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公開番号2025035798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023143062
出願日2023-09-04
発明の名称セルフ精算システム、システム
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250307BHJP(チェック装置)
要約【課題】簡易に商品券の不正使用を抑制することができるセルフ精算システム等を提供する。
【解決手段】 セルフ精算システム1は、顧客による商品券の種別情報の入力を可能とする入力部211と、精算に使用する商品券の画像である実画像を取得する画像取得部212と、少なくとも実画像を記憶する記憶部22と、顧客情報を取得する顧客情報取得部213と、精算処理を行う精算処理部216と、実画像と種別情報と顧客情報とを紐づけて記憶部22に記憶させる記憶処理部214と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
顧客による商品券の種別情報の入力を可能とする入力部と、
精算に使用する商品券の画像である実画像を取得する画像取得部と、
少なくとも前記実画像を記憶する記憶部と、
顧客情報を取得する顧客情報取得部と、
精算処理を行う精算処理部と、
前記実画像と前記種別情報と前記顧客情報とを紐づけて前記記憶部に記憶させる記憶処理部と、
を備えるセルフ精算システム。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
顧客に情報を表示する表示部と、
前記表示部に前記情報を表示させる表示制御部と、
をさらに備える、
請求項1に記載のセルフ精算システム。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記入力部に入力された前記種別情報に対応する前記商品券の見本画像を前記表示部に表示させる、
請求項2に記載のセルフ精算システム。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記実画像と前記見本画像を前記表示部に表示させる、
請求項3に記載のセルフ精算システム。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記顧客情報を前記表示部に表示させる、
請求項2に記載のセルフ精算システム。
【請求項6】
顧客による入力操作の様子を撮影する撮影部をさらに備え、
前記表示制御部は、顧客の入力操作時に、当該入力操作の様子を前記表示部に表示させる、
請求項2に記載のセルフ精算システム。
【請求項7】
前記表示制御部は、前記種別情報に対応する前記商品券の見本画像の少なくとも一つを前記表示部に表示させ、
前記入力部は、前記表示部に表示された少なくとも一の前記見本画像の中から選択された一の当該見本画像に対応する前記種別情報が入力されたとする、
請求項2に記載のセルフ精算システム。
【請求項8】
前記商品券の識別処理を行う識別部をさらに備える、
請求項1に記載のセルフ精算システム。
【請求項9】
前記識別部にて前記識別処理を行うことで前記種別情報を取得するか、前記入力部に入力された当該種別情報を取得するかを切り替える、
請求項8に記載のセルフ精算システム。
【請求項10】
前記識別部が識別した前記種別情報と、前記入力部に入力された当該種別情報とを照合する照合部をさらに備える、
請求項8に記載のセルフ精算システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セルフ精算システム及びシステムに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載された商品券処理機は、商品券を機体内に投入するための投入部と、前記投入部に接続され、当該投入部により機体内に投入された商品券を1枚ずつ搬送する搬送部と、前記搬送部に設けられ、前記投入部により機体内に投入された商品券の識別を行う識別部と、前記搬送部に接続され、前記識別部により識別された商品券を収納する収納部とを備える。また、特許文献1に記載された商品券処理機は、前記搬送部に接続され、前記識別部により識別された商品券を機体外に投出する投出部と、入金処理モードおよび確認処理モードを含む複数の処理モードのうちある一つの処理モードを行う制御部であって、前記入金処理モードが行われるときには、前記識別部により識別された商品券のうち所定の条件を満たす商品券を前記収納部に送るとともに所定の条件を満たさない商品券を前記投出部に送るよう前記搬送部の制御を行う制御部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-200938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
商品券の識別は、識別部に設けられたイメージセンサにより商品券の画像が取得されるとともに、この商品券の画像に基づいて商品券の種類や金額、券番号等に係る情報が取得される。そして、識別部により識別された商品券に係る情報が、記憶部等において予め登録されている、店舗で使用可能な商品券に係る情報と一致する場合には、当該商品券は商品券処理機の機体内の収納部に収納されるようになり、一方、店舗で使用可能な商品券に係る情報と一致しない場合には、当該商品券はリジェクト商品券として商品券処理機の機体外に投出されるようになる。
しかしながら、商品券の識別には、店舗で使用可能な商品券を予め登録しておくことや高いOCR精度が必要となる。他方、商品券には様々なデザインが存在し、OCRによる完全な判別は困難である。また、日々発行される地域振興券を全て登録することは容易ではない。
一方、セルフレジ又はセミセルフレジにおいて、商品券の不正使用を抑制するために、顧客対応係の店員が、顧客が商品券を利用する度に対応するのでは店員の負担が大きい。
本発明は、簡易に商品券の不正使用を抑制することができるセルフ精算システム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的のもと完成させた本発明は、顧客による商品券の種別情報の入力を可能とする入力部と、精算に使用する商品券の画像である実画像を取得する画像取得部と、少なくとも前記実画像を記憶する記憶部と、顧客情報を取得する顧客情報取得部と、精算処理を行う精算処理部と、前記実画像と前記種別情報と前記顧客情報とを紐づけて前記記憶部に記憶させる記憶処理部と、を備えるセルフ精算システムである。
ここで、顧客に情報を表示する表示部と、前記表示部に前記情報を表示させる表示制御部と、をさらに備えても良い。
また、前記表示制御部は、前記入力部に入力された前記種別情報に対応する前記商品券の見本画像を前記表示部に表示させても良い。
また、前記表示制御部は、前記実画像と前記見本画像を前記表示部に表示させても良い。
また、前記表示制御部は、前記顧客情報を前記表示部に表示させても良い。
また、顧客による入力操作の様子を撮影する撮影部をさらに備え、前記表示制御部は、顧客の入力操作時に、当該入力操作の様子を前記表示部に表示させても良い。
また、前記表示制御部は、前記種別情報に対応する前記商品券の見本画像の少なくとも一つを前記表示部に表示させ、前記入力部は、前記表示部に表示された少なくとも一の前記見本画像の中から選択された一の当該見本画像に対応する前記種別情報が入力されたとしても良い。
また、前記商品券の識別処理を行う識別部をさらに備えても良い。
また、前記識別部にて前記識別処理を行うことで前記種別情報を取得するか、前記入力部に入力された当該種別情報を取得するかを切り替えても良い。
また、前記識別部が識別した前記種別情報と、前記入力部に入力された当該種別情報とを照合する照合部をさらに備えても良い。
また、前記入力部に入力された前記種別情報に基づいて、前記実画像と予め登録された画像との照合処理を行う照合部をさらに備えても良い。
また、前記入力部は、顧客による前記商品券の有効期限についての入力を可能としても良い。
また、他の観点から捉えると、本発明は、操作者による商品券の種別情報の入力を可能とする入力部と、商品券の画像である実画像を取得する画像取得部と、少なくとも前記実画像を記憶する記憶部と、操作者情報を取得する操作者情報取得部と、前記実画像と前記種別情報と前記操作者情報とを紐づけて前記記憶部に記憶させる記憶処理部と、を備えるシステムである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、簡易に商品券の不正使用を抑制することができるセルフ精算システム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る精算システムの概略構成の一例を示す図である。
商品券の一例を示す図である。
商品券処理装置の外観図の一例を示す図である。
商品券処理装置の概略構成の一例を示す図である。
操作端末の概略構成の一例を示す図である。
表示部に表示される精算画面の一例を示す図である。
表示部に表示される選択画面の一例を示す図である。
表示部に表示される依頼画面の一例を示す図である。
表示部に表示される見本画像選択画面の一例を示す図である。
制御部が行う記憶処理を示すフローチャートの一例である。
第2実施形態に係る精算システムの概略構成の一例を示す図である。
制御部が行う記憶処理を示すフローチャートの一例である。
第3実施形態に係る精算システムの概略構成の一例を示す図である。
制御部が行う記憶処理を示すフローチャートの一例である。
第4実施形態に係るシステムの概略構成の一例を示す図である。
売上入金機の概略構成の一例を示す図である。
制御部が行う記憶処理を示すフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る精算システム1(以下、単に「システム1」と称する場合がある。)の概略構成の一例を示す図である。
図2は、商品券の一例を示す図である。
図3は、商品券処理装置30の外観図の一例を示す図である。
図4は、商品券処理装置30の概略構成の一例を示す図である。
システム1は、貨幣処理装置10と、操作端末20と、商品券処理装置30と、サーバ40と、顧客情報読取装置45、カメラ50と、を備えている。貨幣処理装置10、操作端末20、商品券処理装置30、サーバ40、顧客情報読取装置45及びカメラ50は、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の商業施設内で使用されることを例示することができる。ただし、サーバ40は、商業施設の外部、例えば当該商業施設の本部内で使用されても良い。
【0009】
貨幣処理装置10、操作端末20、商品券処理装置30、サーバ40、顧客情報読取装置45及びカメラ50は、ネットワーク55を介して互いに通信を行うことが可能となっている。ネットワーク55は、装置間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)であることを例示することができる。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。無線LANは、例えばWiFi(登録商標)やブルートゥース(登録商標)であることを例示することができる。
【0010】
ここで、顧客がスーパーマーケット等の商業施設で商品を購入する際、チェックアウトカウンターで精算処理が行われる。精算処理には、顧客が購入する各商品の価格及び数量から、商業施設と顧客との間で行われる取引の金額を算出する処理と、商業施設が取引の金額分の貨幣等を顧客から受け取る処理とが含まれる。また、精算処理には、商業施設が顧客から受け取った貨幣等の金額が取引の金額を超える場合には、受け取った貨幣等の金額から取引の金額を差し引いた差額分の貨幣を商業施設が顧客に釣銭として返す処理が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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