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公開番号2025068814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178837
出願日2023-10-17
発明の名称車両検知装置および駐車制御装置
出願人林テレンプ株式会社
代理人個人,個人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20250422BHJP(チェック装置)
要約【課題】駐車車両をより正確に検知する。
【解決手段】車両を駐車するエリア内に測定用の波長を具備する測定波を照射し、照射した測定波の反射波を受信することで、当該エリア内に設けられた駐車スペースに存在する車両を検知する車両センサ110と、水滴を検知する雨滴センサ120と、車両センサ110の検知結果と雨滴センサ120の検知結果とに基づいて、駐車スペースに車両が存在するかどうかを判定する駐車判定部130とを有し、駐車判定部130は、雨滴センサ120が水滴を検知した場合、車両センサ110が測定波を照射してから受信するまでの時間が第1の時間内である検知結果を無効とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両を駐車するエリア内に測定用の波長を具備する測定波を照射し、該照射した測定波の反射波を受信することで、前記エリア内に設けられた駐車スペースに存在する車両を検知する車両センサと、
水滴を検知する雨滴センサと、
前記車両センサの検知結果と前記雨滴センサの検知結果とに基づいて、前記駐車スペースに車両が存在するかどうかを判定する駐車判定部とを有し、
前記駐車判定部は、前記雨滴センサが水滴を検知した場合、前記車両センサが前記測定波を照射してから受信するまでの時間が第1の時間内である検知結果を無効とする車両検知装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両検知装置において、
前記車両センサは、前記車両センサが前記測定波を照射してから受信するまでの時間が、前記第1の時間よりも長い第2の時間内である場合、前記駐車スペースに前記車両を検知したと判定する車両検知装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の車両検知装置において、
前記車両センサは、前記測定波として超音波を照射する車両検知装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両検知装置において、
前記第1の時間は、0.8~1.2msの範囲にある時間である車両検知装置。
【請求項5】
車両を駐車するエリア内に測定用の波長を具備する測定波を照射し、該照射した測定波の反射波を受信することで、前記エリア内に設けられた駐車スペースに存在する車両を検知する車両センサと、
水滴を検知する雨滴センサと、
前記車両センサの検知結果と前記雨滴センサの検知結果とに基づいて、前記駐車スペースに車両が存在するかどうかを判定する駐車判定部と、
前記駐車スペース内への駐車を妨げる防止部材と、
前記駐車判定部が前記駐車スペースに前記車両が存在していないと判定した場合、前記防止部材を、前記駐車スペースへの駐車を不可能とする形態に変化させる駐車制御部とを有し、
前記駐車判定部は、前記雨滴センサが水滴を検知した場合、前記車両センサが前記測定波を照射してから受信するまでの時間が第1の時間内である検知結果を無効とする駐車制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両検知装置および駐車制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、駐車スペースに設けられた部材を、駐車スペースへの駐車を可能とする形態と当該駐車スペースへの駐車を妨げる形態とのいずれかに制御する装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-174458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に駐車場に設けられた駐車スペースへの駐車を制御する駐車制御装置は、その駐車スペースに車両が存在するかどうかに基づいて制御されるものも多い。このような駐車制御装置は、センサ等を用いて駐車スペースに車両が存在するかどうかを判定している。しかしながら、降雨等によりセンサに雨粒が付着すると判定結果に誤りが生じてしまうおそれがある。測定波を照射し、照射した測定波が駐車している車両に反射した反射波を受信することで車両を検知するセンサを用いる場合、測定波を照射する照射部に付着した雨粒がレンズのような役割を果たしてしまい、照射部から照射された測定波が屈折して反射波を受信する受信部の方向へ直接照射されてしまうおそれがある。その場合、上述した特許文献1に記載されたような技術を用いても、車両が存在しなくても車両が存在するという誤った検知結果を出力してしまうおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、駐車車両をより正確に検知することができる車両検知装置および駐車制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両検知装置は、
車両を駐車するエリア内に測定用の波長を具備する測定波を照射し、該照射した測定波の反射波を受信することで、前記エリア内に設けられた駐車スペースに存在する車両を検知する車両センサと、
水滴を検知する雨滴センサと、
前記車両センサの検知結果と前記雨滴センサの検知結果とに基づいて、前記駐車スペースに車両が存在するかどうかを判定する駐車判定部とを有し、
前記駐車判定部は、前記雨滴センサが水滴を検知した場合、前記車両センサが前記測定波を照射してから受信するまでの時間が第1の時間内である検知結果を無効とする。
【0007】
また、本発明の駐車制御装置は、
車両を駐車するエリア内に測定用の波長を具備する測定波を照射し、該照射した測定波の反射波を受信することで、前記エリア内に設けられた駐車スペースに存在する車両を検知する車両センサと、
水滴を検知する雨滴センサと、
前記車両センサの検知結果と前記雨滴センサの検知結果とに基づいて、前記駐車スペースに車両が存在するかどうかを判定する駐車判定部と、
前記駐車スペース内への駐車を妨げる防止部材と、
前記駐車判定部が前記駐車スペースに前記車両が存在していないと判定した場合、前記防止部材を、前記駐車スペースへの駐車を不可能とする形態に変化させる駐車制御部とを有し、
前記駐車判定部は、前記雨滴センサが水滴を検知した場合、前記車両センサが前記測定波を照射してから受信するまでの時間が第1の時間内である検知結果を無効とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明においては、駐車車両をより正確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の駐車制御装置が具備する構成要素の一例を示す図である。
図1に示した駐車制御装置の外観図である。
図1に示した防止部材の取りうる状態の外観の一例を示す図である。
図1に示した駐車制御装置における駐車制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
図1に示した車両センサに水滴が付着した場合に測定波が照射される方向の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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