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公開番号2025077188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189194
出願日2023-11-06
発明の名称運行管理システム
出願人矢崎エナジーシステム株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G07C 5/00 20060101AFI20250512BHJP(チェック装置)
要約【課題】ドライブレコーダ等の録音装置において、複数のマイクの中から、状況に応じて選択された一つ又は複数のマイクから明確な音声を取得することができる運行管理システムを提供すること。
【解決手段】運行管理システム1は、車両に搭載されて、検出された音声を入力する複数のマイク26と、複数のマイク26からの入力を受信するマイク処理部24と、所定の優先条件が成立するときに、複数のマイク26のうち少なくとも一つのマイク26の検出感度を、他のマイク26の検出感度よりも高くなるように調整する制御信号を生成する制御部11と、複数のマイク26にそれぞれ接続されて、制御信号に基づいて複数のマイク26の検出感度を調整するマイク制御部25と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されて、検出された音声を入力する複数のマイクと、
前記複数のマイクからの入力を受信するマイク処理部と、
所定の優先条件が成立するときに、前記複数のマイクのうち少なくとも一つの前記マイクの検出感度を、他の前記マイクの前記検出感度よりも高くなるように調整する制御信号を生成する制御部と、
前記複数のマイクにそれぞれ接続されて、前記制御信号に基づいて前記複数のマイクの前記検出感度を調整するマイク制御部と、を備える、
運行管理システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の運行管理システムであって、
前記複数のマイクは、
前記車両の運転者が搭乗する前記車両の内部に搭載される車内マイクと、
前記車両の外部に搭載される車外マイクと、を有する、
運行管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の運行管理システムであって、
前記複数のマイクは、
前記車外マイクとして、前記車両の荷台に搭載される庫内マイクを有する、
運行管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の運行管理システムであって、
前記優先条件が成立しないとき、且つ、音声不要条件が成立するときに、前記複数のマイクをオフ状態にする、
運行管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の運行管理システムであって、
前記優先条件が成立している場合でも、音声必要条件が成立するときには、前記複数のマイクをオン状態且つ略等しい前記検出感度にする、又は前記複数のマイクの前記検出感度を最大にする、
運行管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運行管理システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、自動車や鉄道等の車両には、安全運転を支援するため、ドライブレコーダ等の車載器が搭載されている(例えば、特許文献1を参照)。ドライブレコーダは、車載カメラで撮影された画像情報(動画情報)や車載マイクに入力された音声情報を収集し、収集された画像情報や音声情報を内部メモリやメモリカード等の記録媒体に記録している。より具体的には、車両に搭載されるドライブレコーダの多くは、一定以上の衝撃や、急発進、急ブレーキ、急旋回等をトリガとして、トリガが発生した時点の前後に亘る時間帯に取得された画像情報や音声情報を運行情報として収集している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-172464号公報
特開2006-211504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、ドライブレコーダが取得する音声情報としては、車内の音声のみであるが、車内のみならず、車外や荷台(荷室)の音声を取得することが望ましい場合もある。このような場合、車内及び車外(荷台)にもマイクを搭載して、これらのマイクの音声を一つの処理部によって制御することが考えられ、車内外の音声が同時に取得される。しかしながら、この方法では、車外の音声によって、車内の音声が聞き取り難くなるおそれがある。
【0005】
一方で、特許文献2には、所定種類のアルゴリズムに従って、複数のマイクの中から一つのマイクを選択する選択部を備えたシステムが開示されており、これにより、複数のマイクのうち一つのマイクから明確な音声が取得される。しかしながら、この方法では、複数のマイクから音声を同時に取得することができない。
【0006】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ドライブレコーダ等の録音装置において、複数のマイクの中から、状況に応じて選択された一つ又は複数のマイクから明確な音声を取得することができる運行管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る運行管理システムは、下記を特徴としている。
車両に搭載されて、検出された音声を入力する複数のマイクと、
前記複数のマイクからの入力を受信するマイク処理部と、
所定の優先条件が成立するときに、前記複数のマイクのうち少なくとも一つの前記マイクの検出感度を、他の前記マイクの前記検出感度よりも高くなるように調整する制御信号を生成する制御部と、
前記複数のマイクにそれぞれ接続されて、前記制御信号に基づいて前記複数のマイクの前記検出感度を調整するマイク制御部と、を備える、
運行管理システムであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、制御部が、所定の優先条件が成立するときに、複数のマイクのうち少なくとも一つのマイクの検出感度を、他のマイクの検出感度よりも高くなるように調整する制御信号を生成する。これにより、本発明は、従来のように、必要な音声が聞き取り難くなったり、選択された一つのマイクのみからしか明確な音声が取得できなかったり等のおそれが解消される。即ち、本発明によれば、複数のマイクの中から、状況に応じて選択された一つ又は複数のマイクから明確な音声を取得することができる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る運行管理システムの構成を示す図である。
図2は、マイクが2つの場合において、図1に示す制御部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図3は、図2に示すフローチャートの続きを示すフローチャートである。
図4は、状況に応じたマイクの状態の一例を示す表であって図2及び図3に対応する図である。
図5は、マイクが3つの場合において、図1に示す制御部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図6は、図5に示すフローチャートの続きを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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