができる。
【0003】
感熱スクリーンマスターに用いられる熱可塑性樹脂フィルムには一般的に薄いフィルムが用いられており、多枚数印刷時にフィルムに微小孔(ピンホール)が発生し、印刷物の意図しない場所に微小点が印刷されてしまうことがある。
特許文献1には、製版後のスクリーン印刷版に樹脂溶液を塗布し、未製版部分のみに樹脂溶液を残した後乾燥して樹脂膜を形成することで、フィルムを補強する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-89043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態は、低温での保存安定性に優れるスクリーン印刷版用処理液を提供することを一目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、-20℃で放置する前の15℃での貯蔵弾性率に対する-20℃で放置した後の15℃での貯蔵弾性率の比が10以下である、スクリーン印刷版用処理液に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態により、低温での保存安定性に優れるスクリーン印刷版用処理液を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を詳しく説明するが、本発明がこれらの実施形態に限定されることはなく、様々な修正や変更を加えてもよいことはいうまでもない。
【0009】
実施形態のスクリーン印刷版用処理液(以下、「処理液」という場合もある。)は、-20℃で放置する前の15℃での貯蔵弾性率に対する-20℃で放置した後の15℃での貯蔵弾性率の比(以下、「貯蔵弾性率の比X」という場合もある。)が10以下である、スクリーン印刷版用処理液である。
【0010】
感熱製版して得られたスクリーン印刷版の補強のために、例えば、特許文献1に記載される樹脂を含む液等の処理液を補強剤として、製版後のスクリーン印刷版に塗布する方法がある。しかし、たとえば樹脂を含む処理液を低温で放置すると、ゲル化する場合がある。一般的に、ゲル化したものは塗工用の液として使用しにくい。
低温で保存された液がゲル化する機序として、理論に拘束されるものではないが、低温下で分子の熱運動が低下し、液に含まれる成分の高分子鎖同士で相互作用が働きやすくなり、高分子鎖同士の接触により三次元網目構造が形成され、この三次元網目構造の隙間に水が閉じ込められてゲルが形成されることが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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