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公開番号2025069721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179618
出願日2023-10-18
発明の名称貨幣処理システム、及び、貨幣処理方法
出願人グローリー株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G07D 11/26 20190101AFI20250423BHJP(チェック装置)
要約【課題】貨幣処理装置の継続動作に資する。
【解決手段】貨幣処理システム1は、利用者の選択に従って第1処理又は第2処理を行う第1貨幣処理装置201及び第2貨幣処理装置202と、第1貨幣処理装置の在高と第2貨幣処理装置の在高とに基づいて、第1処理を第1貨幣処理装置又は第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、第2処理を第1貨幣処理装置又は第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知が含まれる報知制御を実行するコンピュータ(管理装置11)と、を備え、コンピュータは、第1処理を第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、第2貨幣処理装置にて第1処理を行うことを促す報知を行わず、かつ、第2処理を第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、第2貨幣処理装置にて第2処理を行うことを促す報知を行わない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の選択に従って、貨幣の取り込みを伴う第1処理、又は、貨幣の払い出しを伴う第2処理を行う第1貨幣処理装置と、
利用者の選択に従って、前記第1処理又は前記第2処理を行う第2貨幣処理装置と、
前記第1貨幣処理装置及び前記第2貨幣処理装置に接続されると共に、前記第1貨幣処理装置に収納されている貨幣の在高と、前記第2貨幣処理装置に収納されている貨幣の在高とに基づいて、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知が含まれる報知制御 を実行するコンピュータと、を備え、
前記コンピュータは、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、前記第2貨幣処理装置にて前記第1処理を行うことを促す報知を行わず、かつ、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、前記第2貨幣処理装置にて前記第2処理を行うことを促す報知を行わない、貨幣処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記コンピュータは、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、前記第2処理を前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行い、かつ、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、前記第1処理を前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う、請求項1に記載の貨幣処理システム。
【請求項3】
前記第1貨幣処理装置は、第1ストレージを有しかつ、取り込んだ第1貨幣を前記第1ストレージに収納すると共に、前記第1ストレージが繰り出した第1貨幣を払い出し、
前記第2貨幣処理装置は、第1ストレージを有しかつ、取り込んだ第1貨幣を前記第1ストレージに収納すると共に、前記第1ストレージが繰り出した第1貨幣を払い出し、
前記コンピュータは、前記第1貨幣処理装置の前記第1ストレージの在高と、前記第2貨幣処理装置の前記第1ストレージの在高とに基づいて、第1貨幣の前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、第1貨幣の前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知が含まれる報知制御を実行する、請求項1又は2に記載の貨幣処理システム。
【請求項4】
前記第1貨幣処理装置は、第2ストレージを有しかつ、取り込んだ第2貨幣を前記第2ストレージに収納すると共に、前記第2ストレージが繰り出した第2貨幣を払い出し、
前記第2貨幣処理装置は、第2ストレージを有しかつ、取り込んだ第2貨幣を前記第2ストレージに収納すると共に、前記第2ストレージが繰り出した第2貨幣を払い出し、
前記コンピュータは、前記第1貨幣処理装置の前記第2ストレージの在高と、前記第2貨幣処理装置の前記第2ストレージの在高とに基づいて、第2貨幣の前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、第2貨幣の前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知が含まれる報知制御を実行する、請求項3に記載の貨幣処理システム。
【請求項5】
第1貨幣は、第1金種の貨幣であり、第2貨幣は、前記第1金種とは異なる第2金種の貨幣である、請求項4に記載の貨幣処理システム。
【請求項6】
前記コンピュータは、
前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置に収納されている貨幣の収納率又は収納数が下限しきい値以下の場合に、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行い、
前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置に収納されている貨幣の収納率又は収納数が上限しきい値以上の場合に、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う、請求項1~5のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
【請求項7】
前記第1貨幣処理装置は、第1ディスプレイを有し、
前記第2貨幣処理装置は、第2ディスプレイを有し、
前記コンピュータは、
前記第1ディスプレイを通じて、前記第1貨幣処理装置にて前記第1処理又は前記第2処理を行うことを促す報知を行い、
前記第2ディスプレイを通じて、前記第2貨幣処理装置にて前記第1処理又は前記第2処理を行うことを促す報知を行う、請求項1~6のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
【請求項8】
前記コンピュータに接続されたプロジェクタをさらに備え、
前記コンピュータは、前記プロジェクタを通じて、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知を実行する、請求項1~7のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
【請求項9】
前記コンピュータに接続されたタブレットをさらに備え、
前記コンピュータは、前記タブレットを通じて、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知を実行する、
請求項1~8のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
【請求項10】
前記コンピュータは、表示による報知制御を行うと共に、第1貨幣に関する報知と第2貨幣に関する報知との両方を、重なるタイミングで表示する、請求項4に記載の貨幣処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、貨幣処理システム、及び、貨幣処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の顧客案内システムが記載されている。顧客案内システムは、銀行の店舗において、顧客を、複数のATM(Automatic Teller Machine)から選択されたATMへ案内する。具体的に顧客案内システムは、状態情報収集部と顧客情報収集部とを備えている。状態情報収集部は、複数のATMそれぞれの情報を収集する。収集される情報には、ATMの機能の情報と、ATMの在高とが含まれる。顧客情報収集部は、顧客端末を通じて、顧客が希望する取引情報を取得する。顧客案内システムは、顧客が希望する取引情報とATMの情報とに基づいて選択したATMへ、顧客を誘導する。例えば入金取引を希望する顧客は、在高の少ないATMへ誘導され、出金取引を希望する顧客は、在高の多いATMへ誘導される。
【0003】
特許文献2には、従来の入金システムが記載されている。入金システムは、百貨店又はショッピングセンターといった大規模店舗群に設置される。入金システムは、複数の入金機を備えている。入金機は、各店舗の売上金の入金処理を行う。入金システムは、店舗の担当者の認証処理を通じて、金種別の入金データを確認すると共に、金種別の入金データと入金機の在高とに基づいて選択した入金機へ、担当者を案内する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4077053号公報
特許第5250458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば金融機関の店舗に設置された貨幣処理装置は、基本的には、来店した顧客が操作を行う装置である。顧客が主体で操作する貨幣処理装置は、店舗運営の省人化に有効である。
【0006】
例えば、貨幣処理装置の在高がフルになって入金取引ができない場合、又は、貨幣処理装置の在高がエンプティになって出金取引ができない場合に、金融機関の担当者又はCIT(Cash-in-Transit)の担当者は、貨幣処理装置が取引可能となるよう、貨幣の回収処理又は補充処理を行う。店舗運営の効率化のためには、貨幣処理装置の在高がフルになったりエンプティになったりすることを避けることによって、人手を介さずに貨幣処理装置を継続的に動作させることが求められる。
【0007】
また、貨幣処理装置の在高がフルになったり、貨幣処理装置の在高がエンプティになったりすれば、担当者が対応するまで当該貨幣処理装置の使用ができないため、店舗における処理効率が低下する。
【0008】
なお、貨幣処理装置を、人手を介さずに継続的に動作させることは、金融機関の店舗に設置された貨幣処理装置に限定されず、店舗の売上金の入金処理及び店舗の釣銭準備金の出金処理を行う貨幣処理装置においても求められる。
【0009】
ここに開示する技術は、貨幣処理装置の継続動作に資する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
ここに開示する技術は、貨幣処理システムに係る。貨幣処理システムは、
利用者の選択に従って、貨幣の取り込みを伴う第1処理、又は、貨幣の払い出しを伴う第2処理を行う第1貨幣処理装置と、
利用者の選択に従って、前記第1処理又は前記第2処理を行う第2貨幣処理装置と、
前記第1貨幣処理装置及び前記第2貨幣処理装置に接続されると共に、前記第1貨幣処理装置に収納されている貨幣の在高と、前記第2貨幣処理装置に収納されている貨幣の在高とに基づいて、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知、及び、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置又は前記第2貨幣処理装置にて行うことを促す報知が含まれる報知制御を実行するコンピュータと、を備え、
前記コンピュータは、前記第1処理を前記第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、前記第2貨幣処理装置にて前記第1処理を行うことを促す報知を行わず、かつ、前記第2処理を前記第1貨幣処理装置にて行うことを促す報知を行う場合に、前記第2貨幣処理装置にて前記第2処理を行うことを促す報知を行わない。
(【0011】以降は省略されています)

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