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公開番号
2025072774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183086
出願日
2023-10-25
発明の名称
乗り場ドア及びエレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
5/00 20060101AFI20250501BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】ピットで作業する作業者の昇降動作の安全性を向上できる乗り場ドア、及びその乗り場ドアを備えたエレベーターを提供する。
【解決手段】乗り場ドア211は、水平方向にスライドして昇降路に連通する出入り口を開閉するドア本体211A,211Bと、ドア本体211A,211Bの昇降路側の面に配置された昇降補助部216A,216Bとを備える。昇降補助部216A,216Bは、上下方向に並ぶ複数の横桟241と、上下方向に延びており、複数の横桟241に固定された手摺り242とを有する。手摺り242は、複数の横桟241の端部から水平方向に距離を開けた位置に固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水平方向にスライドして昇降路に連通する出入り口を開閉するドア本体と、
前記ドア本体の前記昇降路側の面に配置された昇降補助部と、を備え、
前記昇降補助部は、上下方向に並ぶ複数の横桟と、上下方向に延びており、前記複数の横桟に固定された手摺りと、を有し、
前記手摺りは、前記複数の横桟の端部から前記水平方向に距離を開けた位置に固定される
乗り場ドア。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記ドア本体は、上下方向に延びる縦補強を有し、
前記複数の横桟は、前記ドア本体における戸当たり側端部と前記縦補強に固定されている
請求項1に記載の乗り場ドア。
【請求項3】
前記手摺りと前記ドア本体における戸当たり側端部との間の前記水平方向の距離は、前記手摺りと前記縦補強との間の前記水平方向の距離よりも短い
請求項2に記載の乗り場ドア。
【請求項4】
前記複数の横桟における前記手摺りと前記ドア本体の戸当たり側端部との間に位置する第1中間部は、前記複数の横桟における前記手摺りと前記縦補強との間に位置する第2中間部よりも幅広に設定されている
請求項3に記載の乗り場ドア。
【請求項5】
前記複数の横桟の第1中間部の幅は、作業員が所持する所定のフックが掛けられない長さに設定されており、
前記複数の横桟の第2中間部の幅は、前記所定のフックが掛けられる長さに設定されている
請求項4に記載の乗り場ドア。
【請求項6】
前記手摺りは、前記ドア本体の戸当たり側端部との間に手指が入って当該手摺りを掴める程度の距離を空けて配置されている
請求項1に記載の乗り場ドア。
【請求項7】
前記手摺りの下端部は、前記ドア本体の下端部に固定されている
請求項1に記載の乗り場ドア。
【請求項8】
前記複数の横桟は、ピット内の側面に固定された梯子における踏桟と同じ間隔で配置されている
請求項1に記載の乗り場ドア。
【請求項9】
昇降路内を昇降動作する乗りかごと、前記昇降路に連通する出入口を開閉する乗り場ドアと、を備え、
前記乗り場ドアは、
水平方向にスライドするドア本体と、
前記ドア本体の前記昇降路側の面に配置された昇降補助部と、を備え、
前記昇降補助部は、上下方向に並ぶ複数の横桟と、上下方向に延びており、前記複数の横桟に固定された手摺りと、を有し、
前記手摺りは、前記複数の横桟の端部から前記水平方向に距離を開けた位置に固定される
エレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗り場ドア及びエレベーターに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベーターの保守点検作業を行う場合に、保守作業者が最下階の乗場からピット内へ降りることがある。その際に、保守作業者は、ピット昇降用梯子を利用する。ピット昇降用梯子としては、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されたピット昇降用梯子は、梯子部と、手掛け部と、ドア固定手段とを備えている。手掛け部は、乗場ドアにおける昇降路内側の面に固定されている。手掛け部は、乗場ドアと一緒に移動する。梯子部は、ピット内の側面に固定されている。梯子部は、乗場ドアが開いた状態における手掛け部の下方に位置する。ドア固定手段は、開いた状態の乗場ドアを固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-051348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたピット昇降用梯子の手掛け部は、手で掴む位置の高さが横バーの高さに限定されてしまう。そのため、特許文献1に開示されたピット昇降用梯子は、横バーを掴み替える際に作業員の姿勢が不安定になる場合があった。
【0006】
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、ピットで作業する作業者の昇降動作の安全性を向上できる乗り場ドア、及びその乗り場ドアを備えたエレベーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の一側面を反映した乗り場ドアは、水平方向にスライドして昇降路に連通する出入り口を開閉するドア本体と、ドア本体の前記昇降路側の面に配置された昇降補助部とを備える。昇降補助部は、上下方向に並ぶ複数の横桟と、上下方向に延びており、複数の横桟に固定された手摺りと、を有する。手摺りは、複数の横桟の端部から水平方向に距離を開けた位置に固定される。
【0008】
本発明の一側面を反映したエレベーターは、昇降路内を昇降動作する乗りかごと、昇降路に連通する出入口を開閉する上記乗り場ドアとを備える。
【発明の効果】
【0009】
上記構成の乗り場ドアによれば、ピットで作業する作業者の昇降動作の安全性を向上できる。
なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るエレベーターの全体構成図である。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかごが任意の階に停止した状態を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る乗り場ドアが最下階に位置した状態を昇降路側から見た図である。
図3に示すA-A線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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