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公開番号
2025069557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179351
出願日
2023-10-18
発明の名称
商品販売データ処理装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07G
1/01 20060101AFI20250423BHJP(チェック装置)
要約
【課題】同じ機器を共用して対面レジとセルフレジとを変更することができる商品販売データ処理装置を提供する。
【解決手段】表示操作端末(商品販売データ処理装置)は、商品販売に係る画面情報と、商品販売に係る操作指示を受け付ける操作子とを表示する表示デバイス(第1の表示操作部)と表示デバイス(第2の表示操作部)とを有して、2つの表示デバイスのいずれかから操作指示を受けて、商品販売に係る各種処理を実行する。表示操作端末は、2つの表示デバイスが、1方が店員の側を向いて、他方が客の側を向いて配置されるPOSシステム(第1の状態)と、2つの表示デバイスが、ともに客の側を向いて配置されるPOSシステム(第2の状態)と、のいずれの状態で配置されているかを検出する配置状態検出部と、配置状態検出部の検出結果に応じて、2つの表示デバイスに表示する画面情報と操作子とを設定する動作モード設定部と、を備える。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
商品販売に係る画面情報と、商品販売に係る操作指示を受け付ける操作子とを表示する第1の表示操作部と第2の表示操作部とを有して、前記第1の表示操作部または前記第2の表示操作部からの操作指示を受けて、商品販売に係る各種処理を実行する商品販売データ処理装置であって、
前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とが、1方が店員の側を向いた状態で配置されて、他方が客の側を向いた状態で配置される第1の状態と、前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とが、ともに客の側を向いた状態で配置される第2の状態と、のいずれの状態で配置されているかを検出する配置状態検出部と、
前記配置状態検出部の検出結果に応じて、前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とに表示する画面情報と操作子とを設定する動作モード設定部と、を備える、
商品販売データ処理装置。
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【請求項2】
前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とは、別体で構成されて、
前記第1の状態は、前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを背中合わせに配置した状態であり、
前記第2の状態は、前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを横並びに配置した状態である、
請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
前記配置状態検出部は、
前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを背中合わせに配置した際に接触または近接する領域に設置された第1の近接センサと、
前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを横並びに配置した際に接触または近接する領域に設置された第2の近接センサと、を備える、
請求項1または請求項2に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項4】
前記動作モード設定部は、
前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とが、前記第2の状態で配置された場合に、前記第1の表示操作部または前記第2の表示操作部のいずれか一方に、商品販売に係る操作画面および操作子を表示して、
前記第1の表示操作部または前記第2の表示操作部のいずれか他方に、商品販売に係る操作画面および操作子、または販売促進に係る画面情報、または商品販売に係る操作ガイダンスを表示する、
請求項1または請求項2に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項5】
前記第1の表示操作部を内包する筐体と、前記第2の表示操作部を内包する筐体とは、1つの辺縁部において、互いの角度を調整可能かつ保持可能に接続されて、
前記第1の状態は、前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを背中合わせに配置した状態であり、
前記第2の状態は、前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを同じ側を向けて配置した状態である、
請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項6】
前記配置状態検出部は、
前記辺縁部に、第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とがなす角度が、所定の範囲にあるかを検出する角度センサを備える、
請求項5に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項7】
前記第1の表示操作部を内包する筐体と、前記第2の表示操作部を内包する筐体とが、互いの筐体の上端の辺縁部で接続されて、
前記第1の表示操作部と前記第2の表示操作部とを前記第2の状態で配置した場合に、前記動作モード設定部は、前記第1の状態にある場合に前記第1の表示操作部に表示する画面の表示方向を、上下逆に変更する、
請求項5または請求項6に記載の商品販売データ処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばコンビニエンスストアにおいて、店員と客とが向かい合った状態で客が購入する商品の登録と、購入する商品に係る支払い(決済)とを行う対面レジと、客が自ら商品登録と決済とを行うセルフレジとが使われている。コンビニエンスストアにおいては、店員の作業負荷を低減するために、例えば店員が対応可能な場合には対面レジでの運用を行い、店員がレジ対応以外の作業をするなど人手が足りない場合にはセルフレジでの運用を行うことで、円滑な客捌きを行うことが望まれている。また例えば、酒類や店員による商品の取り扱いが必要なレジ横のファーストフード類を買う顧客が多い時間帯には対面セルフレジのみ稼働あるいは稼働台数を多くするなど、店舗毎に柔軟な運用ができることが望まれる。一方、表示装置の向きを、店員側と客側とで切り替えることができる装置が提案されている(例えば特許文献1,2)。
【0003】
特許文献1には、客側表示器の方向を店員側に切り替えることによって、店員側表示器の表示面積を拡大して表示量を増加させるキャッシュレジスタが開示されている。特許文献2には、客側に向けた表示装置に、商品登録情報とヘルプ情報とを表示させる情報処理装置が開示されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1と特許文献2において、表示方向を変更可能な表示装置が客側を向けられた際に、客からの操作情報を受け付ける機能については言及されていない。したがって、開示された構成のままでは、対面レジとセルフレジの機能をともに実現することはできなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、同じ機器を共用して対面レジとセルフレジとを変更することができる商品販売データ処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の商品販売データ処理装置は、商品販売に係る画面情報と、商品販売に係る操作指示を受け付ける操作子とを表示する第1の表示操作部と第2の表示操作部とを有して、前記第1の表示操作部または前記第2の表示操作部からの操作指示を受けて、商品販売に係る各種処理を実行する。商品販売データ処理装置は、配置状態検出部と、動作モード設定部と、を備える。配置状態検出部は、第1の表示操作部と第2の表示操作部とが、1方が店員の側を向いた状態で配置されて、他方が客の側を向いた状態で配置される第1の状態と、第1の表示操作部と第2の表示操作部とが、ともに客の側を向いた状態で配置される第2の状態と、のいずれの状態で配置されているかを検出する。動作モード設定部は、配置状態検出部の検出結果に応じて、第1の表示操作部と第2の表示操作部とに表示する画面情報と操作子とを設定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態のPOSシステムを構成する什器の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態のPOSシステムを、店員と客とが対面で使用する状態の一例を示す図である。
図3は、第1の実施形態のPOSシステムを、客が自ら使用する状態の一例を示す図である。
図4は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモード使用する際の、表示操作端末のレイアウトを説明する第1の図である。
図5は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモード使用する際の、表示操作端末のレイアウトを説明する第2の図である。
図6は、表示操作端末のレイアウトを検出する方法を説明する第1の図である。
図7は、表示操作端末のレイアウトを検出する方法を説明する第2の図である。
図8は、第1の実施形態のPOSシステムに用いられる表示操作端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図9は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用した際に、表示デバイスに表示されるGUIの一例を示す第1の図である。
図10は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用した際に、表示デバイスに表示されるGUIの一例を示す第2の図である。
図11は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用した際に、表示デバイスに表示されるGUIの一例を示す第3の図である。
図12は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用した際に、表示デバイスに表示されるGUIの状態遷移の一例を示す状態遷移図である。
図13は、第1の実施形態の表示操作端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図14は、第1の実施形態のPOSシステムが行う表示操作端末の配置状態検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図15は、第1の実施形態のPOSシステムを対面モードで使用した際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図16は、第1の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用した際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図17は、第2の実施形態のPOSシステムの概略構成の一例を示す図である。
図18は、第2の実施形態のPOSシステムを対面モードで使用する状態の一例を示す図である。
図19は、第2の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用する状態の一例を示す図である。
図20は、表示デバイスの向きを検出する第1の方法を説明する第1の図である。
図21は、表示デバイスの状態を検出する第1の方法を説明する第2の図である。
図22は、表示デバイスの状態を検出する第1の方法を説明する第3の図である。
図23は、表示デバイスの向きを検出する第2の方法を説明する第1の図である。
図24は、表示デバイスの向きを検出する第2の方法を説明する第2の図である。
図25は、第2の実施形態の表示操作端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図26は、第2の実施形態のPOSシステムをセルフモードで使用した際に、表示デバイスに表示されるGUIの一例を示す図である。
図27は、第2の実施形態の表示操作端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0009】
(第1の実施形態)
以下、図面を用いて、本開示の第1の実施形態であるPOSシステム10,12について説明する。POSシステム10,12は、例えば店舗等において、客が購入する商品を登録して、登録された商品の代金の決済を支援するシステムである。
【0010】
(POSシステムの概略構成)
図1から図3を用いて、POSシステム10,12の概略構成を説明する。図1は、第1の実施形態のPOSシステムを構成する什器の一例を示す図である。図2は、第1の実施形態のPOSシステムを、店員と客とが対面で使用する状態の一例を示す図である。図3は、第1の実施形態のPOSシステムを、客が自ら使用する状態の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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