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公開番号2025072178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182756
出願日2023-10-24
発明の名称人検知センサ及びこの人検知センサを備えた自動ドアシステム
出願人オプテックス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E05F 15/74 20150101AFI20250430BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】人検知センサと認証機器とを組み合わせることにより、更にセキュリティ性を向上させ、同時に機器導入の利便性を向上させることができる人検知センサを提供する。
【解決手段】所定エリア内に進入した通行人を検知するセンサ部と、前記センサ部が検知した通行人の通行権限を認証する認証機器からの認証結果信号を受け付けて処理する処理部とを備え、前記処理部は、互いに異なる認証モードで認証する複数種類の認証機器からの認証結果信号を受付可能に構成されているとともに、予め設定された1以上の認証機器からの認証結果信号の内容に応じた所定信号を出力するように構成した。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
所定エリア内に進入した通行人を検知するセンサ部と、
前記センサ部が検知した通行人の通行権限を認証する認証機器からの認証結果信号を受け付けて処理する処理部とを備え、
前記処理部は、互いに異なる認証モードで認証する複数種類の認証機器からの前記認証結果信号を受付可能に構成されているとともに、予め設定された1以上の認証機器からの前記認証結果信号の内容に応じた所定信号を出力する、ことを特徴とする人検知センサ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記所定信号は、ドアを開閉可能状態と閉止状態とのいずれかに切り替えるドア制御装置に入力される請求項1記載の人検知センサ。
【請求項3】
前記処理部は、前記センサ部による通行人の検知から所定時間内に前記処理部が受け付けた前記認証結果信号に応じて、前記所定信号を出力する請求項1記載の人検知センサ。
【請求項4】
前記処理部は、互いに形式が異なる前記認証結果信号を共通の形式の信号に変換する請求項1記載の人検知センサ。
【請求項5】
前記所定信号に基づいて、前記センサ部が検知した通行人が所持する携帯端末と通信する通信部をさらに備える請求項1記載の人検知センサ。
【請求項6】
請求項2記載の人検知センサを備えた自動ドアシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアセンサ等に適用される人検知センサに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
人検知センサは、人の体を検知するものであり、例えばドアセンサとして自動ドアシステムに組み込まれて、ドアの開閉制御に用いられるものである(例えば先行文献1参照。)。
【0003】
認証機器は、例えば、暗証番号を受け付ける暗証番号入力装置であり、ドアの解錠施錠の制御等に用いられるものである。認証機器には、他にもカードキーを読み取るカードリーダや、生体情報を取得する生体認証機器といった様々な種類があり、どれを用いるかによってセキュリティレベルが変わる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-001733
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、例えば自動ドアシステムにおいて、人検知センサと認証機器とを組み合わせることにより、更にセキュリティ性を向上させ、同時に機器導入の利便性を向上させるべく図ったものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]
すなわち、本発明に係る人検知センサは、所定エリア内に進入した通行人を検知するセンサ部と、前記センサ部が検知した通行人の通行権限を認証する認証機器からの認証結果信号を受け付けて処理する処理部とを備え、前記処理部は、互いに異なる認証モードで認証する複数種類の認証機器からの認証結果信号を受付可能に構成されているとともに、予め設定された1以上の認証機器からの認証結果信号の内容に応じた所定信号を出力することを特徴とするものである。
【0007】
このように構成された人検知センサであれば、人検知センサをハブにして、種々のシステムに認証機器を導入することができるので、人検知センサと認証機器とを組み合わせ当該システムのセキュリティ性を向上させることができる。
人検知センサに認証機器と通信する機能及び認証結果信号を処理させる機能を持たせているので、種々のシステムへ機器導入するときの利便性が向上する。
例えば、この人検知センサが組み込まれた自動ドアシステムに新たな認証機器を導入する場合であって、自動ドアの制御装置に認証機器と通信する機能がない場合に、その制御装置を変えずに認証機器を導入することができる。
例えば、予め認証機器が組み込まれている自動ドアシステムに、この人検知センサを導入する場合であって、自動ドアの制御装置に、人検知センサの検知結果と認証機器の認証結果とを組み合わせて処理する機能がない場合に、制御装置を変えずに人検知センサを導入することができる。
種類の異なる認証機器と通信できるので、予め認証機器が組み込まれている自動ドアシステムに導入する際に、既存の認証機器をそのままシステムに組み込んで利用でき、また、認証機器の追加や変更にも柔軟に対応できる。
種々のシステムに複数種類の認証機器を組み込んで、そのうち一部又は全部からの認証結果信号の内容に応じた処理を実行させることができるので、例えば、昼間は迅速な入退出を優先して携帯端末による認証を行い、夜間はセキュリティ性を向上させるためになりすましリスクが低い指紋認証を行い、イベント時は利便性を最優先して認証を行わないといったように、通行に必要な通行権限レベルを多段階化させるなどの細やかな運用が可能になる。組み込まれた認証機器の全部を使えばセキュリティを最大限強化でき、一部を使えばセキュリティと利便性のバランスを図ることができる。
【0008】
[2]
前記所定信号は、ドアを開閉可能状態と閉止状態とのいずれかに切り替えるドア制御装置に入力される。
このように、本発明に係る人検知センサをドアセンサとして用いることによって、ドアシステムのセキュリティレベルを調整できる。
【0009】
[3]
前記処理部は、前記センサ部による通行人の検知から所定時間内に前記処理部が受け付けた認証結果信号に応じて、前記所定信号を出力する。
これならば、この人検知センサが組み込まれるシステムにおいて、通行人を検知してから認証されるまでにかかった時間に応じた処理を行わせることができる。例えば、所定エリア進入後にすぐ認証を行わなかった通行人に対して、入場する意思がないとみなして自動ドアを開けないようにできる。
【0010】
[4]
前記処理部は、互いに形式が異なる前記認証結果信号を共通の形式の信号に変換する。これにより、認証機器に応じた認証結果信号の形式の違いに対して、ドアセンサに接続するだけで対応することができ、認証機器の導入、変更に伴う工数・時間が大幅に削減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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